理論もフォルムも描き方も、すべてが目からウロコ! 「MAQUIA」1月号では、イガリシノブさんが今どきの美人眉を作る5つの秘策を伝授。
小顔もおしゃれも華やかさも、すべてはここから!
目からウロコのイガリ眉Book
“眉は顔になじまなくていい。
だって孤立した眉が、
大人を華やか&おしゃれにするから”
―From IGARI
ヘア&メイクアップアーティスト
イガリシノブさん
BEAUTRIUM所属。光と色を操り、色っぽメイクを流行させた仕掛け人。飛びぬけた感性によるオリジナリティ溢れるムードメイクを提案し、イガリ旋風を巻き起こし続ける。
「眉メイクって、人によって形もアイテムも描き方も全然違うんだよね。だから、お決まりのHOW TOに縛られる必要はないはず。今、私がマキア読者にイチ押ししたいのが、“孤立化した眉”。よく眉は顔になじませるようにって言うけれど、むしろ眉が顔から浮きたつ方が、大人の女性にはぴったりだなって。きちんとしたきれいさは残しながら、おしゃれさも華やかさも手に入る眉なんです。もちろん小顔効果も満点。“ふわんペタン”とした眉ではなくて、しっかり立体的なタッチに仕上げたいから、アイブロウパウダーも眉マスカラも短く『ふっふっ』と呼吸しながら置くように色をのせるのがお約束。ぜひ、完コピしてみて」
正しいと思っていた常識が、ガラリと変わる
イガリ眉をつくる5つの秘策
今までの思い込み眉から解放される、イガリ眉の要となる5つの秘策を公開。今、欲しい美人眉が手に入る!
1.眉は孤立化させるのがいい
「眉をしっかり際立たせる、たったそれだけで顔の華やかさやおしゃれ感、立体感がぐ――んと増して、美人度まで格上げされるんだよね。ふわっとなじんだ薄い眉よりも、毛流れが立体的で浮きたつような濃いめの眉。いつもより、眉をしっかり描いてみよう!!」
2.下フラット&上ラウンドなら、
自然体で誰にでも似合う
「どストレートの眉はボーイッシュ過ぎるし、アーチ眉は女っぽ過ぎる。いい感じに顔の丸みを活かしたフォルムが、“下ストレートめ、上ゆるやかなラウンド”を描いた眉。顔立ちを自然に美しく見せてくれるはず。また、下のラインをくっきり強調することで、顔の透明感も上がるし、アイメイクが映えるのもGOOD」
3.ペタンとさせずボサッと3D感がマスト
「横から顔を見た時、眉毛が立っててほしいな。それには、眉を描き始める前のスクリューブラシとパウダーの量が鍵! スクリューブラシで眉内側の産毛まで掘り起こして毛並みを整えつつ、アイブロウパウダーのお粉をたっぷりとのせていくことが3D眉の決め手なんだよね」
4.眉頭上が小顔の決め手
「実は、ミニマムな範囲だけど眉頭の上ってと〜っても大事。毛があんまり生えてないこの部分に眉を描き足すと、眉山との高さが水平に近づいて、顔の横幅がカモフラされる効果が! フェイスラインがシュッと感じられるし、鼻筋が通って顔の立体感も増すの」
5.「ふっふっ」の呼吸と
置き塗りでうまくいく
「眉メイクって上手に線で描こうとすると難しいから、置けばいいんだって思ってます。線を描くのは、もう眉尻くらいかな。あとは、アイブロウパウダーもアイブロウマスカラも、眉に垂直に置くように塗っていくのが正解。なーなーに適当に描かず、『ふっふっ』と短く呼吸しつつ力強く置き塗りしてみて(笑)」
MAQUIA1月号
撮影/彦坂栄治〈まきうらオフィス〉 ヘア&メイク/イガリシノブ〈BEAUTRIUM〉 スタイリスト/辻村真理 モデル/内田理央(モア専属) 取材・文/中島 彩(MAQUIA) 企画・構成/吉田百合(MAQUIA)
【MAQUIA1月号は11月22日(木)発売】