美容のトレンドや情報が溢れている昨今。玉石混交の美容法の中から自分に合うスキンケアを見つけるために必要な心構えを聞きました。
貴子先生 慶田先生 髙瀬先生からの金言
スキンケアが効く肌は
こう育てなさい
銀座ケイスキンクリニック 院長
慶田朋子先生
肌の仕組みを理解すると
するべきケアが見えてくる
「まずは、皮膚の構造と機能を知ること。その上で、どこに異常があるとどんな症状が起きるかがわかってくると、自ずとするべきスキンケアと、すべきでないスキンケアが見えてくると思います。キャッチーな言葉に踊らされて、付け焼き刃的な対処法を取るのではなく、肌に起きている現象の本質を見て、意味のあるスキンケアをしましょう。」
ウォブクリニック中目黒 総院長
髙瀬聡子先生
美肌への近道は
自分の肌をよく知ること
「誰かがいいと言った美容情報が、自分の肌に合っているとは限りません。あくまでも一人の意見として参考にする程度にして、鵜呑みにしないこと。何が合うのか、自分の肌をよく知ることが大切です。その上で刺激から肌を守り、炎症はすぐ鎮静し、睡眠と栄養をとることが、成分が正常に浸透していく「健康な肌」を育てることにつながります。」
松倉クリニック代官山 院長
貴子先生
客観的な方法で肌悩みと
その対処法を見直して
「まずは肌悩みの原因を知ること。なかなか改善しない時は、自分が行っている対処法が合っていない場合もあります。そんな時は、コスメカウンターの診断機器やクリニックで多角的に見てもらいましょう。あとは昔の成功体験に固執しないで、知識のアップデートを心がけて。年齢とともに肌も変わるので、対処法も変わっていきます。」
MAQUIA 12月号
イラスト/タイマタカシ 企画・構成/横山由佳(MAQUIA)