高温多湿な気候、そして空調による乾燥など、夏の日中はメイクがくずれる原因がいっぱい。「MAQUIA」7月号に掲載中の『くずれない毛穴レス肌のつくりかた』特集から、薄づきナチュラル派のベースメイクステップを紹介します。
過酷な夏のナチュラル美肌は薄膜とツヤがキーポイント
人気ヘア&メイクアップアーティスト中山友恵さんの
薄づきナチュラル派のくずれない毛穴レス肌づくり
薄い化粧膜を重ねていき、ピタッと密着させることがくずさないためのポイント。毛穴はあれこれ埋め込まず、引き締めワザ&発光ツヤで自然にカバーを。
コレさえあれば! 神5アイテム
【 高機能化粧水 】
潤いをチャージして化粧ノリのいい肌に
朝のスキンケアで最も優先すべきは保湿! 潤いで整った肌ほど、その後の化粧膜がしっかりと密着。潤い弾む肌を持続する。リポソーム トリートメント リキッド 170ml ¥10000/コスメデコルテ
How to Make-up
1
コットンに化粧水を含ませたら、顔全体に軽くすべらせて。まずは肌表面をなめらかに整える。
2
顔全体をコットンでパッティングする。風を送るイメージで上向きにたたいて、毛穴を引き締めて。
【 くずれ防止下地 】
頼れる下地を仕込んで皮脂テカをコントロール
下地は皮脂対策タイプを選ぶのが、簡単で賢い選択。少量を薄くのばしきることも重要!美肌が続く。マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース UV SPF25・PA+++ 25ml ¥2600(編集部調べ)/資生堂
How to Make-up
1
乾きやすいので、点置きは避けること。少量を指の腹に広げておいて、手早くなじませるのがコツ。
2
両頬、鼻、目まわり、口まわりの順番で、一気にのばしていく。内から外に向かってスーッと。
【 クッションFD 】
タッピング仕上げで生っぽい発光肌
くずれる季節こそ、薄膜仕上げのクッションタイプが活躍。手早くタップすれば、たちまち毛穴もキュッ。アンクル ド ポー ルクッション B30 SPF23・PA++ 14g ¥7500/イヴ・サンローラン・ボーテ
How to Make-up
1
スポンジにとったら、まず両頬からタッピング。スタンプを押す感じで内から外に向けてオン。
2
顔全体に広げたあと、毛穴が気になる部分をリタッチ。折ったスポンジで手早くたたき込んでいく。
【 ひんやりパウダー 】
仕上げにくずれやすい部分をクールダウン!
肌温度を上げないために、仕上げは涼感パウダーで。くずれやすい部分を狙って薄くオン。顔もボディもサラサラで快適な肌に。フェイス & ボディ パウダー 01 SPF10・PA+ 22g ¥4500/アナ スイ コスメティックス(限定)
How to Make-up
1
パフにパウダーをつけたあと、手の甲でポンポンと。余分を落としながら、しっかりと含ませる。
2
両頬やTゾーンなど、くずれやすい部分を狙ってのせる。軽く押さえるようにパフを動かして。
【 お直しアイテム 】
皮脂吸着パウダーでサラサラ肌にリセット
くずれたら、パウダーで汗や皮脂を吸着! マットな状態に整えてからリタッチメイクを。お直し時にも使える、スプレータイプのおしろい。スーパーマットクーリングパウダー SPF20・PA++ 55g ¥3000/イプサ(限定)
How to Make-up
1
スポンジにパウダーを約2秒吹きつける。ベタつきやテカリ、毛穴が気になる部分になじませて。
2
肌をサラサラに整えたあとに、ファンデーションを塗り直す。周辺となじませるように丁寧にオン。
MAQUIA7月号
撮影/天日恵美子(田中みな実さん) 寺田茉布〈LOVABLE〉(モデル) 橋口恵佑 ヘア&メイク/中山友恵〈Three Peace〉 スタイリスト/松島 茜〈io〉 モデル/樋場早紀 取材・文/原田佳定 構成/火箱奈央(MAQUIA)
【MAQUIA7月号☆好評発売中】