「MAQUIA」9月号では、マスク生活が続く中でもキレイをキープする、崩れないメイクテクを千吉良恵子さんがレッスン。今回は、各パーツの存在感を高めるテクニックをお届け!
「崩れ」や「テカリ」もなんのその。
あの人、ずっとキレイ!な
千吉良恵子の錯覚メイク
マスク生活と夏の暑さで、メイク崩れが気になる今の季節。冷房による乾燥や顔の血行不良も気になるところ。そこで、ココさえ押さえておけば美肌に、そして美人見えも叶う“錯覚”テクを千吉良さんがレクチャー。
パーツで調整 朝仕込み
眉、チーク、リップなど各パーツの存在感を高めることで、ポイントを絞った美仕込みを。
眉を描いたら毛を立ち上げる。
一気にメリハリ顔に!
普段の眉メイクがパウダーやペンシルのみという人はぜひアイブロウマスカラの投入を。眉毛の1本1本が自然に立ち上がり、ヘルシーでポジティブな印象に。さらに汗などで眉色が落ちても、眉印象を保てる利点も。毛がない人は眉頭だけでも立ち上げて。効果てき面!
まず眉尻から、毛の流れに逆らうように塗る。次に眉毛が生えている方向に沿って下から上に塗り、エッジを立てて。
絶妙な角度に設計されたマイクロブラシが細い毛もキャッチし、立体眉をアシスト。色幅の豊富さも自慢。クシ ブロー M エイコーン ¥3400/シュウ ウエムラ
練りチークで
血色感ロングキープ
ツヤのある生っぽい肌には、バームなど少し湿度を感じるチークが相性抜群。肌を染め上げるティントタイプのほうが落ちにくいという利点も。昼のお直しに使うチークへの“底上げ役”として朝の段階で仕込んでおきたいところ。
ニコッと笑った時に高くなる位置に、やや横長に★をオン。バームタイプのティントチークは密着度もよく、ツヤ仕上げに最適。
チーク、ハイライトなど4種がIN。beautiful peopleファンもマストバイ。デザイニング フェイスカラーパレット 01 ¥5800/イプサ(7/31数量限定発売)
ツヤは高い位置
ポイントは3ヵ所
骨格に沿ってツヤを足すと自然に立体感がUP。特に下に示したパーツにツヤがあるだけで顔にメリハリが生まれ、肌全体がグッと潤いに満ちた印象に。最重要パーツと心得て。
目尻からまっすぐ下におろした位置を起点に、笑った時に一番高くなる頬骨の延長線上に数カ所オン。指でなじませて。
じわっと内から滲み出るようなツヤとともに、立体感や透明感まで演出。ヴィセ リシェ リップ&チーククリーム N SP-10 ¥1000(編集部調べ)/コーセー
マスクを取っても美リップ!
リップライナーの塗りつぶしが
本当に落ちにくい
リップライナーで唇全体を塗ると落ちにくいだけでなく、唇の形を活かしつつ統一感も出せるので、リップスティックで塗るより断然美しく自然にふっくら仕上がる。ただしエッジを出しすぎると昔っぽい印象になるので、オーバーに塗るのは下唇中央のみ。
1 リップラインを上下ともに囲ったあと、1、2mm長めにくり出しフラットに。ペンの面を使って唇全体を塗っていく。下唇の中央はややオーバーぎみに。
2 ティッシュオフしてなじませる。プライマーで縦ジワをケアしてから塗るなど前後も丁寧に。
唇をなめらかに整えるプライマーとセットになった、ダブルエンドのリップライナー。リップライナーインクデュオ 04 ¥2600/SHISEIDO
MAQUIA 9月号
撮影/吉田 崇〈まきうらオフィス〉(モデル) 山崎友実(物) ヘア&メイク/千吉良恵子〈cheek one〉 スタイリスト/コギソマナ〈io〉 モデル/伊原 葵 取材・文/小林瑞季 構成/山下弓子(MAQUIA) 撮影協力/アワビーズ
※本記事掲載商品の価格は、本体価格(税抜き)で表示しております。掲載価格には消費税は含まれておりませんので、ご注意ください。