後世に名を残しそうな画期的アイテムが勢揃いした2016年下半期。エキスパート3名が選んだ最先端スキンケアのハイライトを「MAQUIA」1月号から、お伝えします。
美容界の3大エキスパート
オダ・アベ・チトセが着目
スキンケア見どころ&使いどころ
2016年下半期
エイジングケアがまた進化した!
毎年、これ以上の進化はない、と思えるほど革新的なアイテムが登場するスキンケア界だが、2016年下半期は想像をはるかに超える、めざましい進化で3人も大興奮!
(左から)
美容エディター
松本千登世さん
女性誌各誌で美にまつわるエッセイを執筆。コスメ評論にとどまらず、女性の美しい生き方を啓蒙。
ビューティエディター
安倍佐和子さん
女性誌、WEBで美容記事を執筆しながらSNSで情報発信。長年に渡り美容業界のトレンドを牽引。
美容ジャーナリスト
小田ユイコさん
MAQUIAエディターを経て美容ジャーナリストに。創刊以来、マキアのベストコスメを見守り続ける。
【前回の記事】美のプロが語る2016年下半期のスキンケア見どころ&使いどころを見る>>
注目!
地球上のレアすぎる成分が
IN。スキンケアは
夢とロマンに満ちている
アベ 下半期、話題をさらったのは各コスメに配合された希少な成分。世界の津々浦々から、よくぞ見つけてきたな、という成分が配合されていて興味をそそられました。ジバンシイ“ランタンポレル”シリーズに配合された地球のマグマ付近でも生育できる細菌から抽出した成分とか。
オダ そんな極限の環境にも生物が?と感動しきり。まだまだ知らないだけで、地球はエイジングケア成分の宝の山なのかも。
チトセ 下半期はパーツケアものも大豊作でしたね。アイケアの当たり年と言われていた昨年をしのぐ勢い。
アベ スマートフォンなどによる目の酷使に着目し、皮膚だけでなく筋肉など、構造全体をケアするものが続々と登場したものね。
オダ THREEの鼻筋をすっきりさせる“バランシング Yラインオイル”や、輪郭を整える“バランシング アウトラインマスク”など、顔立ちをリメイクするようなものも面白い! もはや、スキンケアでケアできない領域はないくらい。
チトセ 事実、コスメの進化によって、日本女性の美しさのレベルがどんどん上がっていますね。あとは、いかに自分らしく、ストレスにならずにお手入れできるか。
注目!
時短したい人、手を
かけたい人、すべての女性
にキレイのチャンスが
アベ 今シーズンたくさん登場したスキンケアラインでじっくりお手入れするもよし、シャネルのクリーム“ラ クレーム ドゥース”のように化粧水のあと1品でお手入れが完了するもよし。
オダ 忙しい人も、ずぼらな人も、等しく皆がキレイになれる時代が到来したんですね~。
チトセ 女性がキレイになるのに正解はない。優秀コスメの選択肢の幅が広がるのはうれしいことですね。
(右)まぶたの筋肉のゆるみにもアプローチするアイクリーム。エピステーム アイパーフェクトショット 9g ¥6500/ロート製薬
(左)輪郭を引き締める伸縮性のあるパーツマスク。バランシングアウトラインマスク 2枚入り×10包 ¥6000/THREE
優雅な使い心地と、肌に悪とされる近赤外線を「利用する」新概念の先端技術にギャップ萌え。
(中)ランタンポレルローション 200ml ¥10000、 (左)同クリーム 50ml ¥21000、(右)同 アイ15ml ¥12000/パルファム ジバンシイ[LVMHフレグランスブランズ]
アベBest
1位
ポーラ
B.A セラム レブアップ
「肌に備わる自浄作用、今話題の『オートファジー』を活性化。いつものお手入れに1品追加するだけで、肌がフレッシュに生まれ変わる!」。40ml ¥13500
2位
SK-Ⅱ
R.N.A.パワー アイ クリーム
ラディカル ニュー エイジ
「みんなが感じていた、年齢とともに目がしぼむ感じ、実際そうだったところから実証。縦にも横にもぱっちりさせてくれます」。15g ¥11000(編集部調べ)
3位
アディクション
オイルクレンジング
アディクション
「肌になじませているときの厚み、洗い流しのキレなど、これまでとは一線を画すオイルクレンジング」。150ml ¥3500/アディクション ビューティ
チトセBest
1位
コスメデコルテ
iP. Shot
「iPS細胞の研究を取り入れ、エイジング現象を初期化するアプローチは画期的。あきらめていたほうれい線など深いシワにもハリをもたらしてくれます」。20g ¥10000
2位
SK-Ⅱ
R.N.A.パワー アイ クリーム
ラディカル ニュー エイジ
「目元の印象がくっきり立ち直っていく手応えに拍手。アイケアの新しい可能性を感じた一品」。15g ¥11000(編集部調べ)
3位
ベアミネラル
クレイカメレオン
トランスフォーミング クレンザー
「洗顔料でこんなに感動したのは久々。肌が生まれ変わったようになめらかになり、毛穴が気にならなくなります」。120g ¥3000
オダBest
1位
富士フイルム
アスタリフト
モイストローション
「ダメージコラーゲンを細胞が取り込み、フレッシュなコラーゲンに再生。話題の『オートファジー』を利用した最先端化粧水がこの価格とは、あっぱれ」。130ml ¥3800
2位
ポーラ
B.A セラム レブアップ
「いつものお手入れにこれ1品で『オートファジー』が活性化。マキア世代には少し敷居の高かったB.Aが身近に」。40ml ¥13500
3位
シャネル
ラ クレーム ドゥース
「化粧水のあとこれ1品でお手入れが完了。手抜きしている感覚は一切なく、むしろ肌を慈しむ充実感を味わえます」。50g ¥18000
MAQUIA1月号
撮影/長谷川 梓(座談会・物) 菊地泰久〈vale.〉(モデル) ヘア&メイク/榛沢麻衣(座談会) 中山友恵〈Three PEACE〉 スタイリスト/高垣鮎美〈LOVABLE〉(モデル) モデル/泉 里香 取材・文/小田ユイコ 構成/若菜遊子(MAQUIA)
【MAQUIA1月号☆好評発売中】