乾燥がなかなか解消されない……原因は自分の乾燥タイプに合ったスキンケアができていないからかも!? 「MAQUIA」5月号に掲載中の『うるおいファーストのスキンケア』から乾燥タイプCHECKをピックアップ。
\私がご指導します!/
美容ジャーナリスト
小田ユイコさん
オールラウンドな美容知識で良品を見抜く審美眼はピカイチ。自身が敏感性乾燥肌であることから、保湿ケアには一家言あり。
自分にあった保湿ケアで
乾燥スパイラルから脱出を
自らの、そして多くの悩める読者の乾燥に向き合ってきた小田ユイコさんいわく、「せっかく保湿ケアをしているのに実を結ばないのは、自分の乾燥原因そのものを把握できていないからかも。自分の肌がどうして乾燥しているのかを知れば、正しい保湿ケアができ、乾燥知らずの美肌を手に入れられます」。
乾燥タイプは主に、お手入れ不足、バリア機能不全、代謝停滞の3つに分かれるそう。「お手入れ不足は、お手入れしているんだけれど、やり方が適当なために、肌のうるおい力が発揮されずに起こる乾燥タイプ。バリア機能不全は、免疫力がもともと弱く、またストレスの影響などを受けて肌がゆらぐことからくる乾燥タイプ。そして代謝停滞は、血流が悪く、肌細胞に栄養が十分に行きわたらないため、肌の生まれ変わりがスムーズにいかないことが由来です。また、紫外線、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、食生活の乱れなども乾燥のきっかけになるので留意して」
あなたの乾燥タイプはどれ?CHECK!
青、橙、赤のCHECK項目で、当てはまるものが多かった色が、あなたの乾燥タイプ。同数の場合はそれぞれの乾燥要因を持つので両方チェックを。
化粧水はチャチャッと、乳液やクリームは苦手。ガサツ&せっかち&面倒くさがりな人が陥りがちなこのタイプ。日頃の大胆なスキンケアが災いして、肌にもともと備わっているうるおいを維持するための天然保湿因子NMFが流出しやすくなっているかも。
ケアは…
いつものお手入れを見直して
乾燥スパイラルから脱出!
1 ステップごとの丁寧ケアでうるおいを閉じ込めて
2 洗顔後の一時しのぎケアでうるおい流出回避
3 朝はUV乳液で時短だけどしっかり丁寧なお手入れ
4 お味噌汁なら手軽に栄養素をカバーできる
乾燥、紫外線、大気汚染など外的刺激から守るのが、肌のバリア機能。うるおいを蓄えた角質層がバリア機能の役目を果たすが、うるおい貯蔵庫の細胞間脂質が不安定だったり、免疫力が低下することでバリア機能が脆弱化。もともと敏感な肌質の場合もこちら。
ケアは…
肌のバリア機能を強化する
立て直しケアを行って!
1 肌の底力を高めるブースターを投入
2 肌に触れるときはいつでもフェザータッチ
3 上を向いたお手入れでリラックス!
4 栄養豊富な甘酒でうるおいを育む
肌の生まれ変わりに必要なのは酸素と栄養で、これを運ぶのが血液。血行が悪いと、健常な肌細胞をつくるための素材を供給できず、結果としてうるおい不足の肌に。また不要な角質が溜まりゴワつきやくすみも。冷えやすい生活習慣や食生活をしていると陥りがち。
ケアは…
血流を促進して冷え解消!
代謝のいい体でうるおい肌に
1 リンパマッサージで詰まりを排出
2 炭酸湯につかって全身の血流をよく!
3 定期的な角質ケアで肌の停滞のもとをオフ
4 体の内からもじんわりポカポカ温めを
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MAQUIA5月号
撮影/藤澤由加(モデル) 橋口恵佑(商品) ヘア&メイク/榛沢麻衣 イラスト/村澤綾香 取材・文/白倉綾子 構成/山下弓子(MAQUIA)
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