ヘア&メイクアップアーティストのGeorgeさんに、なりたい肌別のフェイスパウダーの選び方＆使い方と、一緒に使うと仕上がりが格段にUPするツールを教えてもらいました。今回は、端正な印象の顔立ちをつくる“陶器マット肌”。ツールの使い方を工夫することで、夏でも夕方までベタつきにくくヨレにくい、驚異のラスティング力を実現するんです。
素肌そのものが美しく見えるベースメイクと、トレンド感がありつつ取り入れやすいポイントメイクが得意で、数多くの俳優やタレントのメイクを担当する。大のコスメ好きで、各ブランドの新色や隠れた名品に詳しい。特に韓国コスメに関する知識はオタク並。ツールについても並々ならぬこだわりを持つ。詳しくは、YouTubeチャンネル「George's Beauty up」やInstagramのライブをチェック！
【崩れにくい陶器マット肌】におすすめなパウダーは？
透明なヴェールでロングラスティングを実現
アンリミテッド mopo™ ルース パウダー 15g ￥6160／シュウ ウエムラ
指で触れても質感を感じさせないほど細かく軽いパウダー。余分な皮脂やベタつきを長時間抑えて毛穴をカバーし、さらりとした肌を保つ。マイクロレッドパールテクノロジー搭載で、白浮きしないところもGOOD。
選ぶべきツールは「小回りが利く形状の水使用が可能なスポンジ」
Georgeさん解説「ラスティング力の高いパウダーには、水スポンジを使うことで、お粉を肌にがっちり定着させることができます。1度濡らしたお粉が乾くことで、崩れにくさが驚くほどUP。ただし、フェイスパウダーに水スポンジを使ってOKなのは、ルースタイプのみ。プレストタイプのパウダーに水スポンジを使うと、濃くつきすぎて厚塗り感が出てしまいます」
スムースフィットスポンジ 1個 ￥418／ロージーローザ
ファンデやパウダーの水あり使用におすすめなスポンジ。水を吸うとふくらむ素材を採用。斜めカットに平面、球面、角という4種の形状をひとつにすることで、広い面から細かい凹凸まで、ベースメイクをしっかり密着させる。
【崩れにくい陶器マット肌】メイクのやり方
STEP①
まずは、スポンジの芯まで水を含ませたら、しっかりと絞る。水が垂れてくることのないように注意。そして、パウダーをケースの蓋に出したら、スポンジでくるくる円を描くように動かして、パウダーをたっぷり取る。
STEP②
頬、額など広い面にパウダーをのせる。スポンジをポンポン細かく動かし、肌に対して垂直に叩き込むようにすると密着度がUP。
STEP③
アゴや鼻先、鼻の横など毛穴の目立つところは、スポンジを押しつけるように塗布。毛穴にパウダーを入れ込み、毛穴目立ち＆崩れを防ぐ。
【崩れにくい陶器マット肌】仕上がり
厚塗り感も凹凸感も感じさせない、大人の洗練美肌が完成
イヤリング￥9460 ・イヤーカフ￥2860／ともにサンポークリエイト（ミミサンジュウサン）
トップス／スタイリスト私物
薄膜仕上げのパウダーと水スポンジの相乗効果で、厚塗り感も凹凸も感じさせないパーフェクトな質感の美肌が完成。このマット感には、くすみカラーを使った大人なメイクが好相性。特に、きちんと感のある装いをしたい日におすすめです。
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
撮影／岩谷優一〈vale.〉 ヘア＆メイク／George スタイリスト／鈴木美智恵 モデル／福吉真璃奈 取材・文／風間裕美子 企画・構成／鈴木里緒（MAQUIA ONLINE）
