時代を引きずる細眉、毛流れを無視したズボラ眉……。そんな残念な“ブ眉”でソンしている人、実はいっぱいいます! 基本を押さえつつ、進化した今年らしい太眉にアップデートして! 今回は、スキンケアから始める、美眉作りのテクニックを、ヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロさんに教えていただきました!
ヘア&メイクアップアーティスト
小田切ヒロさん
美容師、外資系コスメのBAを経て、ラ・ドンナの門をたたく。藤原美智子さんをはじめ名だたる大物のアシスタントを務め、独立。自身も朝はマッサージを行い、ブラシで眉をスタイリング。
Lesson01
眉毛もスキンケア!
眉毛が素直に言うことを聞かないのは、スキンケア不足が原因かも!? お肌と同じように、眉毛と地肌もきちんと整えて。全顔ケアのついででOK。
(メイン画像)
1.化粧水を含ませたコットンで、眉全体をパッティングする。
2.クリームを顔全体に伸ばしてから、指に残った分を薄~く眉毛になじませる。多すぎ厳禁!
3.ティッシュで軽く押さえて、余分な油分をオフ。
Lesson02
老廃物を流す
韓国の「骨気」をもとにしたヒロ式メソッド。眉骨の下に溜まった老廃物を流しつつ、下がってきた骨を上げるようなイメージで。
1.眉骨の位置を確認。眉を上げてまぶたを上に広げるようにすると、骨が浮き出て見つけやすい。
2.親指の側面の骨を眉骨の下側のくぼみにあてる。まずは眉頭の下を10秒間押す。
3.指を外側にずらし、同様に押す。
4.眉尻の下を押す。頭を壁につけて行うと力が入れやすい。
Lesson03
筋肉のコリをほぐす
眉付近の筋肉が緊張すると、眉の高さに左右差が生じることも。
1.眉上の筋肉を左右に揺らす。眉頭&眉山の2カ所×10秒ずつ。
2.中指と薬指をこめかみにあて、10回グルグル。こめかみのこわばりをほぐす。
Lesson04
血行を促す
血行を促すことで顔色もアップ。
1.手のひらの根元をこめかみに密着させ、側頭部に向かって円を描く。
2.人さし指と中指で耳をはさむようにして、上下にユサユサ。ともに10回ずつ。
次回は、いよいよ美眉の描き方を小田切ヒロさんに教わります!
MAQUIA2014年5月号
撮影/青柳理都子(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/小田切ヒロ〈ラ・ドンナ〉 スタイリスト/高野麻子 モデル/野崎萌香 取材・文/摩文仁こずえ 構成/火箱奈央(MAQUIA)