同じ「走る」「温める」でも、タイミングややり方などの選択で痩せ効果に大きな差が生まれているのを知っていましたか? どうせ同じことをするなら効率よくダイエットしたいもの。今回はDr.石原式の“痩せ習慣”を「MAQUIA」3月号からご紹介! クイズに答えながら正しい習慣を覚えて、毎日の生活から健康的&美しい痩せボディを目指しましょう。
教えてくれるのは…
医師 石原新菜先生
イシハラクリニック副院長。西洋医学、東洋医学をともに学び、日本人に合った美容や健康を提案している。『石原新菜的 やせるのは、どっち?』(小学館)ほか著書多数。
痩せる生活習慣どっちが正解?
何気ない生活&運動習慣も、注意して選べばぐぐっと痩せ効果がアップ!
Q1 走るならどっちが正解?
Q2 運動するならどっちが正解?
Q3 筋トレするならどっちが正解?
Q4 シャワーを浴びるならどっちが正解?
痩せる生活習慣、こっちが正解!
A1 朝ラン
「走ると交感神経が優位になり、体が緊張状態になって空腹を感じにくくなります。朝走っておくと、食事の量を無理なく抑えることができます」。また、通勤時間のウォーキングも充分な有酸素運動で血行がよくなるので、おすすめなのだとか。
A2 週2回ジムで筋トレ
キレイに痩せるには、燃焼しやすい体になるためのほどよい筋肉が不可欠。「ただし、使った筋肉が疲労から回復するには約一日かかります。有酸素運動は毎日でもいいのですが、筋肉量を増やす筋トレ的なものは週に2〜3回やれば充分です」
A3 筋トレの後にストレッチ
ストレッチでほぐしてから筋トレ、と指導するジムもあるけれど「筋トレの無酸素運動では、乳酸といった老廃物が溜まります。これはむくみ太りの原因になるので、その後にストレッチをして流すほうがベター。余計な老廃物が溜まりません」
A4 朝シャワー
熱いシャワーは「交感神経にスイッチが入るので、朝におすすめ。すっきり目が醒めるだけでなく、肩甲骨の周りの褐色脂肪細胞を刺激するので、体の“燃やすスイッチ”が入ります」。夜はゆったりバスタブ入浴でリラックス、が鉄則なのだそう。
Q5 温めるならどっちが正解?
Q6 セーブするならどっちが正解?
Q7 水を飲むならどっちが正解?
Q8 睡眠をとるならどっちが正解?
痩せる生活習慣、こっちが正解!
A5 腹巻き
「どちらもいい方法ですから、可能なら両方を。どちらか選ぶなら、臓器や血液が集中している腹部を腹巻きで温めるほうが、全身が効率よく温まります」と先生。「腹部の血液は1分で全身へと巡るので、腹巻きだと早くポカポカになり代謝UP」
A6 朝食を軽めに摂る
「夜は軽く、というのがダイエットの鉄則だけれど、現代的な生活を送っていると難しくないでしょうか? それに朝しっかり食べると排泄しづらくなるので、私は“朝食はりんご人参ジュース、夜はしっかり”に。それで健康的に痩せられました!」
A7 水はのどが渇いたら飲む
「モデルは1日2リットルの水を飲む」なんて伝説もあるけれど、それはむくみのもと。余計な水分を摂ると体が冷えるうえ、血行も悪くなってさらに老廃物が溜まる“むくみデブ”に。体の声に耳を傾け、のどが渇いたときだけ飲むのが正解です。
A8 規則的に毎日5時間睡眠
寝不足が続くと体が緊張し、むくみが加速、代謝も落ちて冷えてしまいます。「寝不足は体にいいことなし。また寝だめをしても、体への悪影響は帳消しになりません。時間が少なくても、毎日質のいい睡眠をとることが健康的な痩せへの近道です」
MAQUIA3月号
撮影/藤澤由加 イラスト/macco 取材・文/高見沢里子 企画・構成/吉田百合(MAQUIA)
【MAQUIA3月号☆好評発売中】