「MAQUIA」3月号の『牧野和世の幸運を引き寄せる香りの魔法』から、ユニセックスで楽しめる爽やかなフレグランスをご紹介。

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彼とシェアして距離を縮める
“お茶の香り”

教えてくれたのは...
KAZUYO MAKINO

ビューティプロデューサー・香水コーディネーター。香りで運命を操るエキスパート。

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Maison Margiela
静けさの中に、わずかな刺激。
洗練を極めた緑茶の香り

思い出のイメージや感動を香りに表現し、潜在意識に語りかける「レプリカ」フレグランスから。茶道にインスパイアされたこの香りは、清々しいグリーンティーの香りにキンモクセイやジャスミンをブレンド。ピンクペッパーが程よい刺激をもたらしつつ、最後はクリーミーなノートに包み込まれる。男性からも人気が高く、ユニセックスで楽しめる魅力的な香り。「レプリカ」オードトワレ “ティー エスケープ” 100㎖ ¥12000/メゾン マルジェラ トウキョウ

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R Fragrance
極上の紅茶とローズが響き合う
清々しくも芳醇で贅沢な香り

京都の東山に明治時代に建てられ、鹿鳴館を凌ぐともいわれたロココ調の館、「長楽館」でのアフタヌーンティーをイメージ。日本人の若手女性調香師が、日本に本物の香りを届けたいと立ち上げたブランドだけに、原料から徹底的にこだわり、日本の気候風土、文化に溶け込む香りを発信。砂糖がたっぷり入ったアールグレイを味わいながら過ごす、贅沢なひとときを。アール フレグランス ティー ブレイク オードパルファン 50㎖ ¥16500/フォルテ


お茶の時間のほっとする
気分をいつでも彼と共有

「寒い季節に彼とふたり、あったかいお部屋で丁寧に淹れたお茶を飲む。そんな時間もいいものですよね」

 という牧野さん。飲むことで体を温めてリラックスさせるお茶は、その心地よい香りにも癒し効果があるのだとか。

「男性でも女性でも、ジェンダーレスで使えるのがグリーンティーや紅茶をはじめとするお茶の香り。カップルでシェアするのにもぴったりです。ふたりで同じ香りを使う意味は、お互いに気持ちいい空間をつくることに。心を解きほぐすようなお茶の香りなら、ティータイムのほっとする感じをいつでもふたりで共有できそう。気持ちにゆとりがあると、人はやさしくなれるもの。たとえどちらかがカリカリしていても、『なんでそうなっちゃったのかな』と思いやる気持ちが芽生えたり、会話も温かいものになりそうですね」

 おすすめは、服の裾などからふわっと香らせること。「眠るとき、ふたりで足首につけるのもおすすめ」だといいます。バレンタインデー、ホワイトデーと続くこの時期、お茶の香りを贈り合ってみては?


MAQUIA3月号

撮影/山口恵史 スタイリスト/西崎弥沙 構成・文/巽 香 企画/吉田百合(MAQUIA)


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MAQUIA書影

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