「MAQUIA」5月号では、春らしい花柄ワンピースに似合う、甘すぎないピンクメイクを犬木愛さんが提案。質感重視のメイクで、簡単におしゃれ見せ!
BAILAで人気のスタイリスト佐藤佳菜子さんと、MAQUIAで人気のHM犬木 愛さんのコラボ企画! この春最高におしゃれで可愛くなれる、トレンド服に似合うメイク、教えてもらっちゃいました♡
MAQUIA人気アーティスト
犬木 愛さん
抜群のセンスと、絶妙な差し引きメイクで、女性の可愛らしさを最大限に引き出してくれる、各媒体でひっぱりだこのHM。
BAILA人気スタイリスト
佐藤佳菜子さん
BAILAをはじめ、数多くの女性誌で大活躍の人気スタイリスト。バランス力と無理のないリアルなコーデにファンが絶えない。
なりたい雰囲気を想像してメイクを!
佐藤 毎回、撮影するたびに思うけど、どのメイクもスタイリングに似合っていて本当に可愛かった! 犬木さんはメイクをするとき、“重要なのはファッション”って言っているけれど、洋服のどんなところを見ているの?
犬木 私が大事にしているのは“洋服の質感や色”。透けているのか、ニットなのか、赤みが強いのかとか。そのバランスを見てメイクに使う色みや濃淡、どこにポイントをおくかを考えながらメイクをしてる。
佐藤 へ〜! じゃあMAQUIA5月号P86の「キレイ色トップス」のときは、どうして軽やかな質感のメイクに?
犬木 お洋服に赤みが多かったので、盛りすぎにならないようにメイクで使う赤みをマイナスしました。洋服を着たとき、肌の色がどのくらい映えるかを重視してメイクしてるの。
佐藤 素朴な疑問なんだけど、肌の色が映えるよう目元を控える、リップを盛るとか、パーツバランスってどうしたらいい?
犬木 想像することが大事。P85の「レーストップス」はクラシカルな印象だったので、クラシカルな女性像って? その女性のメイクって? 眉が濃い? リップが薄い? みたいに展開して考えた。そのためにはSNSや雑誌などでいろいろなものを見て、イメージのストックをつくっておくことが重要なの。
佐藤 私も一緒! スタイリングを組むときもこんな雰囲気にしたいから、この色で、この丈感で、みたいに組み立てていく。案外メイクって洋服をコーディネートする感覚と似ているのかも。
犬木 洋服を着替えるみたいに、春こそメイクをいろいろトライしてみて欲しいな!
春一番に着たい服
TREND
花柄ワンピース
×女っぽミルキーメイク
「春になると着たくなる花柄ワンピースは、甘さを抑えて“大人っぽさ”を意識するのがポイント。花柄自体がすでに甘いので今回のようにジャケットをプラスして。それだけで、途端に凛とした女性に格上げします」と佐藤さん。犬木さんも同様に、甘さのバランスをメイクでコントロールすることを実践。「このスタイルに可愛らしいメイクをするとトゥーマッチに。使う色はワンピに合わせてミルキーカラーで女っぽく、その分、メイクの質感はセミマットで大人っぽく。色×質感のこの絶妙バランスがおしゃれに見せる秘訣」
大人レディな花柄ワンピが
新しい季節を呼び寄せる♡
ミルキーカラーなら叶う
可愛さと品の良さの両立
HOW TO MAKE
EYE:1aをアイホール全体にブラシでオン。bを目頭〜目尻まで、目のキワに、ささっと小さめのブラシでのせ、最後にcを下まぶたに。目頭と目尻をはずして、小さめのブラシでのせ、ほんのりきらめきを。CHEEK:頬の中央に大きい三角形をイメージして、大きなチークブラシでのせる。ふわりと血色を感じる程度のシアーな仕上がりに。LIP:他のパーツと似てるトーンのリップをチョイス。リップラインに沿いきちんと塗って。
MAQUIA5月号
撮影/三瓶康友(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/犬木 愛〈agee〉 スタイリスト/佐藤佳菜子 モデル/絵美里 取材・文/浦安真利子 構成/若菜遊子(MAQUIA) 撮影協力/Me's CAFE & KITCHEN at METoA Ginza
【MAQUIA5月号☆好評発売中】