話題の『and us』を使ってみた！ 美容のプロが「3COINS（スリコ）」のコスメ＆美容家電を検証

コスメにスキンケア、美容家電まで揃う実力派プチプラブランド「3COINS」の『and us（アンドアス）』。幅広いラインアップから売れ筋上位5品をピックアップ＆美容のプロがお試し！ はたしてその実力やいかに？

“スリコ”こと3COINSから2021年にデビューした『and us』。毎日を軽やかに楽しむオトナのためのコスメ・美容ギアブランドです。気軽に手に取れるプチプラ価格ながら、シンプルなデザインと確かな実力がSNSで話題を呼び、一時は入荷待ちとなったアイテムも。3月には環境に配慮した成分や容器を採用したサステナブルなスキンケアラインが登場し、さらに注目を集めています。そこで、全ラインアップから特に人気の高い15アイテムを、美容のプロである弓気田みずほさんとイワタユイナさんに本音で検証していただきました。

「キメ細かい泡で、つっぱり感なくなめらかに洗い上がります。泡立ちがやわらかなので、パウダーを多めに使うといいかも。忙しいときは、少量のぬるま湯で伸ばしあとに泡立てネットやスポンジを使って泡立てて」（弓気田さん）
「正直そんなに泡立ちは期待していなかったんですが、お湯を含ませるとしっかり泡立って、洗い上がりの肌に触れるとツルン！　毛穴の汚れが取れるだけでなく、ほのかにトーンアップする感じもあり、びっくりしました」（イワタさん）

「化粧水としても使えそうな、みずみずしい使用感。『プレ化粧水』として惜しまず毎日使えます。心地よく肌に入っていくので、スキンケアのファーストステップに気持ちのスイッチを入れてくれます」（弓気田さん）
「スリコのスキンケアにブースターまであるなんて知りませんでした！ 肌に入り込む感じはありつつ、かなりサラサラしているので、次に使うアイテムを選ばず使えるのもいいところ。ブースターだけど、化粧水感覚でたっぷり使うのもありだと思います」（イワタさん）

「オイルベースのジェルなので、メイク汚れに密着して摩擦なく伸ばせます。汚れが浮き上がってくるまで少し時間がかかるので丁寧に。感触の変化がないタイプなので、ジェルにファンデーションの色が浮いてきたら洗い流して」（弓気田さん）
「体温で溶けていく気持ちよさ＆リラックスできるシトラスの香りで、クレンジングの時間が心地よく感じられるアイテム。ジェルクレンジングにありがちな乾燥もなく、ファンデーションやお湯落ちするマスカラもすっきり落ちるので、これは値段越えだと思います」（イワタさん）

「水分たっぷりのクリーミーなジェル。厚めに伸ばして簡単なマスクとしても使えそうです。ベタつかないので朝のメイク前にも。クセのない使用感で、パートナーとシェアしてもよさそう」（弓気田さん）
「セラミド入りで保湿もできるし、香りもいいし、メイクのりもよし。いいことずくめで時短しながら気持ちよくスキンケアができるので、忙しい朝にもってこいですね。ちょっとひんやりした感覚で、メイク前のお肌を引き締めてくれるところもいいと思います」（イワタさん）

「手に取るとコクがありますが、肌にすっとなじんでやわらかな仕上がりに。手からこぼれないので扱いやすく、お風呂あがりにまず何かつけなきゃ！ というときにも気負わず使えます」（弓気田さん）
「たっぷり使ってもベタつかず、みずみずしく肌になじんでくれるので、これからの季節は特に使いやすいと思います。プチプラ系には珍しい大容量なので、全顔はもちろん首にかけてたっぷり使えるのもメリットですね」（イワタさん）

「まとめ髪をすることが多いので、ヘアマスカラは最近よく使っています。比較的ナチュラルなセット力なので、ガンコなアホ毛よりも遊び毛のニュアンスを残してまとめたいときに向いていそう」（弓気田さん）
「ヘアが白くなったり固まったりするものも多いけれど、これはアホ毛やうねりを落ち着かせつつ、手ぐしで動きを出せるのでものすごく使えると思います！ ブラシも大きくて使いやすいし、私はすごく好きですね」（イワタさん）

「ピンク～モーブ系のバリエーション。目元に陰影をつくるベースとなるカラーも入っているので、メイクの幅が広がりそう。大粒のレインボーラメなど遊びのある色も、このプライスなら思い切って試してみて」（弓気田さん）
「色のセレクトが今っぽいし、誰にでも肌なじみがよく一色でもおしゃれになる色が入っていることに驚きました。質感も大粒のラメからマットなものまでバリエーション豊かで使いやすいと思います。とくに上段の右から３番目は、1色で囲み目にしてもすごくおしゃれ。下段右から3番目のモーブピンクは白すぎず、目元を明るくしながらお洒落に見せてくれるくすみ加減が秀逸です」（イワタさん）

「ぴったり貼れて、リアルなジェルのツヤ。ここ2～3年ジェルを休んでいるので、このクオリティが300円で手に入るのはうれしい！ グラデーションラメなどさりげないデザインも豊富」（弓気田さん）
「貼るだけでちゅるんと見えるので、トップコートいらずで手軽にジェルネイルを楽しめるのがいいですね。ラベンダーやピスタチオっぽいくすみグリーンなど、色のセレクトもトレンドを意識している気がします」（イワタさん）

「これまで『メイクブラシは一生もの』というのが定説でしたが、メンテナンスがなかなか難しいのも事実。人工毛のクオリティも進化しているので、カジュアルな価格のものをこまめに買い替えるのもひとつの手だと思います」（弓気田さん）
「触れるとすごく柔らかくて、しかも粉含みがいいので、パウダーを肌にのせるとヴェールをかけたような仕上がりに。個人的にいいなと思ったのが、ブラシが斜めにカットされたシェーディングブラシ。この角度とサイズがとても使いやすかったです。デパコスにも劣らないのでは？ と感じました」（イワタさん）

「個人的には今回お試ししたアイテムのなかでNo.1。見た目はメタリックなラメでありながら、意外と使いやすくて驚き。クリーミーなベースなのでラメ飛びがなく、まぶたに濡れたようなツヤが出ます」（弓気田さん）
「ツヤ感はあるけどギラギラしていないので、アイホール全体にふわっとのせるとまぶた全体がトーンアップするし、下まぶたに使えばナチュラルな涙袋が完成。角度によって偏光ピンクのようなパール感があって、どんな風に使ってもなじんでくれるかわいいベージュだと思います」（イワタさん）

「思いついたときに使える手軽さが◎。ピーラーモードで使うときは、化粧水などで肌を湿らせた状態で、肌に触れるか触れないかぐらいの軽いタッチで使うのが鉄則。導入モードはビタミンCコスメと併用すると効果的です」（弓気田さん）
「3つの機能を全部試してみましたが、どれも気持ちよかったです。ピーリングモードは、ちゃんと汚れが浮いてくる感じがわかって感動しました。しかも、翌日のメイクのりがアップするほど肌質を上げてくれるのがすごい！」（イワタさん）

「電池内蔵型なので取り回しがラク。起き抜けの髪のもつれや広がりが自然に落ち着きます。小刻みな振動も心地よく、軽い頭皮マッサージにも。電池ケース部分がブラシの先のほうにあるので、持ったときのバランスが絶妙」（弓気田さん）
「私の髪はボリューミーでくせ毛なんですが、細かい振動のおかげで髪の絡まりが一瞬でなくなるので、寝起きに最適。乾燥した髪でも、ツヤ感のあるサラッとした髪にしてくれます」（イワタさん）

「根強いブラシ洗顔派に。毛質がやわらかく、ブラシの回転数が2段階に調節できるので刺激レスに使えます。クッション力の高い、たっぷり泡立つ洗顔料を使うのがコツ」（弓気田さん）
「回転速度を低速or高速で調整できるので肌を傷める心配が少ないし、とにかく洗い上がりが気持ちいい。有名家電ブランドにも劣らないクオリティだと思います。濡れたままブラシを立てておけるスタンド付きなのもうれしいですね」（イワタさん）

「『女子力』高めなデザインが多いなか、スリムでシンプルなデザインは好感が持てます。コームが粗めなので、まつげの束感が出ます。繊細な仕上がりを好む人はマスカラコームが必須」（弓気田さん）
「手に取って最初に感じたのは握りやすさ。ボディが細くて持ちやすいから、自分で使うときはもちろん、仕事で誰かにメイクするときも便利。ヘッド部分がカーブしているのでまつげの根元に当てやすいのもポイントですね。熱伝導も早く、根元からキュンと上げられます」（イワタさん）

「2種（ソフト・ハード）のブラシヘッドで、頭皮や首・肩など幅広いパーツにマッチ。耐水効果もあるので湯船につかりながらケアできるのがうれしい。振動はかなりマイルドなので、刺激強めの美容機器が苦手な人におすすめ」（弓気田さん）
「これは家に常備したくなるほど気持ちよかったです。ソフトなヘッドは頭皮に、ハードは首肩ほぐしにと使い分けられるのもいいですね。耐水性だから、バスタイムに使えばリラックス効果をかなり上げてくれる気がします。プレゼントにも喜ばれそう」（イワタさん）

撮影／藤澤由加（人物）、石澤義人（物） モデル／ぇりっこ（マキアインフルエンサー）　取材・文／国分美由紀　企画／有住美慧（MAQUIA）

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