肌が冴えないのも、やる気が起きないのも「脳疲労」のせいかも?! そこで、お出かけ中でもできるお疲れ脳のリカバー法をお届け!
今日から始められる
お疲れ脳を元気にする新習慣
おくむらメモリークリニック 院長
奥村 歩先生
脳神経外科医。クリニックの「もの忘れ外来」には全国から多くの人が来院。これまでに10万人以上の脳を診断。
くがやこころのクリニック 院長
久賀谷 亮先生
精神科医。イェール大学で先端脳科学研究に携わり、米国でクリニックを開業。マインドフルネスを治療に取り入れる。
Biople by CosmeKitchen ディレクター
谷口智美さん
海外でスローライフを経験。フード、インナーケア、コスメなど世界のオーガニックアイテムに幅広い知識を持つ。
おうちで、外で、すぐできる。
脳疲労リカバーのための21Tips
外出先編
11
信号待ちのときに空を見上げてみる
「立ち止まったら下を見ずに、空を見上げてみましょう。『常にある空』の偉大さや雲の情景に癒やされ、ポジティブに」(久賀谷先生)
12
足の裏の感覚に集中しながら通勤する
「靴を履いていても砂利の存在がわかるほど、足の裏の感覚は鋭敏。その感覚に意識を集中して歩いているだけでマインドフルネスに」(久賀谷先生)
13
電車の中では好きな音楽を聴く
「好きな曲はその世界に浸れ、思考の堂々巡りを断ち切るのに効果的。気がかりやイライラで浅くなっていた呼吸も次第に普通に戻り、表情もリラックス」(久賀谷先生)
14
メイク直しをするときに鏡で自分の顔を見る
「鏡で自分の顔を見ると我に返り、とらわれていた思考から解き放たれます。メイク直しの必要がない在宅ワークの日も時折鏡を見ることをおすすめします」(久賀谷先生)
15
マスクをつけたとき・外したときの変化を感じる
「マスクを外したとき、外の空気に肌が触れる感覚をしっかり感じ取れば、脳疲労のリセットに」(久賀谷先生)。つけるときは心地よい香りのミストスプレーを使うのも◎。
マスクスプレーとしても使える、ハーブやスパイスの香りのミスト。アロマミスト アロマディグニティ 50ml ¥2420/エトヴォス
16
手のひらに太陽をあてる
「日差しを浴びることは、幸せホルモン分泌のカギ。とはいえ美肌を守るためにはUVケアは必要ですから、1日に5分、手のひらを太陽に向けるだけでOKです」(奥村先生)
肌によい影響を与える赤色光は透過させる、ポジティブなUVケア。B.A ライトセレクター SPF50+/PA++++ 45g ¥12100/ポーラ
17
ブレイクタイムにCBD補給
「疲れたとき甘いものやスナック菓子に手を出すと脳疲労がますます悪化。CBDを補給できる、脳に優しいおやつを」(谷口さん)
1粒でCBDを10mg摂れる。おいしくてアタマすっきり。gron ブラックベリー CBD グミ 50mg ¥1814/ビープル バイ コスメキッチン
18
コーヒーも紅茶もまずは香りを楽しむ
「コーヒーや紅茶を飲むときは、まずは香りを楽しんで。鼻を通り抜けていく香りに意識を向けることで、脳が再起動。スムーズに気分転換できます」(久賀谷先生)
19
好きな色のネイルで出かける
「お気に入りの色が指先にあれば、ことあるごとに眺め、マインドをリセットできます。ポジティブな色ならなおいいですね」(久賀谷先生)
アタマの切り替えに効く、みずみずしいレモンイエロー。コンスピキュアス ネイルカラー 34 ¥3850/アンプリチュード(8/4発売)
20
高いところに登ってみる
「考えすぎて疲れたときは、ビルの屋上など高いところに登ってみましょう。広々とした景色を眺めることで、フォーカスしすぎていた脳が解放されます」(奥村先生)
21
目的地は一緒でもルートを変えてみる
「好奇心、冒険心を持つことは、最高のニューロビクス。いつもと違う道を通ってドキドキしたり、新しいお店を見つけてワクワクするだけで、脳にとって新鮮な刺激となります」(奥村先生)
MAQUIA9月号
イラスト/德丸ゆう 取材・文/小田ユイコ 構成/吉田百合(MAQUIA)
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