感覚派に見えて、実は理論派のイガリさん。立体的に顔を捉え、錯視効果も計算に入れてイメージした顔に近づけていく。その組み立て方を参考にしてみよう。
進化メイクの「可視化」のヒントを公開
イガリさんが考えていること、のぞき見させて!
NEOイガリチーク×骨格調整メイク
チークはちょい外め
メリハリもしっかり効かせる
初期のイガリメイクは抜け感が主役だったけど、今は抜け感がない時代。だから、涙袋も鼻もリップ周りもしっかりメイクした上で生きてくるように、以前のイガリチークよりボリュームアップして、骨格調整まで叶えちゃいます。
by Igari Shinobu
USE ITEM
A澄んだ透明感を演出。エレガンス アティミエル ヴェール 003 ¥6380(セット価格)/エレガンス コスメティックス(9/17発売) B柔らかな血色カラーで温かみをプラス。ルナソル カラーリングシアーチークス(グロウ) EX12 ¥3850(セット価格)/カネボウ化粧品(8/9限定発売)
OTHER ITEMS
C他にはないバレない影色。ナチュラルマットシェーディング 02 ¥693/セザンヌ化粧品 Dツヤを高めながら長く印象的なまつ毛に。ルナソル フェザリーディファイニングマスカラ 01 ¥4180/カネボウ化粧品(8/9発売) E洒落感と可愛さを両立したカラー。フジコ マジカルアイブロウカラー 101 ¥1408/かならぼ(8/14限定発売) F可愛げのある大人色。デューイーメルト リップカラー 10 ¥4180(セット価格)/RMK Division Gデューイなヘルシーカラー。ボーム エサンシエル ソーラー グロウ ¥7040/シャネル(限定品) Hまさに旬なモーヴ系ミュートパレット。ケイト ポッピングシルエットシャドウ MV-1 ¥1540(編集部調べ)/カネボウ化粧品 I甘く優しい雰囲気を底上げするピンクベージュ系。フーミー マルチアイブロウパウダー ブーケットブラウン ¥1980/Nuzzle
MAKEUP POINT
イガリメイクの代名詞的存在だったチーク。当時は抜け感メイクの中にほわっとチークが浮いているバランスだったけれど、今は盛りメイクの全盛期。その中でチークを主役にするには、頬を立体的に前に出すための仕込みハイライトと、チークを外側に伸ばした入れ方で、チークにボリュームを持たせるのがポイント。唇の横幅は削って、頬は横幅を出すことで顔がキュッと持ち上がって首を長く見せられます。
主役のチーク
Aを顔の側面と頬の下側に塗り、立体感を仕込む。Bを涙袋のすぐ下に目尻からはみ出すくらいの幅でのせ、上からGを重ねて。Bは鼻先と鼻先の上、あごにもON。
脇役のパーツ
上まぶたにH右上、下まぶたにはHの下段2色を混ぜてのせる。リップは縦幅を出すようにFを。Cを口角にのせて唇の横幅を削り、さらに鼻筋脇と涙袋の目頭から黒目外側までCをしっかり塗って陰影を。涙袋の目尻側は皮膚の色と同化するようにコンシーラーで整えて、目尻まで涙袋があるように錯覚させて。まつ毛にはDを。眉はEをのせたあと、Iの右下で目尻側をシュッと細くなるように描く。
MAQUIA 9月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/イガリシノブ〈BEAUTRIUM〉 スタイリスト/コギソマナ〈io〉 モデル/貴島明日香 イラスト/宮島亜希 取材・文/通山奈津子 構成/横山由佳(MAQUIA)
左耳イヤカフ¥6200、リング¥2970(シースキー)/ロードス ワンピース/スタイリスト私物
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。