「MAQUIA」12月号では、人気メイクアップアーティストのイガリシノブさんにヌケ感が手に入るチークのつけ方を聞きました。“持ち上げチーク”がこの冬大ブレイクの予感!
ヌケ感もメリハリ美人顔も手に入れる!
イガリシノブの「もち上げチーク」
フェミニンもクールもおまかせ。ブラのワイヤーみたいに頬を寄せて上げて
メリハリ小顔をつくるイガリシノブ流“もち上げチーク”が、この冬大ブレイクの予感!
ブラのワイヤーをイメージするのが、もち上げチーク
今話題のコントゥアリングメイク。日本人には難易度高め?「日本人に応用するなら、骨格を際立たせるというよりは、頬の位置を上げたり、ボリュームを出したり……そう、ブラのワイヤーみたいに頬を“リメイク”する『もち上げチーク』が断然オススメ。ツヤとシェイドをどこに、どう入れるかで、顔全体の立体感がぐんと見えます。ヌケ感のバランスや甘さも調節可能で、目元も際立つので、普段のメイクがファッショナブルになるはず。さらにあごもほっそり見えるので、小顔効果も出せますよ」(イガリさん)
“2色のコントゥアーアイテム”
でつくるもち上げチークは大人っぽくクール
ライトカラーとシェードカラーがセットになったコントゥアリングアイテムなら、クールなおしゃれ顔が簡単に完成。アイテム選びのポイントは、肌になじむシェードカラーとマット質感のライトカラーにこだわること。頬骨を際立たせるんじゃなく、下からすくうようにチークゾーンを強調することで、パンとしたハリや立体感を自然に強調できます。
マット×クリーミーの絶妙質感。自然で上質な立体感を簡単に与えることができるとイガリさんも絶賛。クチュールコントゥーリング 2 ¥7000/イヴ・サンローラン・ボーテ
How to
1 シェーディングで頬骨をもち上げる
左の色を取り、頬骨をすくうようにブラシを動かす。ブラのワイヤーで外側から寄せて上げるイメージ。
2 ライトカラーで頬に光を集め高さを出す
右のライトカラーを目の下に。マット質感なら肌の黄みを整え引き締めつつ、肌感を前に押し出す効果が。
3 1と2の間をつなぐシェーディング入れ
左の色をさらにブラシにとり、1と2の間をホワッとつなげるように、ブラシを寝かせまあるくなじませる。
4 眉の下ラインにもシェーディング
眉を描く前に眉底の毛の付け根に左の色をふんわりひとはけ。眉下のアーチ感が際立つ。
5 下唇のくぼみにもシェーディング
唇の下のくぼみに左の色を入れ、ぷくっとした唇に。こんな隠しシェイドも実は重要。
これもおすすめ!
1 適度な艶感でカジュアルな立体顔に。プレイ101スティック Duo ¥1600/エチュードハウス
2 ほどよいコントラストを与えるマットな質感が特徴。フェイスステュディオ Vフェイス デュオパウダー 02 ¥1600、
3 光と影を操るクリーミーな2色。同 デュオスティック 01 ¥1400/メイベリン ニューヨーク
4 微粒子パウダーがふんわりなじんでナチュラル。コントラスト デュオ¥4500/THREE
その他のパーツのメイクポイントは?
5 コントゥアリングアイテムとリンクする、きらめきいっぱいのゴールドベージュ系。上まぶたに右の色、下まぶたに真ん中の色をのせて、下まぶた重めに仕上げる。ルナソル ゴールドニュアンスアイズ EX02 ¥4000/カネボウ化粧品(11/11限定発売)
6 ビューラーは使わずに上下まぶたに1度塗りして、こっくりしたまつ毛に仕上げて。ラッシュセンセーショナル フル&リッチ 01 ¥1600/メイベリン ニューヨーク
7 上側の2色を使用。眉頭はしっかり、眉尻にいくにつれ薄くなるグラデ眉に。ブロウクチュール パレット 1 ¥6900/イヴ・サンローラン・ボーテ
8 女っぷりが上がるレディカラーを唇全体に塗り、土台を作っておく。ルージュ ディオール 458 ¥4200/パルファン・クリスチャン・ディオール
9 手の甲に一度とってから、指でぽんぽんのせる。瑞々しい色っぽさを与えるプラムレッドがイガリさんの今の気分。リップグロス ¥3200/レ・メルヴェイユーズ ラデュレ(12/2発売)
MAQUIA12月号
撮影/吉田 崇〈まきうらオフィス〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/イガリシノブ〈BEAUTRIUM〉 スタイリスト/石田 綾モデル/泉 里香 取材・文/通山奈津子 構成/山下弓子(MAQUIA)
【MAQUIA12月号☆好評発売中】