洗い立てのシャツを羽織るように、サラリと素肌にフィットする軽やかな質感のショートボブ。トップや前髪を長めに設定することで、短めレングスでも女性らしい仕上がりに。頬で揺れるバングや立体感のあるシルエット、ダメージをカバーするカラーリングで、ディテールにまでこだわった上質なラフスタイルを手に入れて。
リップラインのショートボブベースで顔まわりに軽さを加え、春らしい抜け感を演出。横顔がキレイに見えるよう後頭部はふんわりと、襟足はレイヤーでキュッと引き締めてメリハリのあるシルエットを作ります。パーマは大きめロッドで平巻きにして、毛先に動きをオン。全体がふくらんで見えないよう、顔まわりや襟足はピンパーマで自然なクセ毛風の毛流れに。オレンジ系に褪色した髪に対し、アッシュベージュを上から被せて、濁りのない透明な髪色を叶えています。
髪がウェットの状態で、ファイバー系ワックスを後頭部→サイドの順になじませて。その後、全体に手ぐしを通しながら地肌を乾かすようにドライ。後ろから前方向に乾かし、襟足や顔まわりも前方向に引っ張りながら乾かすと、ナチュラルな毛流れが作れます。全体が8割乾いたらもう一度少量のワックスをもみ込み、ラフさの中にツヤとまとまりをオン。カジュアルかつきちんと大人な仕上がりは、こなれ感のある着こなしをバックアップしてくれます。
スタイリスト/宮森貴志(ZACC vie) モデル/伊藤まな 文/永田未来(ichigo)
ZACC vie http://www.zacc.co.jp/salon/vie.php