大人っぽいきちんと感とこなれ感を両立するほつれパーマのボブスタイル。パーツごとに細かくニュアンスを変えたパーマが、エイジレスな印象と垢抜け感を叶えます。パーマとカラーでしっかりと成立するスタイルなので、まとまりやすく、日々のスタイリングも簡単!
HOW TO MAKE
硬毛や毛量の多い人はボリュームが抑えられ、扱いやすくなるので特におすすめ!
【カット】
鎖骨上1cmくらいの長さでロブの長さに水平カット。表面のみ、角を取るようなイメージでレイヤーを入れて柔らかいシルエットを作ります。この時、厚みはしっかり残すように。前髪は眉下のラインに設定し、サイドにかけて長さが残るように逃しながらカット。前髪も同様に角を落とすようにレイヤーを入れ、パツッとさせすぎずふんわりするように調整します。
【パーマ】
パーマは大きめのリッジになるよう4段構成で巻いていきます。
・襟足:17mmのロッドで逆巻きに2回転
・耳上:20mmのロッドで逆巻きに2回転
・ハチ下中間:20mmのロッドで平巻き3回転
・ハチ上トップ:20mmでアップステムで中間巻き3回転
【カラー】
カラーはダークトーンの中にも透明感のある10トーンのオリーブグレージュをチョイス。髪が細い人や軟毛の人はカラーリングだけでOK。硬毛の人はハーフブリーチの後でカラーリングを。
STYLING(3minutes)
スタイリング剤は、抜け感のあるラフなニュアンスが生まれるシーソルト系のスプレーを使用。乾いた髪全体に揉み込みながらスプレーしていきます。トップの髪ともみあげだけ、立ち上げるようにスプレーし、動きをつけたら手ぐしでサッと整えて完成。
ARRANGE
スタイリング後、分け目をつけずに手ぐしでまとめてやや低めの位置でひとつ結びやおだんごにします。立ち上げたもみあげの髪や襟足のおくれ毛がニュアンスとなって、こなれ感のあるまとめ髪に。
このヘアを担当してくれたのは……飯作紗里さん(SYAN)
モデル/キャスリーン 文/アダチミカ
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