独自の感性で美容に向き合う小嶋さん。好みの香りについて聞いてみると、そこにもユニークな視点と唯一無二な美意識が潜んでいました。
小嶋陽菜の美の秘訣
H Beauty
今月のテーマは私が好きな香り
香り選びはギャップが大事。
意外性で“記憶に残る人”になる
ブランドでも香水のほかにキャンドルやディフューザーを展開していたり、香りものは人気のアイテム。私自身、香りは自分を演出するための重要なツールと思っていて、とても大切にしています。ファッションとメイクはコーディネートを意識しても、香りまでは……っていう人も多いと思います。だけど、香りって五感を通して人の記憶にダイレクトに残るものだから、セルフプロデュースする上で欠かせないもの。私が香り選びでこだわるのは“ギャップ”。フローラルやフルーティー系を好むように思われがちですが、一筋縄ではいかないような意外性のある香りをワザとつけるのが好きです。私が作る香りも“複雑さ”を意識していて、少しスパイスが利いた、甘いだけではない癖のある香りが多いんです。一番人気はボディクリーム。これもフローラルだけでなく、男性が使っても違和感がないようなマスキュリンな要素を感じられる複雑な調香になっています。香りに限らず、正反対のものが交ざり合って成立している人やモノに、どうしても惹かれてしまいます。
A「可憐な印象だけど、深みのある香り。サンダルウッドが入った香りに弱いんです」ミス ディオール オードゥ パルファン 50ml ¥14300/パルファン・クリスチャン・ディオール B「私が思い浮かべる抹茶の香りじゃなくて、逆にそれが新鮮でハマりました。ビターオレンジとウッディの組み合わせが独特」マッチャ 26 オード パルファム 100ml ¥37400/ル ラボ C「ブランドの中で一番好きな香り。ピュアで清潔感がありながら、どこか色っぽさを感じる。相反するバランスが♡」パフュームオイル -ローズブランシュ- 50ml ¥6490/Her lip to BEAUTY
MAQUIA 12月号
撮影/野呂知功〈TRIVAL〉 ヘア&メイク/河嶋 希〈io〉 スタイリスト/SHOCO モデル/小嶋陽菜(マキアモデル) 構成/火箱奈央(MAQUIA)
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