陰影を使ってシャープさをプラス。「MAQUIA」1月号から、ベストコスメ受賞コスメを使った、あえて作り込まない計算メイクの仕方をお教えします。
女顔×ドラマティック
色は最小限に、陰影を使ってシャープさをプラス
華やかな顔立ちのため、色を使ったメイクはトゥーマッチになりがち。陰影を操作して、シャープに締めていくニュアンスメイクが旬顔作りの秘訣。
影色を使いこなして、
エフォートレスなスキを
きちんとメイクすると近寄りがたい高嶺の花になりがちなのがこのタイプ。「女顔ドラマティックさんは抜け感が要。ブラシで丁寧に塗るより指塗りなどでラフに仕上げましょう。また、目周りの黒はきつい印象になりがちなので、ニュアンスカラーを選ぶのもポイント。色は1カ所にとどめ、ベージュやブラウンで温かみを加え親しみやすい印象に」(犬木さん)
赤み+ ツヤ-
リップカラー部門1位
(左)ディオール
ルージュ ディオール マット 999 マット
鮮やかなレッドリップを唇全体に。セミマットなツヤは、ビビッドな色も上品に仕上げてくれる女顔ドラマティックさん向けの質感。¥4200/パルファン・クリスチャン・ディオール
指塗りで自然に色づかせて
中央から輪郭をぼかすように指塗りで全体に塗る。きっちり塗りすぎないことが“抜け”につながる。
影+ 血色感-
チークカラー部門2位
(右)SUQQU
ピュア カラー ブラッシュ 01
シェーディング効果もあるグラデーションチーク。今回は右側のベージュ色のみを使用。頬を引き締めて大人っぽく見せる効果が。ブラシにたっぷり含ませなじませて。¥5500
頬は赤みよりもシェーディング
右のベージュ色をブラシに取り、黒目の下〜外側の頬骨に沿うように横広になじませる。小顔効果も。
目尻を伸ばしてラインを引く
黒目内側〜目尻までの目のキワに右でラインを引く。目尻を引き上げるように自然に伸ばし甘い目もとをシャープに仕上げる。マスカラは上まつ毛のみ。
(右)アイライナー部門3位
(左)マスカラ部門3位
目もとに漆黒を使うと強くなりすぎるため、ニュアンスのある色をセレクトするのがコツ。〈右から〉ツヤ感もキレイ。カラーシック アイライナー ダンサー イン ザ ダーク ¥2500/アディクション ビューティ ルナソル フェザリーラッシュマスカラ 01 ¥3000/カネボウ化粧品
目頭にシャドウを重ね求心的に
ブラウンシャドウをアイホール全体に指塗りする。指先に残ったシャドウを眉頭の下に重ね、目頭側に影を作り、引き上げた目尻ラインを際立たせる。
アイカラー部門2位
なめらかなツヤで目もとに自然な影を作るブラウンシャドウ。抜け感を作るため、指でラフに塗って。ウイスパーグロスフォーアイ 08 ¥3300/THREE
あえて作り込まない計算メイクで
近づきたくなる親しみやすい美しさを
気になる受賞コスメは、マキア最新号でチェックを! ぜひ店頭で手に取ってくださいね。
MAQUIA1月号
撮影/菊地泰久〈vale.〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/犬木 愛〈agee〉 スタイリスト/高垣鮎美〈LOVABLE〉 モデル/泉 里香 構成・文/畑中美香 企画/木下理恵(MAQUIA)
【MAQUIA1月号☆好評発売中】