自宅で簡単にできる髪の毛をサラサラ・ツヤツヤにする8つの方法をご紹介。シャンプーやトリートメント、ヘアオイル、ドライヤーの方法まで徹底解説します。美容師や美容のプロが選ぶおすすめのヘアケアアイテムもチェック。
- あなたの髪状態に合わせたヘアケアをプロが診断
- ◆髪の毛をサラサラにする8つの方法
- 髪の毛をサラサラにする方法①正しい髪の洗い方、シャンプーの選び方をマスター
- 髪の毛をサラサラにする方法②トリートメントを浸透させる
- 髪の毛をサラサラにする方法③ヘアオイルでパック
- 髪の毛をサラサラにする方法④正しい乾かし方をマスター
- 髪の毛をサラサラにする方法⑤朝晩のブラッシング
- 髪の毛をサラサラにする方法⑥アイロンを正しく当てる
- 髪の毛をサラサラにする方法⑦ナイトキャップで就寝時の摩擦をカバー
- 髪の毛をサラサラにする方法⑧生活習慣を見直す
- ◆ヘアケアに関するよくある質問
- ヘアケアの最新記事一覧
あなたの髪状態に合わせたヘアケアをプロが診断
「髪も皮膚の一部」ということから髪の研究をスタートし、大手AGA専門クリニック院長に就任。
AGA発毛統括指導医としても活躍後、毛髪専門のDr.eCLINICを設立。2016年2月より「オラクル美容皮膚科」院長、「AGAスキンクリニック」「東京ビューティクリニック」顧問医に就任。美容医療と発毛医療の分野で経験した統合的な美容のエキスパートとして活躍中。
髪は、見た目印象を決める大きなチェックポイント。ちゃんとケアしているつもりなのに、バサバサ、ゴワゴワ……。心当たりがある人は、お手入れ方法が間違っているのかも? 髪のプロがあなたの髪状態をズバリ診断します。さあ今すぐチェック!
◆髪の毛をサラサラにする8つの方法
髪の毛をサラサラにする方法①正しい髪の洗い方、シャンプーの選び方をマスター
正しいシャンプー方法
「丁寧に洗ったつもりでも、実は生え際に洗い残しがあったりと多くの人がきちんと洗えていません。できればシャンプーのときは、腹指を頭皮にしっかりつけ、生え際から頭頂部、もみあげ、襟足までを下から上に指を動かすように洗いましょう。また、すすぎの時間はシャンプーと同じ時間を目安に。しっかりお湯を地肌に通すイメージで流してください」(RYOさん)
1. ブラッシングで汚れを浮かせる
2. 40度前後のお湯で予洗いをし、髪に水分を届かせる
3. シャンプーをゆるめて頭皮に塗布する
指の腹を使って、生え際から頭頂部にむかってもみこむよう動かす
4. 側面、襟足から頭頂部へ
指を開いて、指腹を地肌にあて下から上へリズミカルに動かして洗うと血流も促されすっきり爽快感も
すすぎは時間をかけて丁寧に。シャンプー剤が残ってしまうと頭皮トラブルやニオイの原因に。
シャンプーのポイント
「髪は泡だけで十分汚れが落ちるので、髪はゴシゴシ洗わず、頭皮を洗うイメージで洗いましょう。頭皮がよい状態になると健康な髪が生えます」(AYAMARさん)
シャンプーのおすすめの選び方
洗浄力が優しいアミノ酸系シャンプーを。
「アミノ酸系のシャンプーなら洗浄力が優しく髪と頭皮に負担をかけないのでおすすめです。見た目が透明のものは洗浄力が優しいものが多いです」(AYAMARさん)
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イイスタンダード シャンプー 250ml¥3080/SUNTEC
95%以上※が美容成分。低刺激性洗浄成分使用。
※洗浄成分を除く
髪の毛をサラサラにする方法②トリートメントを浸透させる
トリートメントを浸透させるには?
トリートメントは、髪を6分割して指でアイロンをかけるように入れ込む。「5分放置し浸透させて」(君島さん)
洗髪後、頭皮と髪を冷水で30秒間冷やして引き締め。「コシが高まり、温冷刺激で頭皮の血流もアップ」(君島さん)
週2~3回のヘアマスクもおすすめ
「マスクはシャンプー後の濡れた髪に毛先を中心になじませます。その際、コームを通して均一になじませ疑似キューティクルを作ります。週2〜3回のケアで、ダメージを受けた髪が艶やかで指通りのよい状態に復活しますよ」(RYOさん)
髪の毛をサラサラにする方法③ヘアオイルでパック
自身の髪トラブルを克服した経験をもとに美髪のための基礎知識やセルフケア方法をわかりやすく発信。雑誌、テレビ、講演など多方面で活躍中。現在は韓国に在住。韓国の美容情報にも詳しい。
「艶のない髪の原因は、油分不足による乾燥が原因のことも。髪のパサつきが気になるときは、オイルパックをすると、劇的に髪の毛の質感がかわり髪の内側からにじみ出るような艶がよみがえります。やり方も簡単。ヘアオイルを乾いた髪にふんだんに使い、そのまま15分ほどタオルで巻いておくだけ。その後は通常通りシャンプーをしてください。私は、帰宅してからすぐにオイルをつけて、お風呂に入るまでの時間を利用してパックをしています。傷んだ髪が驚くほどしなやかに、まとまりがとてもよくなりおすすめです」(田村さん)
オイルパックのやり方
⒈ 乾いた頭皮にオイルをまんべんなくなじませる
オイルは、100円ショップなどにあるドレッシングボトルなど、先のとがったプラスチック容器に詰め替える。分け目を各所でしっかりとつくり、頭皮全体にオイルをなじませる。
⒉ 髪の毛にもオイルをしっかりと浸透させる
頭皮全体にしっかりとオイルが行き渡ったら、髪の毛一本一本にしっかりとオイルをなじませるように塗布。さらに手でも揉み込んで15分置いたらシャンプーを。
オイルパックにおすすめのヘアオイルはこちら
OSAJI ヘアオイル 30ml ¥2090/OSAJI
サラサラとツヤめく髪へ導くボタニカルヘアオイル
高品質なホホバオイルや椿油をベースに、植物由来のダメージケア成分を配合。傷んだ髪を補修しながらパサつきや広がりを防ぎ、艶やかで指通りの良い髪を叶える。
「オイルは髪と頭皮になじみがよい、天然オイル100%のものがベスト。椿オイル、 ホホバオイル、アルガンオイルなどもよいでしょう。また食用オイルは、髪に使うとニオイやかゆみのなることもあるので避けるようにしてください」(田村さん)
美容のプロが選ぶおすすめヘアオイルはこちら
髪の毛をサラサラにする方法④正しい乾かし方をマスター
自身の髪トラブルを克服した経験をもとに美髪のための基礎知識やセルフケア方法をわかりやすく発信。雑誌、テレビ、講演など多方面で活躍中。現在は韓国に在住。韓国の美容情報にも詳しい。
毛髪診断士の資格を持ち、美髪のエキスパートとしてさまざまなメディアで活躍。大人の髪悩みを解決し、美髪へ導くヘアサロン「AMATA」の主宰。
タオルドライの正しいやり方
ぽんぽん叩いてタオルに水分を移して。
「髪をごしごしこすっている人が多いですね。タオルで髪を軽く叩くようにして、髪の水分をそっとタオルに移して」(田村さん)
ドライヤーを使った正しい髪の乾かし方
ストレートかパーマヘアかで使い分けて。
「まず根元や頭皮を乾かすこと。その後はストレートなら上から、パーマヘアなら毛先を丸めて乾かすとキレイ」(野口さん)
ドライヤーをかけるときのポイント
ポイント1. 根元→中間→毛先の順で乾かす
「水分は髪の根元から毛先に流れるので、必ず根元→中間→毛先の順でかけて。風は毛先に向かって当てること。逆だとキューティクルが開くのでNG」(AYAMARさん)
ポイント2. 髪がまとまらないときは"テンションドライ"を
「髪が広がりやすいorくせが出やすい人は、洗髪後、髪が半乾き状態になったら、引っ張りながら乾かす"テンションドライ"を。この段階でストレートを意識するのが大切」(Georgeさん)
指で毛束を挟んで、ドライヤーを上から当てる。根元から毛先に向かってくせづけるように乾かしていく。
毛先は指でくるっと内巻きにしながらテンションをかけ、3秒間ドライヤーを。これで毛先までまとまる。
ポイント3. 仕上げにドライヤーの冷風モードを使用する
仕上げにかけるとキューティクルが引き締まってツヤUP
「冷風には開いたキューティクルを引き締める効果が。温風と違って水分を飛ばしすぎずにきちんと乾かすこともできるので、冷風仕上げが基本」(美香さん)
美容師おすすめのドライヤーはこちら
もはや髪を乾かしたり、スタイリングするだけではない! 高機能ドライヤーが続々発売される中、自分に合ったものを選ぶのはひと苦労。そこで、髪のプロである人気美容師に、目的別におすすめのドライヤーを見立ててもらいました。
髪の毛をサラサラにする方法⑤朝晩のブラッシング
自身の髪トラブルを克服した経験をもとに美髪のための基礎知識やセルフケア方法をわかりやすく発信。雑誌、テレビ、講演など多方面で活躍中。現在は韓国に在住。韓国の美容情報にも詳しい。
ブラシは朝と夜、それぞれの用途に適したものをチョイス
「朝のブラッシングは、静電気の起こりにくい天然毛のブラシで頭を優しく撫でるような感覚で行って。その際、より目が詰まったものを選んで。開いていたキューティクルが閉じて一定方向に整うことで、しっとり髪本来の艶がよみがえります。また夜のブラッシングは天然毛と先端が丸いナイロン毛をミックスしたブラシをチョイス。頭皮にも心地よい刺激を与え、毛穴に詰まった汚れも浮かびやすくなります」(田村さん)。
朝のブラッシング方法
⒈ 寝起きの絡んだ毛先をときほぐす
寝ている間の摩擦でもつれた毛先をほぐすためにブラシをもたない手で髪を支え、毛先から少しづつとかす。スムーズにブラシが通ればOK。
⒉ 地肌にブラシを優しくあて、艶をアップ
地肌にそってブラシをいれることで、天然の皮脂が髪全体に行き渡って自然な艶がでる。またマッサージ効果で頭皮の血行が促進。顔色もパッと明るく。
⒊ 表面の髪を上から下になでてキューティクルを整える
開きっぱなしのキューティクルを閉じるため、毛先に向かって髪表面をなでるようにブラッシングする。全体が美しい艶髪に整う。
夜のブラッシング方法
夜のブラッシングは、汚れを落とすために行います。髪に付着したほこりなどの汚れはもちろん、頭皮を刺激して不要な角質や皮脂汚れを浮かすのが目的。「力はいれすぎず、優しく、細かく行うのが基本です。まずは毛先からとかして、付着したほこりや絡みをほぐします。さらにブラシを使って地肌に軽くあててとかしあげましょう。ポイントは、"下から上へとかす"こと。毛流れに逆らって、はえぎわから頭頂部に向かってとかし上げるといい刺激に。ちょうどポニーテールを作るようなイメージで、2〜3回行うと毛穴周りやその奥に詰まった皮脂や角質を浮かせたりかき出すことができ、頭皮もすっきりしますよ」(田村さん)
髪の毛をサラサラにする方法⑥アイロンを正しく当てる
幅広い年齢層に支持される人気ヘアスタイリスト。高いカット技術とおしゃれセンス、そして豊富なカラーリング知識でお客様の髪を美しくデザイン。
4段階に髪を分けて160℃をベースに当てる
「髪を大きい束にして当てると熱が伝わりにくく傷みの元に。頭頂部から髪を4段階に分けて少しずつ束にして当てて。温度は160℃をベースに」(AYAMARさん)
アイロンは髪が濡れた状態での使用NG
「髪が湿っている状態でヘアアイロンをかけてしまうと、とてもダメージが大きいです。きちんと乾かした状態で使いましょう」(小走さん)
髪の毛をサラサラにする方法⑦ナイトキャップで就寝時の摩擦をカバー
シルクビューティナイトキャップ オープン価格/コジット
シルク100%でサラリとしたつけ心地
就寝時の髪を包み込み摩擦や外敵刺激から守る。
「就寝時にも髪のダメージはあるんです。たとえば寝返りや体制が変わることで摩擦がおき髪を傷めたり、髪と髪が絡まったり。ナイトキャップなどで防ぐのもひとつの方法です」(RYOさん)
髪の毛をサラサラにする方法⑧生活習慣を見直す
自身の髪トラブルを克服した経験をもとに美髪のための基礎知識やセルフケア方法をわかりやすく発信。雑誌、テレビ、講演など多方面で活躍中。現在は韓国に在住。韓国の美容情報にも詳しい。
発毛治療のほかに、頭髪に関する悩み(抜け毛・薄毛・白髪など)から更年期・女性ホルモンなどを専門としている。女性が抱える悩みに寄り添い、精神と身体の両面からケアする懇切丁寧な診療で多くの女性から高い支持を得ている。
「しっかりケアをしていても効果がでないなら、原因は日頃の食生活にあるかもしれ ません。無理なダイエットが髪のはパサつきや細毛を招くことも。まずは3大美髪フードであるたんぱく質、ミネラル、発酵食品を積極的に取り入れてみて下さい。確実に艶髪へと変わっていくはずです」(田村さん)。「髪は健康のバロメーターともいわれています。まずはしっかりとした食生活、そして十分な睡眠。安定した日々があってこそ、美しい髪は育ちます」(浜中先生)
◆ヘアケアに関するよくある質問
自身の髪トラブルを克服した経験をもとに美髪のための基礎知識やセルフケア方法をわかりやすく発信。雑誌、テレビ、講演など多方面で活躍中。現在は韓国に在住。韓国の美容情報にも詳しい。
発毛治療のほかに、頭髪に関する悩み(抜け毛・薄毛・白髪など)から更年期・女性ホルモンなどを専門としている。女性が抱える悩みに寄り添い、精神と身体の両面からケアする懇切丁寧な診療で多くの女性から高い支持を得ている。
幅広い年齢層に支持される人気ヘアスタイリスト。高いカット技術とおしゃれセンス、そして豊富なカラーリング知識でお客様の髪を美しくデザイン。
tricca 銀座 スタイリスト
大胡貴洋さん
ヘアケアマイスター、オージュアソムリエのライセンスを持ち、的確な美髪ケアのアドバイスを行う。
Q. 30代に入ると髪に艶がなくなるのはなぜ?
「これまでのカラーリングやパーマに加えて、紫外線や乾燥など日々のダメージが蓄積することで30代になってから髪がパサついたり、うねりやすくなったと悩む方が多いですね」(八島さん)。
「豊かな艶髪には、女性ホルモンと男性ホルモンがバランスよく分泌していることが大切。けれど公私で忙しくなる30代は、食生活やライフス タイルの変化によって、ホルモンバランスがアンバランスになりがちです。当然、髪もパサつきやすくなります」(田村さん)
「年齢を重ねて髪が薄くなったり、うねりが出たり、パサつきなどの乾燥に気づく。 しかし髪は死んだ細胞なので、髪そのものを改善したいと思ったら、アプローチすべきはその髪が生えてくるベースである頭皮なのです。気づいたときにはすでに進行しているので、ケアはもっと前からやっていただきたいのです」(浜中先生)
Q. 年齢とともに髪が細くなったように感じる理由は?
「肌と違い、髪についてはある日突然エイジングに気付く方が多いですよね。ですが、女性ホルモンと密接に関係する髪は、肌と同じように女性ホルモンの分泌量がピークを過ぎる30代あたりから、血液の循環や皮脂分泌が低下し、少しずつエイジングが進んでいるのです。髪が痩せてきたように感じるのは錯覚ではなく、本当に髪の一本一本が細くなっているのです。 髪が薄くなったり、うねりが出たり、パサつきや乾燥などのトラブルに気づいたときにはすでに髪のエイジングが進行している状態です」(浜中先生)。
Q. カラーを繰り返すと髪の傷みが激しくなる気がする。定期的に休むべき?
「最近のカラー剤はトリートメント効果があるものが多く、カラーリングをするから髪が傷むとは一概にはいえません。それよりも何もケアをしていない状態が長く続くほうが問題です。ホームケアを怠らないなど髪に対して十分に手をかけるようにしてあげてください」(八島さん)
Q. 出産が髪のパサつきや細毛に影響するって本当?
「本当です。これも女性ホルモンと関係します。ただし、産後の抜け毛は一時的なもの。髪が生えてくるベースで頭皮をきちんとケアしておけば問題はありません」(浜中先生)
Q. パサついた髪をサラツヤにする裏技って?
「洗い流さないトリートメント→洗い流すトリートメント→シャンプーと通常のヘアケアを逆の順でしてみて。洗髪中の髪のこすれが防げて髪がサラツヤに」(AYAMARさん)
Q. 枝毛はカットしなくても元に戻る?
「枝毛は残念ながら修復は不可能。ヘアクリームなどの保湿剤をつけてしっとりさせれば、見た目のカモフラージュは可能です」(大胡さん)
Q. 根元のうねりはどうすればいい?
「髪が乾く前に、形状を整えるのが大切。乾かす段階でうねりをのばすように意識し、手ぐしを通すように毛束を引っ張りながら乾かしましょう」(小走さん)
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編集部
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