「MAQUIA」6月号の人気連載『えみと、メイクと、ファッションと。』では、鈴木えみさんと耕万理子さんがセッション。パープルのファッションに合う旬のメイクを提案します。
― THIS MONTH THEME ―
あえて“不良”に着る
パープル
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メイクアップアーティスト
耕 万理子さん
=
ビニール質感の目元
大人になった今、
不良なムラサキに夢中です
えみ 最近なぜかパープルに惹かれていて。しかも、ちょっと“ヤンキー”(笑)っぽさを感じるムラサキ色を、わざと大人になった今着たいなって。実は今日着たお洋服のボトムは、実際に展示会で購入済みのものなの。
耕 えみちゃん似合ってるもんね!
えみ ありがとう(笑)。それでね、どこかに“トゥルン”とした質感をメイクで取り入れたいかも。この色に合いそうな気がして。
耕 今回はこのムラサキ色に反対色のイエローのピアスを組み合わせたから、目元も普通の茶色じゃなくて黄み寄りにするとポイントで効くと思うの。それをさらに、ウェットに仕上げるのがいいかもしれないね。
えみ 色だけどクリアというか、ビニールっぽい感じというか。PVCはファッションでもトレンドだし、これも何となく今の気分。
耕 確かに。目元が十分印象的だから、唇は素の色を整える程度におさえるくらいでね。ただ、素っぽすぎるとお洋服に負けちゃうから、頬に色を感じさせないコントゥアリングカラーをひとはけ程度、が良さそう。
えみ いいかも! そのプランでいきましょ。
「ビニール質感に仕上げた
イエローブラウンで
“効かせる”目元に」
BY MARIKO TAGAYASHI
メイクアップアーティスト
耕 万理子さん
某ブランドにて世界中を舞台に活躍後、2013年に独立。現在は雑誌や広告、CM等で活躍中。細部まで美しい仕上がりにスタッフからの信頼も厚い。
MAKE-UP POINT
MAQUIA6月号
モデル/鈴木えみ(マキアミューズ) 撮影/池満広大〈TRON〉 ヘア/芝田孝之〈SIGNO〉 メイク/耕 万理子〈SIGNO〉 スタイリスト/清水文太 構成・文/森山和子 企画/吉田百合(MAQUIA)
【MAQUIA6月号☆好評発売中】