毎年過酷さが増している日本の夏。これまでのスキンケア正攻法では太刀打ちできず、この夏、肌のダメージに見舞われた人も多いはず。そこで、石井美保さんから皆さんへ、肌ダメージを労る残暑見舞いをいただきました。
この夏、いかがお過ごしでしたか？
ダメージタイプ別 石井美保さんの
残暑お見舞いスキンケア
汗や皮脂でニキビや肌荒れが出た
お疲れ敏感肌タイプ
紫外線による細胞ダメージで肌の活力が低下してしまっていることも考えられますし、汗の刺激や皮脂の酸化による刺激で肌荒れしてしまったり、ニキビが悪化してしまったのかもしれませんね。夏はとにかく肌がベタつくので、油分ケアを控えがちですが、このような肌状態のときは、水分と油分のバランスが崩れてしまっていることを疑ってみましょう。皮脂の“質”に着目し、ゆらぐ肌を整えるカネボウやトイロの化粧水でベースを整えてみたり、保湿力の高いキュレルのスプレーや、ベタつかずに保湿できる雪肌精で肌回復を図ってみてください。
【A】キュレル
ディープモイスチャースプレー
「肌荒れはすぐに手を打つと回復が早まります」。全身一気にセラミドケア。（医薬部外品） 150g ￥1980（編集部調べ）／花王
【B】カネボウ
スキン ハーモナイザー
「保湿しながら肌荒れの原因となる悪玉皮脂に対処」。複雑化する肌悩みをケア。180ml ￥5500／カネボウインターナショナルDiv.
【C】トイロ
バランシングドロップ
「生活習慣が乱れがちな30歳前後の肌不調に」。皮脂バランスを整え、バリア機能を強化。（医薬部外品） 120ml ￥3520／ファンケル
【D】薬用雪肌精
ブライトニングエマルジョン
「肌荒れ防止効果もあり心強い。潤い力抜群」。美白×肌荒れ防止のW効能。（医薬部外品） 140ml ￥4180（編集部調べ）／コーセー
「皮脂を抑えるのではなく、水分と油分のバランスを整えるのがカギです」美保
家に閉じこもりがちでなんとなくゴワつく
ジワジワ蓄積タイプ
ゴワつきの原因はいろいろとありますが、この場合、考えられるのは家にこもるがあまり動かなすぎか、冷房の冷えによって体のめぐりが悪くなっているから。めぐりが悪くなると、肌に必要な栄養が行き渡らず、肌のターンオーバーも乱れがちに。すると血行不良による顔色の悪さと、角質肥厚による透明感のなさが顕著になります。入浴で全身の血行を促進するのが解決の近道ですが、同時に炭酸系コスメを投入するのがおすすめ。パックや洗顔タイプで角質ケアをして。また、美容のプロにも愛用者が多い炭酸ミストも頼りになりますよ。
【A】レカルカ
モイストストロボシャインマスクBXC
「使う直前にシートと美容液を混ぜ合わせて炭酸を発生させるビタミンCマスク」。エイジングケア成分も豊富に配合。たった5分でOK。18ml×5枚 ￥8800
【B】エスト
AC ピュリファイ マッサージウォッシュ
「瞬時にめぐらせて顔の印象がすっきりします。夏の暑さでダラけた肌もシュッと整う感じ」。100％炭酸泡でマッサージもできる洗顔料。170g ￥4950
【C】ドクターメディオン
スパオキシデュアルジェルVCプラス
「3種のビタミンC×炭酸の効果で刺激なく、簡単にケアができる」。濃密泡だから首やひじのケアにも。100g ￥3850／メディオン・リサーチ・ラボラトリーズ
【D】MEGLY
#２ GLOW
「洗顔後肌のベースを整えるのに最適」。5種のビタミンC誘導体配合。2本セット ￥6600※MEGLY Starter Kit（デバイス・専用化粧水1本・炭酸ガスカートリッジ1本） ￥30000／MTG
「炭酸系コスメでめぐりをよくしてすっきりさせましょう」美保
![薬用雪肌精 ブライトニング エマルジョン[医薬部外品]](https://img-maquia.hpplus.jp/common/large/image/fe/fe27b7aa-546c-4358-94bc-78ac52dcb544-700x700.jpg)
MAQUIA 10月号
撮影／橋口恵佑 イラスト／平松昭子 取材・文／藤井優美〈dis-moi〉 構成／横山由佳（MAQUIA）
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
MAQUIA2024年9月21日発売号
集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア11月号の大特集は「これからも『私が主役』の美容でいく！」。通常版の表紙は鈴木えみさん、小嶋陽菜さん、与田祐希さんです。
