今年も新知見を搭載した魅力的なブライトニングコスメが続々と登場。自分の肌タイプにぴったりのものを見つけるために、友利先生がアドバイスしてくれました。今回は、皮膚が薄く炎症を起こしがちな「赤ぐすみ」タイプに最適なアイテムをご紹介。
私に“効く”相性抜群の新作はどれ？
くすみタイプ別 ぴったりブライトニングを探せ
赤ぐすみタイプ
知らないうちに炎症が“延焼”
「皮膚が薄くて刺激にも弱い肌は、毛細血管が拡張して肌に赤みが出ます。摩擦や刺激を抑えるのはもちろん、抗炎症成分を配合しているものやバリア機能を高めるものを」（友利先生）
ブライトニングの選び方
▶︎血管フォーカス
▶︎バリア機能
▶︎摩擦レス＆刺激レス
ほてった肌も鎮静する「フラルネ」
フラルネ ブライトラインが着目したのは、細胞が持っている炎症を未然に防ぐ力である“自己鎮静力”。炎症を引き起こす要因である炎症性指令成分の生成を植物エキスで抑制し、過剰なメラニンをコントロール。
フラルネ ブライトスカッシュ（医薬部外品） 200ml ￥5500／アルビオン（3/18発売）
シミの発生源へ先手必勝の「アスタリフト」
肌内部に炎症因子が発生するとメラノサイト幹細胞の分化が促進され、メラノサイトがさらに増えることを発見。独自のリポソーム技術でここにアプローチすることで、シミの発生源からケア。
アスタリフト ザ セラム ブライトニング（医薬部外品） 40ml ￥7150／富士フイルム（3/1発売）
シミのもとへ速く深く届く「HAKU」
シミができる肌特有のダメージ状態を徹底的に研究。4MSKとm-トラネキサム酸の2種の美白有効成分同時配合で、あらゆるシミ生成ルートに速く深くアプローチ。なじみのよさは秀逸！
HAKU メラノフォーカス EV（医薬部外品） 45g ￥11000（編集部調べ）／資生堂（3/21発売）
居座り赤みをマスクで鎮める「ホワイトショット」
炎症などの血管拡張要因は鎮まっているのに赤みが目立ってしまう“居座り赤み＝ストレス性血管エラー”に着目。美白有効成分PCE-DPと、肌あれを抑えるトラネキサム酸を配合して肌を鎮静。
ホワイトショット マスク QXS（医薬部外品） 18ml×7包 ￥7480／ポーラ
肌の奥から明るさを引き出す「ディオール」
エイジ リバースの発想をブライトニングケアに応用。グランヴィル ローズとホワイト ローズ、ビタミンC誘導体を融合した新成分配合。肌のあらゆる層の明るさ低下、色ムラの要因へ働きかける。
プレステージ ホワイト ラ クレーム ルミエール N 50ml ￥50600／パルファン・クリスチャン・ディオール（2/24発売）
シミの兆しも全方位でケアする「トランシーノ」
美白有効成分トラネキサム酸に加え、抗炎症作用に改めてフォーカスし、炎症に端を発して発生するシミの大元をブロック。さらに質感、肌印象へもアプローチして、全方位から透明感を高める。
トランシーノ薬用メラノシグナルエッセンス（医薬部外品） 30g ￥4950（編集部調べ）／第一三共ヘルスケア
菌発想ケアでくすみを払う「ディセンシア」
バリア機能や肌の透明感に重要な働きをする皮膚常在菌「透肌フローラ」が、抗炎症物質も産生している事実を発見。角層にごりの原因をここに見出し、“つるぷり”な透明感を目指す美容液。
ディセンシア ホワイトF／L コンセントレート（医薬部外品） 36ml ￥7150／ディセンシア（3/9発売）
内から透明感を引き上げる「ホワイトショット」
ストレスや疲れなどの刺激を受けると血液中のある炎症物質が増加し、肌の明るさが損なわれる事実をヒントに誕生。1日1本、おいしく、体の中から速攻で肌の透明感をサポートする。
ホワイトショット インナーロック リキッド IXS 30ml×10本 ￥6264／ポーラ
教えて友利先生！①
Q.やっぱり“効く”のは美容液？
A.成分をたっぷり配合しやすい
のは美容液です
「美白有効成分は水溶性のものが多いですし、ブライトニングをサポートする美容成分をたっぷり配合するには美容液形状のほうが入れやすいと言われています。まず1品取り入れるならやはり美容液がおすすめ。ですが、使い続けやすいことが何より大切です」
MAQUIA 4月号
撮影／橋口恵佑 イラスト／green K 取材・文／藤井優美〈dis-moi〉 構成／吉田百合（MAQUIA）
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
MAQUIA2024年11月21日発売号
集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア1月号の大特集は「絶対、失敗しない！ベストコスメ2024下半期」。通常版の表紙は有村架純さんです。
