「MAQUIA」11月号では、ヘア&メイクアップアーティストの岡野さんが教える、ワントーンメイクで洗練を生むテクニックをご紹介。
大好評につきリターンズ!
教えて、岡野瑞恵さん
秋には秋の、進化系ワントーンメイク
同系色のコントラストで魅せるワントーンメイクは、ノーブルでエフォートレスな仕上がりが魅力。マキア7月号の企画が大好評につき、進化した秋Ver.でお届けします。
“ワントーン”というメイク提案だけでなく、その仕上がりの美しさに感嘆の声が続々! お馴染みのモデルの表情もいつもより色っぽく、「真似したい」と大好評でした。
“同系色”の意味をより幅広く捉えてワントーンメイクの鮮度をアップさせて
ワントーンといっても1色だけを使うのではなく、色が持つ“ニュアンス”と幅広く理解して取り入れることが、今回提案したい「進化系・ワントーンメイク」。ベージュとカーキ、ピンクとパープル、そしてバーガンディとブラウンなど、同じトーンを持つ“仲間”として捉えて。引きで見たときに統一感はありながら、より洗練された印象になれます。
ヘア&メイクアップアーティスト
岡野瑞恵さん
その人らしさを軸に据え、ナチュラルかつ女性らしさを引き出すメイクに、定評あり。多くの女優からひっきりなしに指名を受ける。
目元とリップを主役にしてとことん秋色を満喫して
EYE パレットAのaをアイホールと涙袋にのせ、b+cを上まぶたの目頭側にレイヤードする。さらにbを目元を囲むようにキワにのせ、dを上まぶたの目尻にスーッとライン風に重ねる。まつ毛はBのブラウンで優しくまとめて。
CHEEK 目元の赤みと唇のブラウンをつなげるように、パレットC左側の赤みブラウンを頬骨下にトントンと指でのせる。
LIP 輪郭を取るように、Dを唇の内側からムラなく広げていく。
Q 赤み系のワントーンを旬に見せたい。
A 目元&口元を、同じ〝温度〞で統一させて
「注目のバーガンディ系ワントーンは、色が持つ温かみがキーに。目元にバーガンディのシャドウをまとったら、口元には同じようなウォームトーンのブラウンリップを選んで。ボリュームのある秋の服にも合う重さが出るうえ、簡単におしゃれ顔に。肌はその分、ナチュラルに」
ウォーミーなトーンでこなれ顔
Burgundy
MAQUIA11月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) 岩城裕哉(物) ヘア&メイク/岡野瑞恵〈storm〉 スタイリスト/辻村真理 モデル/鈴木えみ(マキアミューズ) 取材・文/森山和子 構成/吉田百合(MAQUIA)
【MAQUIA11月号☆好評発売中】