クライアントの接待や大切な商談など、普段とは少し異なる「会食」シーンでは、どんなメイクやファッションが好印象? 「MAQUIA」6月号から神崎恵さん流の極意を紹介します。
女性らしく見せるとろみブラウスと
美しい姿勢に意識を
わたしがここぞ!というビジネスシーンで必ず着るのが、とろみ系のブラウス。とろんとカラダにほどよく添い、すとんと落ち感のある素材。これが醸し出す、奥ゆかしい女っぽさは格別。控えめながらも確実で、女しかもてない曲線や華奢さを魅せてくれる。
この淑女的ブラウスには、ヒップから脚のラインを美しく整えて見せるペンシルスカートを合わせれば無敵。シンプルで清楚、なのにその曲線が色気を忘れさせない。そこに清潔感のあるヘアとメイクを合わせる。
あとは、会話のテクニック。聞くのが7、話すのが3。つねに相手の心地いいタイミングでの相づちやレスポンス、そして、少し大袈裟くらいの気持ちいい笑顔も忘れないこと。
相手好みの手土産には、笑顔を添えて
会食が思いがけずうまく運んだときはもちろん、逆に、しびれるような内容だったとしても、会食の別れ際こそ注意が必要。先方が好きな手土産を用意し、やさしい笑顔でお見送りを!
信頼感を得たいなら断然、セミマット肌
相手の正面に座ることの多い会食シーン。端正な肌作りとその人の透明感を高めるようなリップメイクに重点をおきたい。ベースは抜け感でもマットでもない、なめらかツヤ肌を目指して。
a 肌表面がなめらかに仕上がり、ほどよいツヤで美肌を演出。ルミナス シルク コンパクト ファンデーション 4 ¥9000/ジョルジオ アルマーニ ビューティ
b 肌の色をパッと一瞬で明るく輝かせる、なじみオレンジリップ。AQ MW ルージュグロウ OR251¥3500/コスメデコルテ
きちんと感と華やかさのあるアップヘアに
仕事というきちんと感をベースに、相手を落とせる“柔らかさ”、“色気”を髪型にも感じさせたい。髪をハーフアップにし、下ろした髪を左右で2つずつに分け、ねじって結び目に巻きつける。
MAQUIA 6月号
モデル・メイク・文/神崎 恵 撮影/金谷章平 ヘア/津村佳奈〈Un ami〉 スタイリスト/川﨑加織 構成・文/若菜遊子(MAQUIA)
【MAQUIA6月号☆好評発売中】
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