モテを意識したメイクでも男性からの反応がいまいちだった……なんて経験ありませんか? 「MAQUIA」12月号から、男目線メイクのカリスマ、河北裕介さん直伝“真のモテメイク”をご紹介♪
\マキア調べ/
アンケートで判明した
男ゴコロとは?
20 〜30代男性にアンケートを実施。リアルな男の本音を教えてもらいました!
「とにかくキレイな肌に惹かれる」
透明感のある肌って、無条件に可愛く見える(メーカー勤務・34歳)
粉っぽいとキスしたくないし、触りたくなくなる(広告代理店勤務・32歳)
Kawakita Voice
「確かに、ガチガチにカバーした厚塗りのマットな肌って、どうしても老けて見えるし、近寄りがたい鎧になっちゃう。ポイントは、いかに素を残すか。ベースにツヤさえ仕込めば、実はある程度悩みは飛ばすことができる。だからこそ、できるだけ重ねるアイテムはミニマムにとどめよう」
「基本的にナチュラルが好き。
でも、たまにドキッとしたい」
赤い口紅って、正直怖いです(不動産関係勤務・28歳)
たまにメイクを変えて来られると、「おっ」とドキドキさせられる(メーカー勤務・29歳)
Kawakita Voice
「赤リップに怯む男なんて、ただの軟弱者。強さを感じる女性のほうが、断然惹かれるし色っぽい。ただし、マットな赤はおしゃれになりすぎちゃうから、ツヤ系が◎。常に男ウケを狙ってナチュラル一辺倒ではなくて、服に合わせてフレキシブルにメイクを変えられる方が魅力的だよね」
「不自然なものが苦手」
太眉って、全く可愛くないんですが……(金融関係勤務・35歳)つけま、まつエク、存在意義がわかりません(自営業・33歳)
Kawakita Voice
「正直な話、男から見たら、つけまやまつエクはカツラみたいなもん(笑)。下まつ毛のマスカラでさえ、不自然だと思っているからね。ただ、太眉は目元に立体感や色気が出るメリットが。不自然な太眉は、おそらく色のせい。髪の毛よりもやや明るめの眉マスカラを塗ればアカ抜けるよ」
\元祖・男目線メイクのカリスマ/
河北裕介さん
旬な女優やモデルから指名の絶えない、ヘア&メイクアップアーティスト。『河北メイク論』(ワニブックス)も好評発売中。
無条件に素敵だなと男が惹かれる女性には、そのひと自身のパーソナリティを感じさせる素がある。誰かのようになりたいと、ただ真似しているようじゃ、薄っぺらいだけ。そんな女性は、男性の興味を引くことは正直難しい。そして自分に自信がないと、若作りをしたり、厚塗りをしたりしてしまいがち。それも、色気も可愛げも無くなってしまう原因に。真似するんでも、偽るんでもなく、自分自身の長所を生かすことが、男を惹きつける最大の要。
ではどうするべきか? それは簡単。自分自身を知ること。人気のある女優やモデル、一般の魅力的な女性はすべて、自分の顔ときちんと向き合い、研究し、努力をしている。そして、どういう風に見られたいかをきちんと自己プロデュースしている。可愛くも見られたいし、大人っぽくも見られたいし、モテたいし、おしゃれだと思われたい……。あれもこれも手に入れようとすると、とたんに中途半端な印象に。いつも全部になるのではなく、毎日服に合わせてどれかになればいい。そうすれば、良いギャップが生まれるし、興味を引く存在になれるはず。
河北流
男が本当に好きなのは
メイク感をおさえた
ナチュラル美人メイク
“基本的に男は、素を残したメイクが好き。目元もチークもリップもと、あれもこれも主張してしまうと、とたんにやかましくなる。目元にポイントを置きたい場合は、チークやリップは脇役に徹して。目元に今季らしい赤みを差せば、憂いを秘めた表情に。”
HOW TO MAKE
EYE パレット1-Aをアイホールに広げ、二重幅に1-BをON。下まぶたには、2を細くライン状に入れ、その上から1-Bでぼかし、さりげなく囲み目に。上まぶたの目のキワには2でラインを引き、目尻はスッと引き抜いて。さらに、その上から1-Bを重ねる。まつ毛をカールアップ後、上まつ毛のみ3を塗る。
CHEEK 色を主張せず、4を頬の高い位置にニュアンス程度にON。
LIP 5を直塗りし、ツヤをプラス。
1 ボルドー×シャンパンゴールドが女性らしい。コフレドール ビューティオーラアイズ 04 ¥3500(編集部調べ)/カネボウ化粧品(11月16日発売)
2 ふとした瞬間にキラリと輝く眼差しに。メズモライジング パフォーマンス アイライナーペンシル 06 ¥3000/THREE
3 どの角度から見てもパーフェクトなまつ毛に。ファシオ ワンダーカール マスカラ BK001 ¥1200/コーセーコスメニエンス
4 肌にとけ込むようになじむニュアンスオレンジ。ルナソル カラーリングシアーチークス 07 ¥5000(セット価格)/カネボウ化粧品
5 スモーキーなブラウン。AQ MW ルージュ グロウ BR353 ¥3500/コスメデコルテ
MAQUIA12月号
撮影/彦坂栄治〈まきうらオフィス〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/河北裕介 スタイリスト/高垣鮎美〈LOVABLE〉 モデル/泉 里香 取材・文/谷口絵美 構成/清田恵美子(MAQUIA)
【MAQUIA12月号☆好評発売中】