ぽっこりお腹、垂れたお尻に太い脚……。おブス体型は全部、姿勢の崩れが原因だった!?瞬時に痩せ見えする美姿勢メソッドを教えます!今回は「MAQUIA」3月号から、美姿勢賢人の一人、谷英子先生が教える、体のゆがみを矯正するエクササイズを紹介します。
谷先生が教える美姿勢メソッド1
ゆがみをリセットして痩せ見え
骨盤や背骨がゆがむと、シルエットが崩れて太って見える! 骨格から正すメソッドで、美ボディラインを目指そう。
骨盤姿勢インストラクター 谷 英子先生
ウォーキングスタジオ「eikowalk」主宰。独自のウォーキングメソッドのほか、骨の並びを正して理想の体型を作り出す骨格エクササイズも多く考案。
骨の並びを整えて美しいボディラインに
「骨格の軸を作る『骨盤』や『背骨』にゆがみが生じると、体全体のバランスが崩れて、様々な不調をもたらします。もちろん代謝が落ちたり、ボディラインが崩れるなど、美容面にも大きく影響が!」と谷先生。そこで有効なのが「たて軸」と「よこ軸」のクロスバランスを整えるメソッドだそう。「『たて軸』で体の軸を中心に寄せてまっすぐな立ち姿勢を作り、『よこ軸』で上半身の重心を高く引き上げます。両面からアプローチすることで、背骨の配列が整い、骨盤が本来あるべき位置にリセット。継続して行うことで、骨と筋肉が正しい位置に『形状記憶』されるため、普段の姿勢が見惚れるほど美しくなりますよ♡」
基本
正しい立ち姿座り方はコレ!
日常の『立つ』『座る』の動作も見直すことで、さらに美姿勢に!
「耳・肩・太もものつけ根、外くるぶし」を結ぶラインが一直線かつ、床と垂直になっているのが理想的。
背筋に1本のポールが通っているようなイメージで上半身を伸ばす。骨盤を垂直に立てるのもポイント。
たて軸、よこ軸のクロスバランスを整える
たて軸
体の外側に偏ったバランスを中心に戻してまっすぐな立ち姿勢を作るメソッド!
かかとをつけ、つま先をにぎりこぶしひとつ半ほど開いて立つ。
脚の力を抜いて、腰を垂直にまっすぐ下ろす。この時、お尻が後ろに出すぎないように注意して!
太ももに手を置き脚を閉じる。手を太ももの外側からお尻を閉じるようにさすり上げる。同時にひざを伸ばす。
お尻と太ももの内側をしっかり引き締めて立つ。
お腹、内もも、足裏の親指側に重心を感じていれば、OK。この姿勢をキープしたまま、よこ軸のエクサへ!
よこ軸
上半身の重心を理想の位置に引き上げ!同時に、骨盤の前後の傾きもケアします。
たて軸のクロスバランスで作った姿勢で立つ。ひじを曲げて脇を締め、ファイティングポーズをとる。
両手を頭の後ろで組み、ひじを180度に開く。あごはこぶしひとつ入るくらいあける。
Check!
胸の開きと骨盤の位置を確認
肩甲骨を寄せて、胸が開いているのが正解。骨盤は前後に傾けず、しっかり立てること!
右手で左手首をつかんで、両手を上に伸ばす。30秒経ったら、今度は左手で右手首をつかんで同様に行う。
両手の親指が正面を向くように手を交差して組んで、頭上にまっすぐ上げる。
お腹と背中の緊張はゆるめずに、肩の力のみ抜いて、両手を体の脇にそっと下ろす。
「MAQUIA」3月号
撮影/玉置順子〈t.cube〉(モデル) 藤澤由加(仁香さん・物) ヘア&メイク/paku☆chan〈Three Peace〉(モデル) 林 由香里〈ROI〉(仁香さん) スタイリスト/中村美保(モデル) 阪本幸恵(仁香さん) モデル/泉 はる(ノンノモデル) 依吹 怜 取材・文/平田桃子〈verb〉 構成/清田恵美子(MAQUIA) 撮影協力/アワビーズ
【MAQUIA3月号☆好評発売中】
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