「MAQUIA」2月号では、顔筋コーディネーターのKatsuyoさんが顔のコリをとる「コリトル」を指南。額&あごほぐしや時間がない人でもすぐできる簡単ケア法をご紹介します。
顔筋コーディネーター
Katsuyoさんに教えてもらいました!
「スペリアルメソッド表参道店」主宰。施術はもちろん、顔筋診断や講演なども手がける。著名人のファンも多数。www.kty-method.jp
ここでほぐす!
コリほぐしで使う部位3
Katsuyoメソッドで使う大切なお道具が「手」。どの部分をどう使うか、自分の手で試してみて。
ほぐす時はジェルを使って。こちらはKatsuyoさんが開発。SUUマッサージ ジェル¥5000/スペリアルメソッド表参道店(KTYMETHOD)
1 人差し指の関節でピンポイント攻め!
ミリ単位のコリをぴしりとキャッチするとき便利なのが、人差し指の第2関節。目の周りやライダー溝などくぼんだ部分をほぐすときにも便利な、Katsuyo式ほぐしの基本パーツ。
2 第1~第2関節の“面”で広くプッシュ
頬のような、顔の中で比較的大きな面をとらえるのに便利なのが、第1〜第2関節の“面”の部分。3本の指に均等な圧がかかるようにすると、広く点在するコリがほぐせます。
3 第2関節のカドで広く、細かく!
額など面積の広いパーツのコリをまとめてほぐすときは、人差し指、中指、薬指の第2関節を使うのがおすすめ。細かいコリをとらえられ、しかもまとめて退治できるスゴ技。
徹底的にほぐしたい人は、Katsuyoさん開発のマッサージ棒を。
<左>プレッセ・ルヴェQ ¥48000、<右>プレッセ・ルヴェ ¥50000/スペリアルメソッド表参道店(KTY METHOD)
老けサインが出やすい順
1日3分!しなやか顔を生む「コリトル」実践編
毎日3分でいいので、気になるパーツをほぐしてみて。筋肉も肌もふっくら整って見違えるはず。
額ほぐし
女らしさの要・額を柔らかく
ふっくら丸みのある額は、女性らしさの象徴。ところが目を酷使したり考え込んでいるとコリやシワができ、額がゴツゴツと男性的な印象になるので要注意!
× 3set
細かいほぐしで硬さを消去!
眉頭上に人差し指の第2関節を当て、強めの圧で上へ1センチすべらせる。縦に3回行ったら指を横へずらし、5回行う。逆も同様に。
額を開いてふっくらつるすべに
続いて、眉頭の上に人差し指の第2関節を当て、横方向に外へすべらせる。指を少しずつ上にずらし、はえぎわまで行う。逆も同様に。
あごほぐし
マジメだと歪む、盲点のあご
考え込むと力が入るあごは、シワができたりラインがガタつきがちに。あまり意識が向かないけれど、マジメな人ほど硬くなっているので丁寧にほぐして。
× 3set
意外に痛いあごは
開いてほぐして
あごの先、フェイスラインの中心部分に両手の人差し指の第2関節を当て、しっかり押しながら開くように外方向へすべらせる。少しずつ指の位置を上にずらし、5回行う。
時間がない時はこれだけでも!
忙しい朝も、オフィスでも
“顔温め”でスイッチオン!
忙しくてじっくりケアができない時は、こんな“ちょい温活”を。顔の血流がアップし、温まって肌質も表情も柔らかくなります。朝起きてすぐ行えば、顔が温まってスキンケアの吸収もアップ。仕事の合間にちょこっと実践すれば気持ちにスイッチが入るなど、いいことずくめ!
神経が集中している耳の脇を人差し指の第2関節で上下にこする。10回行うだけでも、顔がカーッと熱くなるほどの温め効果が。
鼻の下に人差し指を当て、左右に軽くこするだけ。こわばりがちな口周りが温まり、表情がふんわりと柔らかくなる簡単テクニック。
人差し指、中指、薬指の第2関節を小鼻脇から眉頭まで沿わせるように当て、上下にグリグリ。動脈や静脈が刺激され血流アップ!
人差し指、中指、薬指の第2関節を額の上、はえぎわに押し当てて小刻みに動かしながら耳横までマッサージ。こった頭もすっきり!
MAQUIA2月号
撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木下 優〈ロッセット〉 モデル/中西麻里衣(マキアビューティズ) 構成・文/高見沢里子 企画/木下理恵(MAQUIA)
【MAQUIA2月号☆好評発売中】