「MAQUIA」2月号では、メイクによる骨格操作とヘアによるシルエットコントロール技を融合した新・小顔メソッドを紹介中。ここでは唇にボリュームがあったり、顔の下半分がもったりして見える“あご長”タイプのヘア&メイク術をピックアップ!
光影メイクの伝道師
CHIHARU
タカラジェンヌを経てヘア&メイクの世界に。わかりやすく、人それぞれの顔型や骨格に合ったメイクで雑誌はもちろん、女優やタレントのメイクも数多く手がける。
美フォルムヘアのエキスパート
朝日光輝
モデルや有名人からも絶大な支持を受けるヘアサロンairのプロデューサー。髪のスペシャリストとして業界を牽引し、トレンドを生み出す腕にはファン多数。
【あご長タイプ】
唇にボリュームがあったり、顔の下半分がもったりして見える人はこちら。「下半顔のボリューム感は全体のぼんやり感の原因に。顔周り全体をシェーディングして中央に光を集める王道テクを取り入れて、全体をひと回り補正することが肝心」(CHIHARUさん)
MAKE
周辺に影、中心に光を集めて求心的な土台づくりを
光と影で顔をひと回りシェイプするのが基本。目元や口元などのパーツメイクは外に広げるようにメイクしましょう。
HAIR
前髪と顔にかかる毛束でメイクの影をバックアップ
フェイスラインに毛流れを作り、顔を奥に引っ込ませ、ところどころに抜けを作って奥行き感を強調するのがコツ!
顔にかかる毛先と薄め前髪でアウトラインの奥行き補正。
メイクは顔の中心に光を集めて求心的な骨格に
ヘアでアウトラインを囲み、顔全体を奥まって見せるのがこのタイプの小顔づくりの第1ステップ。さらに顔の中心に光を宿すメイクを施すことで、頬下のもたつきが軽減され、ひと回りシャープな小顔が完成!
MAKE
“内に光、外に影”の王道テクで顔の下半分を締めて見せる
「顔周りに大胆にシェーディングを入れアウトラインを縮小することから始めましょう」(CHIHARUさん)。フェイスライン、あご先にB左の締め色でシェーディングし、DとAのチークで頬全体に血色ツヤをオン。「最後に頬骨の一番高い場所と唇中央の外側上下にCでツヤをプラス。こうすることで中心に凸部が生まれ、スッとした中高顔に」
A 頬を艶やかに染める。キッカ フラッシュブラッシュ パウダー 05 ¥5000(ケース込み)/カネボウ化粧品
B 肌に溶け込むグロウ。シマリング グロー デュオ 02 ¥4500/THREE
C 自然なツヤとカバー力を備えたファンデーション。フレームフィックス リキッド ファンデーション ライトネス 002 SPF30・PA++ 25 ㎖ ¥8000/SUQQU(3月4日発売)
D リップにも使える。ヴィセ リシェ リップ&チーク クリームPK- 4 ¥1000(編集部調べ)/コーセー
HAIR
顔周りに重ねた毛束の奥行き感で余白を目くらまし
「ランダムな毛流れでフェイスラインを囲み、顔全体を引っ込んで見せることが大前提」と朝日さん。「顔周りに毛を遊ばせながらも内側は耳にかけることで奥行きが生まれ、軽やかな印象が宿ります。さらに上半顔も薄めに前髪を流すことで顔周り全体に立体感が生まれ、ぼんやりしがちな印象がシャープな印象に変化します」
MAQUIA2月号
撮影/彦坂栄治〈まきうらオフィス〉(モデル)高橋一輝(物) ヘア/朝日光輝〈air〉 メイク/CHIHARU スタイリスト/岡野香里〈TRON〉 モデル/泉 里香 構成・文/畑中美香 企画/芹澤美希(MAQUIA)
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