「なりたい肌を目指すなら下地とファンデの相性が大事」と断言するヘア&メイク長井かおりさん。今回、相乗効果で理想肌へと近づける下地×ファンデのベストな組み合わせをナビ!

毛穴の開き 下地 化粧下地 長井かおり

長井かおりが厳選!
悩み×仕上がりで選べばハズれなし♡

理想肌を叶える
納得ベースメイクの組み合わせ

教えていただいたのは
長井かおりさん

ヘア&メイクアップアーティスト

長井かおりさん

ながい かおり●わかりやすい論理的なメイクテクに定評が。新著に『長井かおりからのお知らせです そのメイクの常識、ちょっと前に変わってます!』(講談社)。

長所を活かすも殺すも下地×FDの相性次第
「ベースメイクの基盤となる下地と、印象を左右するファンデーション。実は組み合わせ次第で、それぞれの長所を伸ばすこともあれば、良いところを潰してしまう場合もある」と語るのは、ヘア&メイク長井さん。
「例えば、トーンアップ下地にハイカバーなファンデを合わせてしまうと、せっかくの透明感を消してしまうこともあるし、うるうる系下地にパウダリーファンデだとムラになることも。もちろん、同じブランドで揃えれば相性は良いのですが、機能性を備えた新アイテムを使いたい人も多いはず。そんな時は、下地とファンデの相性さえ見極めれば問題なし。まずは悩みに合わせて下地を選ぶところからスタート。そこに今回、ベストマッチなファンデを紐づけました。もちろん、なりたい肌の仕上がりから相性の良い下地を逆算してもOK。それぞれを高め合う組み合わせを、ぜひ参考にしてみて」

まずは悩み別で下地を仕分け

悩み1 毛穴の開き

マットすぎない質感が仕上がりをより美しく
毛穴下地は物理的に凹凸を埋めるタイプと、光の反射効果で毛穴の影をふんわりとぼかすタイプの2種。毛穴をフラットに整えつつも、マットすぎない方が仕上がりがキレイ。

毛穴 マットすぎない質感が仕上がりをより美しく

1)すりガラスのように毛穴をソフトフォーカス

「毛穴をカバーしながらも、保湿効果はしっかり。毛穴部分に少量ずつなじませていくのが◎」(長井さん・以下同)。アンリミテッド マティファイング ポアレス プライマー SPF25・PA+++ 30ml ¥5720/シュウ ウエムラ

2)パール&補正パウダーでつるんとカバー

「みずみずしい肌になれる。トーンアップ効果も優秀」。トーンアップ UVプライマー SPF50・PA++++ 35g ¥2420/エテュセ(10/24発売)

3)シリコンで埋めない凹凸対応自然派プライマー

「ノンシリコンなので毛穴を埋めるのも安心」。ポアレス スムース プライマー 30g ¥3630/ナチュラグラッセ(限定品)

4)3種のパウダーで全方位からカムフラ

「毛穴の影を一掃してフラットに」。スキン スムーザー SPF35・PA++ 30ml ¥3850/マリークヮント コスメチックス

こう使えばOK!

「毛穴の開き」に対応する下地を長井かおりさんが厳選。つけ方のコツも必見!_3

毛穴部分にくるくるとON
「毛穴系下地はスーッとスライドさせるのではなく、押し留めることがポイント。肌を引き上げ、毛穴にしっかり入れ込みましょう」

MAQUIA 9月号
撮影/榊原裕一(モデル) 久々江 満(物) ヘア&メイク/長井かおり〈MAKEUPBOX〉 スタイリスト/小林実可 モデル/宮本茉由 取材・文/谷口絵美 構成/若菜遊子(MAQUIA)
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。

MAQUIA書影

MAQUIA2024年8月22日発売号

集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア10月号の大特集は「私が輝く秋メイク」。通常版の表紙は池田エライザさんです。

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