煩わしい化粧直しから解放されたい……。そんな願いを叶えるベースメイクのコツを、ヘア&メイクアップアーティストの中山友恵さんに教えていただきました!
\朝仕込んだらお直し不要/
冬場の“崩れない”を徹底調査!
抜け感のあるスタイルを得意とし、その人の魅力を最大限に引き出してくれると評判。また、肌作りに定評があり、モデルからの支持もあつい。
\冬場の崩れない!/ 正解ベースメイク
【STEP1】下地で肌を整える
下地はどれだけ薄くムラなく塗れるかが重要。厚塗りは絶対に避けて。点置きはせず、指全体を使って少しずつのばしていくと理想の崩れない肌に。
(右から)水相成分を約75%配合した日中美容液。化粧下地としても使え、乾燥による化粧崩れを防ぐ。ヴェイル オブ デイ SPF50・PA+++ 40g ¥5500/カネボウインターナショナルDiv. 気になる凹凸や毛穴、シワを均一に整えてくれるクリームベース。コンプリートフィット クリームベース 32g ¥7700/アンプリチュード
1 指の腹全体を使って下地をのせ、時間をおかずポンポンと塗り広げていく。
2 手のひらで顔を押さえ込み、下地をより肌に密着させ、崩れの原因を防ぐ。
【STEP2】ファンデーションをON
ファンデーションも下地同様、いかに薄くムラなく塗ることができるかが、崩れにくい肌を作る重要なポイントに。
(上から)極薄ヴェールが極上の肌を演出。オールアワーズ リキッド 全10色 25ml 各¥7370/イヴ・サンローラン・ボーテ つけていることを忘れるほど軽いクリームファンデ。アプソリュ タン サブリムエッセンス クリーム 35ml ¥18150/ランコム 柔らかく厚みがあり、使いやすい。バリュースポンジダイヤ 6P ¥462/ロージーローザ
1 ワンプッシュくらいの量を人差し指と中指の2本に出し、顔の内側から外側へと塗り広げる。
2 おでこと鼻周りは指をスライドさせるイメージで。鼻は上から下に撫でつけるように塗る。
3 塗り終わったら何もついていない乾いたスポンジで顔全体を叩き、余分なファンデを抑える。
4 最後に肌の状態を確かめるように手のひらで顔を押さえ込み、密着度をアップさせる。
【STEP3】パウダーで崩れを徹底ブロック
パウダーはしっとり高保湿なものを選んで。また、全顔に使うのではなく、ポイント使いするのがツヤを残しつつ、崩れを防ぐコツ。ベタつきを感じないようであれば省略してもOK。
(右から)繊細なミネラルパウダーが乾燥から肌を守り、一日中快適なつけ心地が続く。ライトリフレクティングセッティングパウダー ルース N ¥5500/NARS JAPAN 日中の肌を保護しつつ、カバー。エレメンタリー フェイスケアパウダー 全3種 各¥9680/ITRIM
崩れやすい目の周り、皮脂が出やすい鼻、テカりやすいおでこはパウダーを仕込んで崩れを防いであげて。
【STEP4】仕上げに手で馴染ませる
今まで塗ったベースメイクを馴染ませるように手のひらで優しく押すと、密着度が高まって崩れにくくなるうえに、絶妙なツヤ感が。
崩れないベースメイクが完成!
MAQUIA1月号
撮影/中島 洸〈まきうらオフィス〉(モデル) 岩城裕哉(物) ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/立石和代 モデル/稲垣莉生 構成・文・企画/奈良彩花(MAQUIA)
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
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