「MAQUIA」3月号から、コスメ史を塗り替える傑作美容液と、その見どころをご紹介します。美容ジャーナリストの小田ユイコさんがいち早くナビゲート!
美容ジャーナリスト 小田ユイコさん
女性誌編集者を経て独立。本誌ほか多くのメディアで美容記事を執筆。美容記者歴25年の経験を活かし、コスメの進化をジャッジ。
一度使ったらやめられない!
朝晩の「基礎ケア」に
2017年は、コスメの長い歴史の中でも美容液の当たり年! テクノロジーの進化が成熟期を迎え、新機軸へ。その筆頭が、シャネルの「ブルー セラム」やコーセーの「ONE BY KOSE」のような、肌の不調をマルチに底上げする美容液。肌質を問わず、オーダーメイドされたかのように、自分の肌の弱点に寄り添ってくれる頼もしさが。
そしてなんといっても話題なのが、ポーラの「リンクルショットメディカル セラム」。シワを改善する効果が厚生労働省から認められ、医薬部外品として登場。コスメ史を塗り替える名品です。
美白美容液も新たな局面へ。ランコムの「ブラン エクスペールメラノライザー AIアドバンスト」も、資生堂の「ホワイトルーセント オンメーキャップスポッツコレクティング セラム」も、過剰なメラニンの生成を防ぐだけでなく、シミのもととなる炎症やターンオーバーまでケア。美白美容液でハリまでも実現できるようになった点が新しい。
目に見える手応えがあり、ストレスや睡眠不足に負けない肌になれるので、一度使ったらやめるのが怖くなる新美容液。美容液はもはや、効果の高い“基礎ケア”として、化粧水などと同様、外せないアイテムと言えます。