自撮りをSNSにアップすると、必ずと言っていいほど「まつげ、どうしてるの?」と聞かれるというみちょぱさん。そんな注目のまつげの秘密を探るべく、ギャル時代からの“美まつげヒストリー”をたっぷり語ってもらいました。

みちょぱの美まつげHISTORY
【小学生時代】ギャルに目覚めたのは小5。つけまメイクがスタート

「ギャルメイクに挑戦し始めたのは小5の頃で、つけまを3〜4枚重ねて目元を強調するように。きっかけは同じ学校の友だちのお姉さん。金髪にヒョウ柄という当時流行の白ギャル姿が可愛くて『私もやりたい!』とすぐ思ったんです。
そのお姉さんからもらったつけまを使って、ギャル誌を片手に放課後や休日に夢中で練習。重ねれば盛れる!と、アイラインも二重幅までしっかり引いてとにかく濃ければ濃いほどいいと思ってました(笑)」(みちょぱさん、以下同)。
【高校生時代】自まつげ×つけまを一体化させたアイメイクを確立

「中2になると、アイラインの太さを調整したり、下まつげも専用のつけまに変えたりして、自分の顔に合うメイクを見つけ始めました。中3で雑誌『ポップティーン』の専属モデルになって、高1でつけまのプロデュースも経験。高1の頃から今も変わらない私のメイクコンセプトは“タレはね”。目頭はぐっと上げ、目尻は少し下げて強さを和らげ、つけまの角度も細かく調整。この頃に今のアイメイクのベースがほぼ完成しました。
高3の頃は、今も愛用しているブラウン系アイシャドウをベースに、切開ラインを引き、これまで下まぶたはつけまだけだったのを、アイシャドウも重ねるようにして、縦にも横にも大きく見える目元を研究していました。
ギャルの中には自まつげにそのままつけまを付ける子も多かったけれど、私はまつげとつけまを一体化させたくて、ビューラーでしっかりカールしてボリュームマスカラを塗った上からつけまをオン。まるで『自分のまつげすごくない!?』というくらいの存在感ある目元にしていました。
ギャルは雑に見られがちですが、そう思われるのが嫌で、むしろ丁寧なメイクを心がけていたんです。つけまも使い込んだ方がなじむので、使用後は毛が抜けないようノリを丁寧に剝がし、1本でも抜けたら新しいものに替えるなど、当時から形や仕上がりにはこだわっていました」。
【20代前半】年齢とともにつけまのボリューム感が薄くなり、まつ育にシフト

「20歳を過ぎたあたりから、若さ特有のパンッとしたハリやむくみが落ち着いて、顔の印象がすっきりしてきたんです。二重幅も安定して、これまでのつけまだとちょっとやりすぎに見えるようになったので、束感やボリューム感よりも、1本1本がきれいに見える“バサッ”としたセパレートタイプのつけまにチェンジ。
この頃は『まつエクですか?』と聞かれることも多かったですね。実は4年前のお正月に1回だけまつエクをしたことがあるんですけど、まつげが1本でも抜けたり形が崩れるのが気になって、結局すぐ外してしまった思い出も。
25歳になると、濃いメイクやギャル、盛ることにこだわる気持ちはなくなり、つけまを卒業して、本格的にまつ育に取り組むようになりました。理想のまつげには落とすケアや育むケアはもちろん、マスカラひとつにまでこだわるようになり、これからもどこまで伸びるのか、どこまで増えるのか、日々、自分のまつげと向き合っていきたいです」。
みちょぱ流「美まつげメイク」の条件とは?

1.マスカラ下地は必ず使用
2.束感よりバサバサ感重視
3.コームで毛流れを整える
みちょぱ流まつげ愛満載の 「美まつげメイク」

「パンダ目防止や美カールの持続のためにマスカラ下地は必須。下地で根元からしっかり塗布することで、マスカラの仕上がりが格段にアップします。束感ではなく1本1本をセパレートさせ、長さとボリューム感を出しつつ、軽やかで目力のあるまつげを意識。
そして最後にコームで毛流れを整えること。ダマや絡まりをほぐし、毛先まで均一に広げながらバサバサ感を作ることで、ナチュラルに盛れた理想のまつげが完成。この3つのポイントを押さえれば、まつ育派でもまつエク級の目力と存在感を実現できます」。
みちょぱ流「美まつげメイク」HOW TO
マスカラ下地を上まつげにムラなく塗布

「まずはマスカラ下地を、上まつげの根元から毛先に向かって塗り広げます。特に目頭側のまつげを際立たせたいので、1本1本丁寧に塗布するのがポイント。下地の段階でセパレートやボリューム感、形を整えておくと、その後のマスカラも美しく決まり、目元全体の印象がぐっと引き立ちます。下まつげは自然な存在感で十分なので、塗らなくてOK」。
\みちょぱの愛用品はこれ!/
美まつげの仕上がりを左右する「エチュード」のマスカラフィクサー

マスカラフィクサー パーフェクトラッシュ ¥946/エチュード
「デパコスからドラコス、韓国コスメなど、さまざま試したなかで、断トツで自分のまつげに合っているマスカラ下地。液がたっぷりめでベタっとつくのに、ダマにならないところが好き。もう4~5本はリピってます!」。
マスカラは一旦、ざっくり塗ってから、全体にしっかり塗り広げる

「次にボリュームマスカラを、下地が乾く前に上まつげにオン。このマスカラではボリューム感を強調したいので、まず根元から中間まではブラシの面でざざっと塗ってから、その後、均等に1本1本丁寧に塗るのがコツ。目頭や目尻などの細かい毛は、ブラシの先で整えて。マスカラは2本使いしますが、こちらがメイン」。
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濃密なブラックが好き♡ 「エチュード」のボリュームマスカラ

カールフィックスマスカラ ボリュームブラック ¥1650/エチュード
「唯一無二のボリューム感を出してくれ、頼りになるのがこのマスカラ。これを塗ると、漆黒の深みが増して、ぐっと印象的な目元に仕上がります。カーブしたブラシがまつげにフィットして塗りやすさも優秀。気づけばもう4本目!」。
塗り残した部分+毛先は、2本目のマスカラでキレイに整える

「2本目のカール+キープマスカラで、上まつげの先を中心に重ね塗りして、長さを足していく。塗り残した部分や毛先を逃さずに丁寧に仕上げることで、目元がよりパッチリ! ボリュームは下地や1本目のマスカラで出しているので、このマスカラでは長さをプラスするイメージ。最後まで丁寧に塗ることで、自然だけど存在感のあるまつげに」。
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理想の形に導く「エチュード」のカールマスカラ

カールフィックスマスカラ ブラック ¥1650/エチュード
「まつげを仕上げるなら、このカールマスカラ一択。微細な調整もしやすく、理想の形を自在にキープ。 マスカラ下地同様、みずみずしい液なのににじまず、まつげ1本1本をしっかりコーティング。デビュー当時からずっとヘビロテ」。
仕上げはコーム! 毛流れを整えて美まつげに

「上まつげの2種のマスカラが乾く前にコームを投入。上まつげはコームを縦に使い、くっついた毛を1本1本間隔を整えます。下まつげはエチュードのボリュームマスカラを塗り、乾く前にコームを横にして、ささっとブラッシングするように動かす。コームについたマスカラはティッシュでオフしながら、繊細に仕上げるのがポイント。このひと手間で、目元の印象がぐっと整い、キレイなまつげが完成」。
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束になった毛を繊細にほぐす金属製コーム

まつげコーム/本人私物
「梳かす部分は細めのピッチの金属製が絶対条件。まつげ同士が重なったり絡まったりしても、スッと通して毛流れを整えられるし、ダマもきれいに取り除けるから。仕上がりが一気に格上げするので手放せません」。
\完成! まつ育で実現する まつエク級の上向きカール/

こちらもおすすめ「美まつげメイクアイテム」

A 植物性ワックスとファイバーを配合したマスカラ下地。超軽量なのに長さとカールキープ力が格段にアップ。TWKシン マスカラベース¥5830/FTC
B 目頭や目尻の短い毛をキャッチする独自ブラシを採用。透け感のあるブラック。メイベリン スカイハイ プライマー 01 ¥1518/メイベリン ニューヨーク
C ソフトワックスとエモリエント剤を配合し、塗った瞬間にボリュームとカール力を発揮。マスカラ ディオールショウ オーバーボリューム 090 ¥5610/パルファン・クリスチャン・ディオール
D 従来より粘度を抑えたサラっと軽やかなマスカラ液にリニューアル。瞳を美しく引き立てるダークグリーン。マキシマムラッシュ ビルドアップマスカラ フォレストディープグリーン ¥4400/ブリリアージュ
撮影/寺田茉布〈LOVABLE〉 ヘア&メイク/NAYA スタイリスト/藥澤真澄〈TRON management〉 モデル/池田美優 取材・文/佐藤 梓 構成・企画/中島和美(MAQUIA ONLINE)
ピアス¥3850/SLY(バロックジャパンリミテッド) その他/スタイリスト私物
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