「MAQUIA」4月号では、太り方を3つのタイプに分け、「あと1ヶ月で痩せるダイエット」特集を掲載中。今回は太もも&ふくらはぎがパンパンで、気になるパーツが痩せにくい「筋肉太りタイプ」に最適なダイエット法を紹介します。
【お話を伺ったのは…】
ボディワーカー 森 拓郎さん
rinato代表。モデルや女優など、体を資本とする女性を中心に足先から顔までのボディメイクを指導。
睡眠コンサルタント 友野なおさん
睡眠を改善して10kg以上のダイエットに成功した経験を持つ。著書に『きょうの睡眠ダイエット』など。
渋谷DSクリニック 林 博之先生
医学博士。渋谷院院長。極端なダイエットに警鐘を鳴らし、健康を損なわないダイエット法を提唱・指導。
※ご紹介する施術には、効果と感じ方に個人差があることをご了承ください。
体重の変化が1㎏弱とはいえ、お腹周りが4㎝減ってお尻の位置も上がった! 前ももとふくらはぎの張りが改善され、太もも1㎝のサイズダウンに成功。
立ち方・歩き方
クセを直すためのトレーニングから
「太ももの前側や外側などが筋肉でパンパンになってしまうのは、立ち方や歩き方が間違っているから。筋肉を鍛えるのではなく、日常動作のクセを見直すトレーニングが必要です」(M)
横から見たとき頭、胴体、骨盤の中央に1 本の串が通っているのが正しい立ち方。膝は伸ばし切らずほんの少し力を抜く。
歩くときは足の指先で地面をしっかり蹴る。おへその少し下から前に向かって歩くイメージ。
内ももとお尻の筋肉を使って歩く訓練を
骨盤を平行に保ったまま後ろ足の蹴る力で歩き出す方法を森拓郎さんが伝授。自然と姿勢も良く。
脚上げ練習で正しい歩き方のコツを覚える。壁に手をつき骨盤を平行に保ち、もも上げ×20回ずつ。
加圧トレーニング&ピラティス
スタジオ rinato
●東京都渋谷区恵比寿4- 9-11 恵比寿たかむらビル201号 ☎03(6455)7645 営11:00〜23:00(土曜は20:00まで) 休日曜・祝日
ストレッチ
骨盤ストレッチでゆがみをリセット
骨盤のゆがみは、姿勢や筋肉のつき方に影響するだけでなく、血行不良や冷えを呼び、脂肪が溜まる原因に。ゆがみをリセットできれば、酷使されすぎている筋肉とさぼっている筋肉のバランスも整いやすい。
監修/渋谷DSクリニック
背筋を伸ばしてあぐらをかいたら、足の裏同士をくっつける。手のひらで左右の膝を外側に倒し、限界までいったら40秒キープ。
仰向けになって両膝を立てる。足は肩幅より広く開き、両手は体の横で手のひらを床に。
膝を内側に倒し、太ももの内側どうしをくっつけたら40秒キープ。腰が浮かないよう注意。
仰向けになって両膝を立て、肩幅ぐらいに開く。両手のひらを床につけてお尻を持ち上げ、1分キープする。
両脚を伸ばして仰向けになり、右膝を両手で抱え込む。つま先は軽く伸ばしておく。
右膝を左肩に近づけながら、左手で足首を手前に引き寄せて40秒キープ。反対も同様に。
仰向けになり、腰が浮かないように両膝を抱えたら、体を左右にゴロゴロと1分間揺らす。
フットケア
重心のクセを正して筋肉のバランスも美しく
正しい重心や姿勢を意識するのはもちろん、体で覚えるためにインソールや足パッドなどのアイテムも活用して損なし。「大山式ボディメイクパッドは負担なく足にフィット。正しく歩けていた気が!」(読者Sさん)
大山式ボディメイクパッド フォーレディ ¥1980/イースマイル
左右それぞれに合わせて作るオーダーメイドインソール。スーパー フィート カスタムフィットシリーズ オープン価格/フットケアラボ
食
ダイエットを意識した食は基本!たんぱく質は減らさないこと
たとえ筋肉太りでも、普通のダイエットと同じく食事の栄養バランスを見直すのは基本! 「また、今は使われてない正しい場所に筋肉をつけることが重要なので、筋肉が気になるからといってたんぱく質を減らさないこと」(M)
MAQUIA4月号
撮影/高橋依里(モデル) ヘア&メイク/榛沢麻衣 スタイリスト/福永いずみ モデル/菊地あやか(マキアビューティズ) イラスト/こさかいずみ 取材・文/国分美由紀 構成/山下弓子(MAQUIA)
【MAQUIA4月号☆好評発売中】