「MAQUIA」11月号では、予算に応じて、いつものお手入れにプラスし夏の疲れ肌を早めにリカバリーするアイテムをご紹介します。
\この時期の悩み、最新コスメで救います/
秋支度スキンケアは
肌悩み×予算別で選ぶ
暑さから解放されるこの時期、鏡を覗くとこれまでにはなかった肌トラブルがあちらこちらに勃発! こんなときこそ最新コスメの出番。予算に応じて、いつものお手入れにプラスし早めにリカバリーを。
美容家
小林ひろ美さん
美・ファイン研究所主宰。マキアをはじめ、多くの女性誌やTVなどで独自の美容テクニックを指南。プロ向けの美容セミナー、商品開発コンサルタントまで幅広く活躍中。年齢を重ねてもアップデートされる美肌は全女性の憧れの的。
インナードライが深刻化し
秋の肌は“かかと化”状態に
「夏の肌は汗やエアコンの影響で肌の水分が奪われるうえ、紫外線によって真皮層にもダメージを受けています。その結果、秋を迎える頃にはインナードライが深刻化。代謝も悪くなるため角質層も厚くなり、コスメの効きが悪くなっています」
と、秋の肌状態を教えてくれた小林さん。具体的にはどんな肌悩みが出てくるのでしょうか?
「乾燥の先にシワ、くすみ、シミ、たるみ、毛穴の開きといった5大悩みが待ち受けています」(小林さん)
だからこそ、肌不調が顔を出したらすぐにケアするのが正解。「基本は角質ケアでゴワつきを取り除いてターンオーバーの乱れを正し、オイルを使って流すなど、巡りをよくすることが大切。そして目元や口元などはクリームで保護し、乾燥対策を徹底しましょう」(小林さん)
さらに小林さんには、秋に起こりがちな肌悩みに対し、ケアのポイントを教えてもらいました。
小林さんの秋支度アドバイス
漫然とスキンケアをするのではなく、ちょっとしたコツでコスメの効きがグーンとアップ。毎日のスキンケアにプラスしてみて。
秋美白
静脈を意識して流し、“面”のにごりを一掃
「秋の肌はシミというより、乾燥や血行不良、代謝不全でくすみが一気に出てきます。だからこそ、静脈を意識した塗り方で老廃物をゴミスポットへと流し、巡りをよくして」
保湿&美白ケアのジェル状美白化粧水。「ひんやりとした感触で肌が鎮静します」(小林さん・以下同)。HAKU メラノディープモイスチャー(医薬部外品) 100g ¥4500(編集部調べ)/資生堂
1 コスメを多めに塗布し、こめかみからフェイスラインにかけて5秒間グググッと押す。3回繰り返す。
2 エラから親指1本分内側に親指を置き、中指で目頭下からこめかみ、耳の前、エラ下へ流す。
くすんだ!
シミが濃くなった?
秋美白
日焼け対策は万全だったはずなのに、なぜか肌の色が冴えない秋のはじめ。実は、暑さによるストレスや睡眠不足も肌の色に影響するもの。クリアな白肌を取り戻すためにも、この時期に美白ケアを積極的に取り入れて。
MAQUIA11月号
撮影/齋藤裕也〈t.cube〉(人物) 魚地武大〈TENT〉(物) ヘア&メイク/広瀬あつこ スタイリスト/程野祐子 構成・文/藤井優美〈dis-moi〉 企画/木下理恵(MAQUIA)
【MAQUIA11月号☆好評発売中】