「MAQUIA」8月号では、品格美人メイクの名手、岡野瑞恵さんのアイメイクテクを公開。質感の異なる3種のベージュを重ねることで、奥行きのある目元がつくれます。
何気ないのに、どこか違う。確実に変わる。
岡野瑞恵メイクはこうしてできている
ナチュラルなのに品があり、その人が持つ潜在的な美しさを最大限に引き出す岡野メイク。その秘密はどこにあるの? 岡野さんが考えるメイク理論やテクニックを探ってみました。目指せ!今っぽ品格美人。
ヘア&メイクアップアーティスト
岡野瑞恵さん
大手化粧品メーカーでのヘア&メイクを経て、フリーとして活動。奥行きと立体感あるナチュラルメイクが人気で、女優やタレントからの指名が多く、雑誌や広告、TVなど多方面で活躍中。インスタで人気の猫マッシュ(@mash1126a)の飼い主でもある。
「ほんの少しの工夫で
アイメイクは深みを増す」
3種のベージュを重ねるだけで自然なニュアンスが。練りの上にパウダーを足すと、まぶたにピタッと密着して粉っぽさもなくなり、繊細なグラデが完成。そこにブラウンペンシルと黒のリキッドライナーを組み合わせれば、線の中にも奥行きと立体感が生まれ、締め色を使わずともナチュラルな目力に。ただし多色使いしすぎると大味なメイクになってしまうので、3色までに留めるのが岡野流。
\ポイントは3色のベージュ重ね/
くすみを払拭するクリームベージュ
A ベルベットな質感がパウダーに変化して、まぶたにフィット。オンブル・クチュール 2 ¥3700/パルファム ジバンシイ
ツヤを忍ばせるラメ入りベージュ
B ゴールドラメが効いた赤みベージュ。ザ アイシャドウ 29 ¥2000/アディクション ビューティ
深みが増すスモーキーベージュ
C 重ね塗りしてもくすまないパーリィな発色。アイカラー トパーズ ¥2500/ローラ メルシエ ジャパン
Q.ベージュを重ねてくすまない?
質感の異なる
ベージュを重ねて
粉が多いとくすみの原因に。ひとつの質感で仕上げず、練りとパウダーを組み合わせれば色に深みが出て、奥行き感も出ます。微差な色を重ねるのも手。
Q.淡い色で目力は出るの?
3種のベージュで
ミルフィーユ仕立て
質感が違う3種のベージュを重ねるだけ。あえて締めシャドウを使わずに、ブラウンラインをぼかしてシャドウラインのようになじませれば、自然なデカ目に。
【岡野流アイメイクの作り方】
MAQUIA8月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) 久々江 満(物) ヘア&メイク/岡野瑞恵〈storm〉 スタイリスト/黒崎 彩〈Linx〉 モデル/泉 里香 取材・文/佐藤 梓 構成/木下理恵(MAQUIA)
【MAQUIA8月号☆好評発売中】