「ストレート」の魅力は、くっきりラインや色がハマること
骨格診断アナリスト
棚田トモコさん
棚田(以下T) ストレートさんのメイクは、引き締めることが大切。肌にパンとしたハリのあるタイプなので、シャープな要素をプラスすると、お洒落になるんです。
paku☆chan(以下P) 確かにストレートの人は、肉感的に見えることが多いかも。
T 単に盛るメイクだと肉感が“やぼったさ”に変化することがあるから、引き締めが重要。“きちんと感”とか“キレイめ”を目指したい。
P 目元はラインで引き締めつつ、透明感を出して今どきの抜け感も足そうかな。
T 直線をアクセントにするのはナイスアイデア!
P パールやラメは、やはり避けたほうが無難?
T もともと肌がツヤやかな傾向だから、盛るとやりすぎ感が出ちゃうかも。光をプラスするなら、高級感のある繊細なパールがおすすめ。
P 光感のあるものも、選び方次第なんですね。チークも、直線ラインを意識した入れ方をするのがよさそう。
T リップは、ぜひメリハリのある上品カラーで。
P ツヤは抑えめで、くっきり色が出るリップを選んでみます。引き締め感のある美人度アップメイクがテーマ!
メリハリと透明感を兼ね備えたワンランク上の美人メイクが完成
ロンパース¥22000/EMMA LIMBER 中に着たビスチェ¥17600/LIFE's 代官山店(TODAYFUL) イヤカフ¥17600、リング¥21450/ロードス(ドーラ)
活かし方01
直線を意識した シャドウラインを利かせて
A_マットなベージュ&ブラウンで陰影をつけ、グレーでスモーキーなニュアンスをプラス。シグニチャー カラー アイズ 12 ¥7700/SUQQU B_瞳に透明感を与えるアッシュ。キャンメイク オフするんマスカラ 04 ¥748/井田ラボラトリーズ(1月31日限定発売)
グリーングレーのアイシャドウで描いた、目尻長めのラインがアクセント。ストレートさんのハリ肌に負けないインパクトを宿しつつも、繊細なパールで目元に抜け感を演出します。その繊細な透明感を損なわないよう、マスカラはアッシュ系ブラウンを選ぶのもコツ。赤みブラウン系の甘さとは違う、洗練された仕上がりに。
HOW TO MAKEUP
Aの1をアイホールにのせ、2を上まぶたの中央から目尻の少し先までラインっぽく入れる。目尻はハネ上げず、水平に。目を開けたまま描くと、角度を調整しやすい。3を下まぶた目頭から目の横幅1/3まで細く入れ、ぼかす。まつ毛は、上下にBのアッシュ系マスカラをさらりとのせて完成。
活かし方02
チークはすっきり横長に。 唇も輪郭をきっちりとって
C_温かみのあるカラー。微細なパールが肌に立体感を。インジーニアス パウダーチークス N EX-22 ¥3300/RMK Division(限定品) D_ライトなつけ心地でマットに発色するくすみレッド。エアーマット ウルトラリップティント 321 ¥4070/NARS JAPAN
チークはまず、顔の陰影になるような、なじみ色を選ぶこと。すっと横長のフォルムに入れることで、シャープな顔立ちを演出します。唇には上品なローズレッドのマットリップを。唇の輪郭をきちんと描くことで、目元や頬のラインとも相まって、キリッとメリハリのある美しさが引き立ちます。
HOW TO MAKEUP
肌なじみのよいコーラルのチークを用意。頬骨下に横長の楕円を描くように広げて、血色感と陰影を演出する。リップは、マットで鮮やか、深みのある赤系を。唇のアウトラインをきちんと描きながら色をのせる。
+αテク
ぱきっと遊び心のある ピンクで愛らしさをプラス
まろやかな光沢を秘めたマットリップ。鮮やかピンクで表情も気分も明るく。ルージュ アリュール ヴェルヴェット 45 ¥5500/シャネル
ストレートさん向けのアレンジテクとしてpaku☆chanさんが教えてくれたのは、きちんと印象に愛らしさをプラスするリップメイク。「この春気になるビビッドでガーリーなピンクを唇にのせれば、キレイめメイクから遊び心のある愛らしいルックに早変わり。リップは全体に直塗りしたら、唇の輪郭を指でとんとんとぼかして。フェミニンな色はエッジをなじませると、カジュアルに使いこなせますよ」
※本記事掲載商品の価格は、税込みで表示しております。
撮影/三宮幹史〈TRIVAL〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/paku☆chan〈Three PEACE〉 スタイリスト/平田雅子 モデル/南 琴奈 取材・文/風間裕美子 企画/吉田百合(MAQUIA)
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