毎年過酷さが増している日本の夏。これまでのスキンケア正攻法では太刀打ちできず、この夏、肌のダメージに見舞われた人も多いはず。そこで、石井美保さんから皆さんへ、肌ダメージを労る残暑見舞いをいただきました。
この夏、いかがお過ごしでしたか?
ダメージタイプ別 石井美保さんの
残暑お見舞いスキンケア
紫外線を浴びまくった
日焼け&炎症タイプ
炎天下、アウトドアや屋外イベントで日焼け止めの塗り直しがままならなかったのか、夏ならではの開放的な気分も手伝い、紫外線対策が手薄になってしまったのか。どちらにしても肌に赤みやほてりが出てしまっている場合は、すでに炎症を起こしています。これを放っておくと、シミや色素沈着などエイジングが加速してしまいます。かといって、この状態での美白や攻めのケアは時期尚早。今必要なのは炎症を鎮めるケアです。鎮静効果のあるマスクや抗炎症成分配合の乳液やクリームのシンプルケアで、1秒でも早く肌を落ち着かせて。
【A】EKATO
バランシングジェルパック
「手で触れずに炎症を落ち着かせる“タッチレス鎮静”が可能に」。60分間で炎症鎮静を実現した炭酸ガスパック。10回分 ¥15400
【B】mgb skin
マグワートピュアトナー
「コットンに含ませ、4枚にさいて顔全体に貼って鎮静を」。突然の肌荒れを防ぐ。150ml ¥3300/MEGOOD BEAUTY
【C】シスレー
エコロジカル コムパウンド アドバンスト
「ツボクサ濃縮エキスで肌を鎮静」。肌本来の機能を高め、常在菌のバランスも整える。60ml ¥21450/シスレージャパン
【D】ラ・メール
ザ・モイスチャライジング フレッシュ クリーム
「ベタつかないのにしっかり油分の潤いで守ってくれます」。肌の水分と油分のバランスを整えて、肌をリカバリー。30ml ¥29150
「この先の肌トラブルを引き起こさないためにも炎症ケア&シンプルケアを」美保
腕時計や靴下部分が白く残っている!
ムラ焼けタイプ
顔に比べ、どうしても紫外線対策を怠りがちなボディ。まして腕時計や靴下など、毎日同じものを身に着ける習慣があると、ムラ焼けの原因になってしまいますね。こうなったら(本当はなる前からがおすすめですが……)、一刻も早くブライトニングケアを始めてください。ボディは、外気に触れて乾燥しやすいもの。ボディマスクで潤いをたっぷり与えたり、首からデコルテはブライトニングパックをしてみてください。近年は、ボディ用のブライトニングコスメも揃っているので、これらで積極的にケアをし、ムラ焼けを素早く回復させましょう。
【A】サボン
ブラック ボディマスク デッドシー
「のばして5分間放置し、洗い流すとくすみが一瞬で抜ける」。死海の湖泥が汚れを吸着してオフ。200ml ¥7480/SABON Japan
【B】アルブラン
ボディセラムクリーム
「なめらかにのび広がって、すぐに艶やかな肌に」。フェイスケアにも配合の成分を贅沢配合。(医薬部外品) 130g ¥3850/花王
【C】メナード
フェアルーセント 薬用ブライトニングパック
「クリームタイプの薬用パックは、私もデコルテケアで愛用中」。安定化ビタミンC誘導体配合。(医薬部外品) 110g ¥7700
【D】アネッサ
スキンセラム
「紫外線の蓄積を就寝中にケアできるのがいい」。夜のUVダメージケア。(医薬部外品) 180ml ¥2728(編集部調べ)/資生堂
「ボディにも積極的にブライトニングケアを取り入れるのが正解です」美保
MAQUIA 10月号
撮影/橋口恵佑 イラスト/平松昭子 取材・文/藤井優美〈dis-moi〉 構成/横山由佳(MAQUIA)
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