名品コスメのテクノロジー開発の裏には、おたく魂あふれる魅力的な研究員さんの存在あり。今回は、1992年の誕生以来、愛され続けるあの名品のリニューアルを手がけた、コスメデコルテの研究員さんに注目。
その研究愛が名品コスメを生む!
おたく研究員さんの偏愛ライフ
美容ジャーナリスト
小田ユイコさん
美容記者歴30年のあいだ、化粧品メーカーの研究員を取材。優れた製品に隠された技術力を世に伝える。
ちっちゃなカプセルLOVE
おたく研究員 file4
コスメデコルテ
池田裕政さん
もともと肌があれやすく「なぜ?」と思ったのが皮膚研究に興味を持ったきっかけ。多くの人から肌あれのコンプレックスをなくしたいと、コスメデコルテを展開するコーセーへ。
1992年の誕生以来、人気を博し続けた元祖・モイスチュア リポソームはコスメデコルテの中で「孤高」の存在。
高濃度化してもリポソームが壊れないよう、原料の配合バランス、混ぜる力や温度、時間を最適化。その苦労を社内の他部署のスタッフも一丸となってサポート。
新・多重層バイオ
リポソームの美容液
第二の肌をつくるような新次元の潤い。洗顔後すぐのケアで乾燥をシャットアウト。リポソーム アドバンスト リペアセラム 50ml ¥12100/コスメデコルテ(9/16発売)
↑この美容液にも池田さんのおたく魂が
池田さんが処方開発を担当。肌の立体構造を立て直し、引き締まった肌に。リフトディメンション セラム 50ml ¥13200/コスメデコルテ
重責すぎるミッション、新リポソーム
今回のリニューアルにあたり、リポソームを根本からレベルアップ。主構成成分を植物由来のものに変更したうえ、製剤化の技術も進化。コスメデコルテ人気No.1美容液を進化させるのはプレッシャーとの闘いだったとか。
池田さんは「混ぜおたく」でもあり、実験のために多数のヘラを用意し使いこなす。
MAQUIA10月号
イラスト/長谷川まき 構成・文/小田ユイコ 企画/髙橋美智子(MAQUIA)
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