乾燥、花粉、マスク摩擦、あらゆる肌トラブルの出発点は“乾燥（肌状態）”にある！
肌は水分と皮脂のバランスから肌状態やコンディションが左右されます。
飲料水不足（体内の水分量）、空気の乾燥、化粧水不足（スキンケア）など、あらゆる「水」が不足すると肌の水分量が低下し、肌から分泌される皮脂、保湿乳液やクリームが不足することで「水」を逃さないために保護する「油分」が足りず、水分が蒸散し乾燥を加速させます。
どちらか一つではなく「水分」「油分」のどちらもバランスよく補うことで肌状態が安定します。
冬は、空気が乾燥しているうえ、冷たい風やエアコンの風などによって乾燥を加速させます。
この乾燥した状態から、日々の水分や油分量が少ないと肌にあるバリア機能が低下し、微粒子の花粉や黄砂が付着することで炎症や痒み、肌荒れを招き、マスクの繊維による摩擦にも敏感になり肌トラブルや肌荒れを招きます。
こういった肌トラブルを招かないためには日々の水分と油分を補うことが大切です。
肌が不調な時は、肌に負担をかけないクレンジングを選ぼう！
スキンケアの中で一番最初に使用するものといえば「クレンジング」。
クレンジングは油性や着色料の入ったメイクアップ汚れ、外気汚れを落とす役割があります。
いくら良い化粧水や美容液、クリームを使っていても、肌に付着した汚れがきちんと落ちていなければ浸透しづらく、肌調子が整いにくくなるため「クレンジング」「洗顔」のステップはとても大切です。
・クレンジングタイプと特徴を知ろう
クレンジングには「オイル」「バーム」「ジェル」「ウォーター」「ミルク」「クリーム」などさまざまなタイプやテクスチャーのものがあり、洗浄力や洗い上がりの質感が違います。
【オイル】
クレンジングの中でも一番メジャーで油分の多いファンデーションやウォータープルーフのアイメイクまでしっかり落としやすいことが特徴。ただしアイテムによって肌に必要な皮脂まで落ちすぎてしまい乾燥を感じやすくなることも。
【バーム】
近年大人気のバームはオイルを固形状にしたもの。肌になじませるとオイル状に変化し、特徴はオイルと同じです。
【ジェル】
オイルやバームと違い、「水」を主成分に作られています。メイクに絡みつきしっかり落としつつ、肌に必要な皮脂を奪いすぎないアイテム。
【ウォーター】
ジェル同様水を主成分に作られている液体タイプ。液体なので使用量が少ないときちんと落としづらい、摩擦など肌の負担がかかることも。
【ミルク】
乳液のような質感で肌への負担が少ないアイテム。洗浄力優しいためメイクを落としにくい傾向があるのでミルクを使う場合は石けんで落とせるコスメを併用するのがおすすめ。
【クリーム】
クリームテクスチャーでミルク同様、肌への負担が少ない。洗浄力は優しいもののクリームが絡みつくことでメイクを落とし、しっとりした洗い上がりが特徴。
乾燥、花粉、マスク摩擦が気になる時は「ジェル」「ミルク」「クリーム」がおすすめ！
クレンジングの中でも「ジェル」「ミルク」「クリーム」がおすすめですが、以下のポイントからアイテムを絞ってみましょう。
①肌状態から選ぶ
・肌表面がカサつく、肌がゴワつく、なめらかな肌にしたい場合▷ジェルクレンジング
・洗顔後、スキンケアを塗るとピリピリするくらい乾燥がひどい場合▷ミルククレンジング、クリームクレンジング
②洗浄力の度合い
・ファンデーションやアイメイクをしっかり落としたい▷ジェルクレンジング、クリームクレンジング
・石けんでも落とせるコスメを使っている▷ミルククレンジング
③洗い上がりの質感の好み
・肌にうるおいを残したい▷ジェルクレンジング
・肌がしっとりする洗い上がり良い▷ミルククレンジング、クリームクレンジング
・クレンジングの使い方
(1)クレンジングを手に取る
ほとんどのクレンジングのパッケージには500円玉大やさくらんぼ大と書かれていますが、肌になじませると溶けて厚みが薄くなりやすく、肌の摩擦や刺激の原因となるので少し多めの量を手に取りましょう。
(2)ほお、おでこ、鼻、あごにのせて顔全体に広げる
(3)広い場所は指の腹を使いながら、大きく円を描くようにメイクになじませる
(4)細かな場所は指先の腹を使いながら、小さく円を描くようにメイクになじませる
(5)水またはぬるま湯で洗い残しのないように洗い流す
クレンジング時に強く肌をこするような洗い方をしないこと。
クレンジングをメイクになじませて汚れを浮かせ、乳化したら流しましょう。
「乾燥」「花粉」「マスク肌荒れ」でも使えるクレンジング3選
「乾燥」「花粉」「マスク肌荒れ」でも使えるクレンジング3選
肌にうるおいを残しつつすっきりとメイクも落とす「ファインビジュアル バイタルコンディショニング クレンジングジェル」
「ファインビジュアル バイタルコンディショニング クレンジングジェル」
「ファインビジュアル バイタルコンディショニング クレンジングジェル」はザラつきの原因となる古い角質や毛穴汚れをケアし、肌に必要なうるおいを残す洗い上がりのジェルクレンジングです。
「ファインビジュアル バイタルコンディショニング クレンジングジェル」
合成香料、合成着色料、鉱物油、石油系界面活性剤、パラベン、アルコールは不使用でグレープフルーツとオレンジのさわやかな柑橘系の香りです。
「ファインビジュアル バイタルコンディショニング クレンジングジェル」
テクスチャーは肌に広げるとやわらかいジェル状になり、メイク汚れもスムーズにからめとります。
「ファインビジュアル バイタルコンディショニング クレンジングジェル」
ファンデーション、アイシャドウ、マスカラ、アイライナー、リップもすっきりと落とし、さっぱりうるおいのある洗い上がりです。
【商品情報】
「ファインビジュアル バイタルコンディショニング クレンジングジェル」
内容量：100g
価格：3,960円
肌のゴワつきをなくしてなめらか肌にする「エリクシール クリアホットクレンジングジェル」
「エリクシール クリアホットクレンジングジェル」
「エリクシール クリアホットクレンジングジェル」は肌になじませるとじんわり温かい温感を感じ、ゴワつきやくすみをオフするジェルクレンジングです。
「エリクシール クリアホットクレンジングジェル」
ホットジェルテクスチャーは少しもったりとしていて、クレンジング成分と肌をなめらかにしながら保湿するシルキーマイルドクリア成分が配合されています。
ハーブとフローラルが合わさったようなリラックスできる香りです。
「エリクシール クリアホットクレンジングジェル」
メイクへの絡みつきもよく、落ちにくいマスカラもすんなりと浮かせるような洗浄力があります。
特に乾燥によって角質がごわごわする人におすすめで、角質をほぐして肌がやわらかくなりスキンケアの浸透も高まります。
「エリクシール クリアホットクレンジングジェル」
ファンデーション、アイシャドウ、マスカラ、アイライナー、リップもすっきりと落とし、ベタつきなどもないすっきりした洗い上がりです。
【商品情報】
「資生堂 エリクシール クリアホットクレンジングジェル」
内容量：180ml
価格：1,980円
商品提供：MAQUIAONLINE編集部
皮めくれや敏感肌を落ち着かせながらしっとりした洗い上がり「シーボン フェイシャリスト トリートメントマセ」
「シーボン フェイシャリスト トリートメントマセ」
「シーボン フェイシャリスト トリートメントマセ」は肌をなめらかに整えるうるおい成分の入ったクリームタイプのクレンジングです。
「シーボン フェイシャリスト トリートメントマセ」
スクワランやホホバオイル、トウキンセンカエキス、吸着型ヒアルロン酸などのうるおい成分によって肌のキメを整え、アラントイン（有効成分）によって肌荒れを予防することが特徴で、重すぎずベタつかないテクスチャーです。
「シーボン フェイシャリスト トリートメントマセ」
ある程度のメイクは落とすことができますが、ウォータプルーフの日焼け止め、マスカラ、アイライナー、ティントリップなどメイクアイテムによって落ちるスピードがゆっくりなので事前にリムーバーなどで落としておくのがおすすめです。
「シーボン フェイシャリスト トリートメントマセ」
肌がガサガサして荒れている時、しっとり感のある洗い上がり、肌を自然にトーンアップさせたい時におすすめです。
【商品情報】
「シーボン フェイシャリスト トリートメントマセ」
内容量：230g
価格：11,000円
いかがだったでしょうか？
クレンジングにもタイプによって特徴が違うので、肌調子が良い時も悪い時も使うクレンジングが同じな人、肌調子をなんとかしたい！と感じている人はぜひ参考にしてみてください。
エステティシャンおすすめコスメと美容法を伝授
自身の肌コンプレックスから美容業界へ進み14年目。メイクやスキンケアコスメが好きで、どういった特徴があるか、どんな肌タイプにおすすめかなどを見極めるのが大好き。その人の肌にあった美容法をマキアブロガーを通じて発信していきます。
