年齢を重ねたからといって“可愛い”は捨てたくない。でも若作りをしていると思われるのはもっとイヤ。「MAQUIA」9月号で紹介中のメイクから、ピュア感とオトナの色気をナチュラルに演出するメイクをお見せします。
千吉良恵子さん
女優からモデルまで絶大な信頼を得る人気アーティスト。トレンド感と可愛らしさがMIXされたメイクが、幅広く支持を受ける。
ピュアと色気が同居するオトナのロリータFACE
千吉良さん「下まぶたメイクは頬の余白を狭め、ウエイトを低く見せてくれるので、顔の印象を甘く見せる効果が。そこにあえて色気を引き出す赤みニュアンスを加えることで、絶妙な色っぽ可愛い表情に! この赤みは、レッドの上にゴールドラメを重ねているのでなじみが良く、泣いた後のようなうるうる感を演出。さらに、目頭のメイクはあえて抜き、目尻にポイントを置いたので、タレ目風メイクになり、色っぽさとピュアさを強調してるんですよ」。
眉マスカラのみの遠心メイクで甘く
眉をしっかり描いてしまうとピュアさが損なわれてしまうので、アイブロウマスカラでサラッと仕上げて。ウエイトを外側に置いた遠心メイクで甘さを出しつつ、ムラなく染めてきちんと感を演出。
眉頭は抜かし、アイブロウマスカラを塗る。逆毛を立てるように塗り、ムラなく色づける。
ほんのりグレイッシュなブラウン。ナチュラルな毛流れを再現。ウォータープルーフ ブロウ セット クワイエット ブルネット ¥2600/M・A・C
【次ページをチェック!】赤みニュアンスで、目元にほのかな色気をプラス
下まぶたの赤ニュアンスで泣いた後のようなほの色Eye
目の下の赤みニュアンスで、泣いた後のような憂いを秘めた眼差しに。この下まぶたメイクは、顔のパーツバランスを引き下げる効果があるので、可愛らしさと色気を両立してくれる。
1.コーラルベージュのアイシャドウをアイホールより広めに。エッジを効かせないよう、指でなじませる。
2. 目頭は抜かし、目のキワにラインを引く。目尻はスッと引き抜くように。
3. パレットのレッドを下まぶたの目尻側から塗り始め、目頭を2㎜程度抜く。
4. パレットのゴールドを上から塗り、中央にさらに重ねる。まつ毛はマスカラでカール。
1.繊細パールが輝くコーラルベージュ。ザ アイシャドウ 031 ¥2000/アディクション ビューティ(8/7発売)
2.レッドの上からイエローゴールドを重ねると、絶妙な赤みニュアンスに変化。ゴールドインプレッション アイズ 03 ¥3800/RMK Division(8/14限定発売
3.コシがある筆で細ラインもラクラク。アイライナー スタイロ 8126 ¥3800/NARS JAPAN
4.シリーズ初のお湯落ち処方。ラッシュ クイーン クリーンボリューム ブラック 01 ¥4800/ヘレナ ルビンスタイン(8/1発売)
【次ページをチェック!】ほのかな色気をプラスする赤ニュアンスメイク
目もとを際立たせるためほんのりツヤを与える程度に
“オトナ可愛い”に必要不可欠なのがツヤ。ここで、マットな質感を持ってきてしまうと、一気に可愛げがなくなってしまうので要注意。唇全体に光を集めて、ぽってりボリューム唇をメイク。
リップは引き算をして、全体のバランスを取る。ツヤ系のベージュグロスを唇全体にON。
唇そのものの美しさを引き出すクリアベージュ。繊細なパールの輝きが、上質な雰囲気に。シマリング リップジャム 13 ¥3000/THREE(8/12発売)
MAQUIA9月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) 冨樫実和(物) ヘア&メイク/千吉良恵子〈cheek one〉 スタイリスト/辻村真理 モデル/林田岬優 取材・文/谷口絵美 構成/中島 彩(MAQUIA)
【MAQUIA9月号☆好評発売中】
最終更新日: