ビューティシーンを牽引し続ける小田切ヒロさんが、美に迷える仔羊たちのお悩みにベストアンサー。具体策を武器にズバッと解決する、スペシャルSHOW、開幕!
MAQUIA読者の声に回答!
HIRO's BEST ANSWER
Q 目の彫りが浅く見える気がしてカラーメイクになかなか挑戦できません。目元印象をはっきりさせながらカラーメイクを楽しむコツを教えてください。
A 陰影を仕込んでおけば軽快にトライできます!
ほんのりパールの入ったマイルドなブラウン系の影色アイシャドウ(1)を大きめのアイシャドウブラシ(2)でふんわりアイホールになじませて陰影をつけて。その上でカラーマスカラやアイライナーなど気になるカラーをプラスすれば、サマになるのでご安心を!
1「繊細なパールがキラめくブラウン。ピンクのニュアンスで肌なじみも素晴らしい」。ザ アイシャドウ パール Private Beach ¥2200/アディクション ビューティ 2「大きめの丸みシェイプでふんわり色をのせられます」。アイシャドウ ブラシ F ラージ ¥8800/SUQQU
Q 年齢のせいか顔が全体的にたるんできて、ほうれい線など影ができてしまいます。メイクでなんとかできますか?
A 影の根元を1cmだけ明るく仕上げましょう。
例えばほうれい線なら、根元は小鼻の横。ここに1cmだけコンシーラーを指でトントンとなじませれば、影の存在感は薄れるんです。同様に目の下のたるみの場合は、根元にあたる目頭のくぼみを1cmだけカバーすればOK。影全体をカバーすると隠蔽感が漂ってしまうのでミニマムにカモフラするのがオススメです。
「あらゆる悩みをカバーしてくれるのに仕上がりはいたって自然」。ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー 全10色 各¥5390/パルファン・クリスチャン・ディオール
Q 30代に突入して、メイクの足し算引き算が難しくなってきました。大人のメイクのコツを改めて教えていただきたいです。
A フェードアウトさせることを覚えましょう!
大人はベタ塗りをすると印象がトゥーマッチに映ってしまうから、ベースもポイントメイクも細部をフェードアウトさせながら塗るのが大切よ。
Q メイクを上品に仕上げるための「これだけは!」というポイントを教えてください。
A 上品に生きること、ただそれだけ。
そしてその第一歩は、座っているときに股を閉じられるかどうかで決まるのです。
Q 今はお化粧がとても楽しいけれど、10年後、歳を重ねても楽しめるのか不安です。ヒロさんは未来の自分の顔やメイクをどんな風に想像していますか?
A 想像なんてしない。いつだってその時代の風に乗るだけ。
くるくる変わるトレンドをそのときの自分で楽しめばいいの。それはすなわち柔軟性を持つこと。もっと肩の力を抜いて、輝く明日を見つめて! もしそれでも不安が拭い去れないとしたら人間関係を見つめ直した方がいいかもしれない。歳を重ねることへの不安を口にする人ばかりと一緒にいると少なからず流されてしまうから。いくつになっても自分が楽しくなる方法を見出そうとする思考を大切にしましょう!
Q クマが目立つタチです。メイク直しのとき、これ一つでカバーできるお助けアイテムはありますか?
A エトヴォスのパレットコンシーラー。
こちらの新色は3色ともピンク系。クマはもちろん、シミやニキビ跡をカバーして肌の色まで補正できる名品。クマを隠す場合は3色を混ぜてクマの周りの肌の色に合わせてから、薬指でトントンとタッピングするだけでOK。
「ピンクベージュ、オレンジベージュ、ピンクオークルの3色をセットした、ふんわりやわらかな色み」。ミネラルコンシーラーパレット ピンクベージュ SPF36・PA+++ ¥4950/エトヴォス
Q 急な飲み会に誘われてゆっくりメイク直しをする時間がないときに、手っ取り早く、確実にキレイになるためのおすすめアイテムはありますか?
A クレポーのクッションファンデとキャンメイクのラメ。
肌と目元だけでもパーフェクトに仕上げていただくのが得策。肌はクレ・ド・ポーのクッションファンデ(1)をパフで顔の中心部分にトントン。光の速度でトーンアップできます。次はまなざしをドレスアップ。キャンメイクのラメ(2)を黒目の上にポンとのせれば一気に品よく華やかに。ラメの色はその日のアクセに合わせてゴールドorシルバーをチョイスして。
1「一瞬でみずみずしさをたたえた肌にスイッチ」。タンクッションエクラ ルミヌ 全6色 SPF25・PA+++ 各¥11000(セット価格)/クレ・ド・ポー ボーテ 2「ジュエリー級の輝きを放つシルバーとベージュゴールドのラメ」。キャンメイク ジュエリーシャドウベール (上から)01・06 各¥660/井田ラボラトリーズ
MAQUIA8月号
撮影/神戸健太郎(モデル) 魚地武大〈TENT〉(物) ヘア&メイク/小田切ヒロ〈nous〉 スタイリスト/小林実可 モデル/吉木千沙都 取材・文/石橋里奈 企画・構成/萩原有紀(MAQUIA)
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最終更新日: