「MAQUIA」9月号では、印象チェンジ力の高いアイラインに注目。まずは、タレ目や切れ長など、スタンダードな6つのラインをマスター!
ラインひとつで別人レベルのメイク効果
極めたい! 美女アイラインの可能性
マスクで過ごす時間が増えたからこそ、アップデートすべきはアイメイク。中でもアイラインは、目の形や印象の振り幅を広く変えることのできる名役者。主役にも脇役にもなれるアイライン、今こそ見直してみては?
ヘア&メイクアップアーティスト
向井志臣さん
資生堂・マキアージュの広告ヴィジュアルのメイクアップや商品開発を担当。トレンド感を備えた上品なメイクと理論的な手法に定評がある。
形補正力のあるアイラインで
なりたいイメージを思いのままに!
「アイラインは長さや量の個人差のあるまつ毛と違って、誰でも自由に効かせることができ、目の形や大きさも簡単に変化させることが可能。印象チェンジしたい、コンプレックスをカバーしたい、なんてときに一番効果的なメイクとも言えます。ここ最近はマスクが手放せなくなり、今まではチークやリップで全体のバランスを調整したり、イメージを変えたりしていましたが、なかなかそうもいきません。だからこそ、色や質感、入れ方次第で印象を変えられるアイライナーの出番! 可愛く見せたいとき、大人っぽくなりたいとき、目ヂカラを強めたいとき......。アイラインの入れ方と質感の組み合わせで、なりたい印象の可能性は無限に広がります」
この6ラインをマスター!
形補正効果の強いアイラインを含めたスタンダードな6つのラインをご紹介。その日のファッションやなりたいイメージに合わせて印象の着せ替えが可能に!
目尻止めライン
フレームを強化する通称“隠しライン”
まつ毛とまつ毛の隙間を埋め、瞳印象をさりげなく強める脇役ライン。ぼかしてなじませるため、ペンシルがベター。シャドウラインとも相性◎。
切れ長ライン
自然に目ヂカラUPを狙える本命ライン
目幅を自然に広げつつ、さりげなく目ヂカラを狙える、近年のスタンダードライン。目尻のラインは、床と平行に目尻でスッと引き抜いて。
タレ目ライン
可愛らしい印象になれる甘めライン
目尻側のラインがにじまないよう、ジェルorリキッドタイプを。主張しすぎると野暮ったく見えるので、目尻ラインは1cm以内におさめて。
ハネ上げライン
強さを主張するクールな目元に
先細りになるラインは、繊細に描く必要があるため、必ずリキッドを。黒だと強くなりすぎるので、茶やカーキなど色で引き算するのがベター。
目尻囲みライン
瞳を強調しつつ、柔らかさもプラス
上のラインに下まぶた目尻1/3を合わせたライン。強くなりすぎないよう、ぼかせるペンシルorシャドウがベスト。目幅の横を広げ遠心効果も。
目頭囲みライン
ちょいモードな“目頭切開”ライン
上ラインと下まぶたの目頭1/3〜1/4を繋げたライン。通常の囲みラインよりも、キツくなりすぎない。パンダ目予防にジェル一択。
MAQUIA 9月号
撮影/吉田 崇〈まきうらオフィス〉 ヘア&メイク/向井志臣〈Three PEACE×SHISEIDO〉 モデル/松本 愛 取材・文/谷口絵美 構成/若菜遊子(MAQUIA)