「MAQUIA」8月号の表紙は小嶋陽菜さん。ボルドーのキャットラインで滲んだような微熱アイが完成! 猫とどっちがセクシー?
今月のアーティスト
千吉良恵子さん
時代の気分を体現するメイクアップの名手。緻密さと大胆さを兼ね備えた品格メイクは、女優・タレントからの指名も多数。
モーヴな色香をひとさし
大人のキャットラインメイク
メイクを手がけた千吉良さんが狙ったのは、“時間の経過によって現れるなじみ感”。「作りたてではなく、時間がたって肌と一体化した瞬間の色っぽさを表現しました」。目尻に重ねたボルドーのキャットラインは、下まぶたにも同色のラインを目頭1/5を除いて極細に仕込むことで、滲んだような微熱アイが完成! アイシャドウは縦割りグラデにして、目尻寄りに濃いブラウンを。下まぶたのドーリー感とあいまって、外国人風の彫深い瞳がつくれます。ミニマルながらリップラインにエッジをきかせたピンクの染め上げリップも、コケティッシュな雰囲気を後押し。猫とどっちがセクシー?
Eye liner
黒のラインを仕込んだ上に目尻1/3に5mmオーバーでボルドーの跳ね上げラインを。目頭1/5を除いて下まぶたにも極細で入れる。資生堂 インストローク アイライナー VI605 ¥3500/資生堂インターナショナル(7/1発売)
Mascara
上下まつ毛ともに、中央にボリュームが出るようにオン。マジョリカ マジョルカ ラッシュエキスパンダーリキッドエクステ ¥1200/資生堂
Cheek
黒目下にクリームチークをおき、頬骨にそって指で広げた上にパウダーをオン。ツヤもふんわり感も。(左から)マットマルティプル 1580 ¥4800(7/14限定発売)、ブラッシュ 4069¥3400(限定発売)/NARS JAPAN
Lip
右のベージュピンクでリップラインを描いて立体感を出した後、左のビビッドなピンクを指にとってトントンとなじませて、染め上げる。(右から)リップカラーコントゥア01 ¥3800/バーバリー 資生堂 ルージュ ルージュ RS418 ¥3600/資生堂インターナショナル(7/1発売)
Eye shadow
アイホール全体にパレット右の上を広げ、下をチップにとって下まぶたに点置き。左のパレットの2色をミックスして目尻1/3にのせ奥行きを。(右から)インテグレート ワイドルックアイズ PK373 ¥850(編集部調べ)、マジョリカ マジョルカオープンユアアイズ BR301 ¥850/資生堂
効果的に効かせたボルドーのアイラインがこちらの胸のうちまで見透かされてしまいそうな、魅惑的な眼差しを作り出します。
ワンコイン版の表紙はこちら
MAQUIA8月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉 ヘア&メイク/千吉良恵子〈cheek one〉 スタイリスト/佐々木敬子〈UM〉 モデル/小嶋陽菜(マキアモデル)
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