THE GINZAから年明けに新しい香水が発売になりました。このガラスの香水瓶を手にした時、香りを味わった時の気持ちをお伝えしたいです。
濃すぎて鼻を遠のけたくなるような香りとは無縁、主張しすぎないけれど品格がある香りに惹かれました。ラストノートの香りもうっと来るような強く濃く残ることはないので抵抗がないです。何日か使ってみて分かったのですがこの香水をつけた香りは生命力に満ちあふれる咲き始めの百合やプルメリアや白いお花が香りたつときのような感覚に似ているなと思いました。(百合やプルメリアと同じような香りという意味ではなく咲き始めの花の香りが自然でとても良い香りでそのくらいの香りが放たれる強さだということをお伝えいたしたくこの表現となりました。)つけた時間がとっておきの時間になるような仕草までもが丁寧になるようなそんな優美さがある香水に感じます。
ザ・ギンザ パルファム
20ml 40,000円(税抜)
ザ・ギンザ オードパルファム
50ml 18,000円(税抜)
※パルファムは、THE GINZA COSMETICS GINZA / 資生堂 ビューティ・スクエア/ SHISEIDO THE STORE /ザ・ギンザ 帝国ホテル店 / ザ・ギンザ オンラインショップ のみでのお取り扱いとなります。
◆ガラスのボトル
ガラスは素材として硬質ですが手にした印象が柔らかいのです。フランスのブランド、バカラの置物を見たときにもそんな風に感じた事ありませんか?硬いガラスがまろやかな印象を与えるあの感覚と同じです。このボトルを置くにふさわしい場所はどこかと家を見渡したくなるコスメを超えた美しい芸術品。パルファムのオーロラ色は宝石を見つめるような気持ちにもなりました。フタも本体も360度美しいです。
◆日本製・資生堂が作る香水の「らしさ」
文末に詳しく記しますがトップノートには国産スダチの天然香料を使用し、そのデザインには主張しすぎない奥ゆかしさを考慮していてその上品で日本らしさを感じる作りに感激しました。
◆香り
銀座に咲き誇る菩提樹(リンデン)の花を基調に、トップは国産スダチの天然香料がフレッシュに香り立ち、まるでフローラルブーケを身に纏うかのような癒しのミドルノートへ。 ラストは柔らかく深みのあるムスキーな香りが広がり、三温糖の軽やかな甘みにより心満たされる安らぎの時間へ。自身の内なる美しさがより極まり磨かれる、真実の香り。
◆ボトル・パッケージデザイン
ボトルデザインは、ブランドとしてのシンプル・ミニマルな世界観に加えて、単なるスクエアではなく、フレグランスならではの“ゆらぎ”を表現。
パルファムは、ゆらぎの表現をより可視化するため、その裏面の造形のみにオーロラ蒸着を施しました。スペクトルの反射によって面の角度で色が変わります。裏面にすることによって、手前からガラスやフレグランスを通して見る向こう側の面白さや魅力、主張しすぎない奥ゆかしさも考慮しています。精巧で繊細な美しいパルファムのボトルは、 全9工程におよぶ過程を日本の職人が一から手作業で製作しています。その製作工程は、 非常に綿密で、日本の伝統工芸とも言える技術の集大成であります。全9工程の中の磨きの工程だけでも5工程あり、半人工、口内摺り、研磨、すべてにおいてその道で長年の熟 練した職人たちの手作業で行われています。
ザ・ギンザ オードパルファム: https://www.theginza.com/ja_JP/fragrance_special.html
ザ・ギンザ オフィシャルサイト/オンラインショップ: http://www.theginza.com
オードパルファム製品ページ : https://www.theginza.com/ja_JP/002000995710000.html
パルファム製品ページ : https://www.theginza.com/ja_JP/002000995700000.html
<THE GINZA 旗艦店 店舗情報>
店舗名 :ザ・ギンザ コスメティックス 銀座
所在地 :〒104-0061 東京都中央区銀座5-9-15 銀座清月堂ビル
(画像は取材時にご許可を得て頂いております。)
プロ顔負けの美容マニア
得意な美容ジャンルは スキンケア。鋭い観察眼と豊富な経験をもつスキンケア通。コスメの発表会 セミナーレポートに定評あり。
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