「MAQUIA」3月号の表紙を飾る水原希子さん。昨年、アジア人初のディオール ビューティ アンバサダーに就任した他、今やその活躍はグローバル。そんな、世界基準の視点で見つめる“ビューティ”とは――。
間近に見たピーターの
肌作りはまさに未体験でした
PROFILE
1990年10月15日生まれ。10代からモデルとして活躍。映画『ノルウェイの森』で世界的注目を浴び、その後女優としての活動も広がってゆく。自身のアパレルブランド『OK』のプロデュースも話題に。現在はTBS日曜劇場『グッドワイフ』(毎週日曜、21:00~)に出演中。
About KIKO×Dior Make-up
Q 最近のセルフメイクについて教えてください
A 肌の気になる部分を部分的に
カバーして、ハイライトはマスト
基本はTPOに合わせるようにしているんですけど、普段の肌はディオールの“フィックス イット カラー”か“ディオールスキン フォーエヴァー コンシーラー”で気になるところをカバーしています。あとは大事なのがハイライト! ほんの少し光を加えるだけで格段に顔を立体的に見せてくれるので、必ず入れるように。SNS映えもするし(笑)。コントゥアも含めて、今まで海外で主流だったテクニックが日本でもメジャーになってメーキャップの幅がとても広がりましたよね。個人的に日本はフェミニンだったり可愛さを大事にしている気がしていて、海外は陰影を加えたセクシーさを意識しているのが違うところかな?と思っています。
Q ピーター・フィリップスとのセッションの感想は?
A 何度も何度も何度も薄~くのせて作る
ベースメイクに感激!
ディオールのメイクアップ クリエイティブ&イメージディレクター、ピーターとの撮影で印象的だったのは肌の作り方! とにかくファンデーションを何度も何度も薄~くレイヤーしていくんです。あんな塗り方は今まで一度も経験したことがなくて、実際に見ていても「何されているんだろ!?」って感じでした。仕上がった肌も本当に美しくて、もう、職人ですよね。(昨年4月東京で開催された)『Dior,THE ART OF COLOR展』でセルジュ・ルタンスのムービーの前で釘付けになっていたときに話しかけられて、「いつかセルジュ・ルタンスをテーマに撮影をしたいね」と言ってくれて。早く実現しないかな!?ってワクワクしています。
MAQUIA3月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) ヘア/白石りえ メイク/佐伯裕介〈eight peace〉 スタイリスト/小蔵昌子〈Y's C〉 モデル/水原希子 取材・文/森山和子
【MAQUIA3月号☆好評発売中】