全顔をオープンにする機会が増えた今、改めてベースメイクを見直してみては? 今回はトレンド肌のつくり方や、プロのおすすめアイテムを教えます。
自由に肌を楽しめるときが来た!
なりたい肌を叶えるベースメイク100問100答
TRON所属。トレンドをキャッチするセンスが高く評価され、モデルやタレントからの指名が多い。
季節が変わった、肌はどう変わっていく?
この秋、トレンドの肌作り
Q クッション、リキッド、パウダリー、今っぽい肌を作るには?
A セミマットかツヤか質感に合わせて選択を
「セミマットな肌なら軽やかなリキッドやパウダリー、ツヤ肌ならリッチなクリームやオイル系ファンデがイチオシ」(笹本さん)
Q 進化した下地を知りたい!
A 毛穴カバー系に推しが登場します
「この秋は毛穴スムーサー系の新作に注目。凹凸をしっかり補正することで、ファンデの繊細な美しさを生かせます」(河嶋さん)
(右から)スキンケア成分が肌状態を整え、毛穴の目立たないサラリとした肌に仕上げる。プライム タイム オリジナル ポア 30ml ¥4620/ベアミネラル 余分な皮脂を抑えて、ソフトマットな肌に。ラ バーズ マティフィアント 30ml ¥6930/シャネル
Q プロだから注目しているニッチなアイテムは?
A SUQQUのアイベースとKANEBOのシェーディング
「SUQQUはアイシャドウを見たままの高発色に。KANEBOは透け感発色で、どんなスキントーンにもマッチ」(河嶋さん)
(右から)パールやマットの質感はそのまま、発色を高めてヨレを防ぐ。アイ エンハンシング プライマー 6.4g ¥3850/SUQQU 肌の影色を再現。シェーディングやアイシャドウベースに。カネボウ シャドウオンフェース 01 ¥3300/カネボウインターナショナルDiv.
Q この秋、トレンドになるのはどんな肌?
A セミマット肌と濃密ツヤ肌に二極化
「マシュマロみたいなセミマット肌が気分」(福岡さん)。「たっぷりスキンケアしたようなツヤ肌を叶えるFDも充実」(笹本さん)
Q マスクをつけ外ししても落ちにくい新作は?
A 今や“落ちにくい”はファンデの常識に
「コロナ禍以降、ファンデは落ちにくい処方が主流に。中でもKANEBOのコンフォートスキン ウェアは肌に密着します」(瀬戸さん)
Q 最新の縁の下の力持ちアイテムは?
A テク要らずで美が叶う多機能下地をチェック
「たとえばマキアージュの下地は、塗るだけで立体感を引き出すスグレモノ。コントゥアリング要らずで小顔に!」(小田さん)
光と影を操り、小顔な印象に。ドラマティックフォルミンググロウベース SPF30・PA+++ 30g ¥3300(編集部調べ)/マキアージュ
Q セミマット肌を作れる最新アイテムは?
A マシュマロ肌が叶う2TOPはコレ!
「KANEBOの新作は薄づきでツヤ控えめ。ふわっとした肌に」(福岡さん)。「バイユアのお粉も理想のセミマット具合」(笹本さん)
(右から)素肌感をキープ。カネボウ コンフォートスキン ウェア SPF20~26・PA++~+++ 全8色 30ml 各¥6930/カネボウインターナショナルDiv.(8月25日発売) セミマット仕様。バイユア セラムフィット ルースフェイスパウダー 01 10g ¥2090/Hamee
Q 旬のセミマット肌作りを教えて
A 繊細なタッチでツヤ感を抑えて
「セミマット肌作りは、ファンデを細かくのせるのがコツ。ふんわり感を増すために、仕上げのパウダーを忘れずに」(笹本さん)
1 額、両目の下、鼻筋とあごにファンデをのせ、指でちょこちょこ顔全体にのばす。2 水に濡らしてよく絞ったスポンジで、さらに叩き込む。最後にフェイスパウダーをオン。
MAQUIA10月号
撮影/三宮幹史〈TRIVAL〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini〉 スタイリスト/平田雅子 モデル/鈴木友菜 取材・文/風間裕美子 小嶋明恵 企画・構成/横山由佳、犬塚慧子(MAQUIA)
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