マキアをはじめ、数々の雑誌や広告等で活躍するヘア&メイクの林さんと福岡さん。二人が生み出す顔は、モデルや俳優、アーティストたちが口を揃えて「盛れる」と断言!その秘密は“ギャルマインド”にあり!? 最旬の推しメイクと共に、本人自らが徹底解説します。

元ギャル・林由香里さんが教える、“盛れるメイク”のヒミツ。アイライン、下まぶたのメイクは必須!

元ギャルパワーが可愛さの源?
ヘア&メイク
林 由香里&福岡玲衣
二人のメイクが盛れる理由

教えていただいたのは
林 由香里 YUKARI HAYASHI

ヘア&メイクアップアーティスト

林 由香里 YUKARI HAYASHIさん

トレンド感とリアルの絶妙バランスが得意。メイク本『「洒落感」メイク』(小学館)も好評発売中。

林 由香里の盛れメイク

低温ピンクなヌーディメイク

ヌーディメイク=ベージュやブラウンがメジャーですが、あえてピンクトーンで再解釈を。ワントーンにせず、ブラウンやモーヴを組み合わせたのがカギです

盛れPOINT1
ベースはマットなピンクでサラリ

「低温なヌーディメイクにしたいので、上まぶたはツヤではなく、マットなくすみピンクで涼しげに」

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Aシックなダスティピンクパレット。フェイス スタイリスト n 04 ¥6600/スナイデル ビューティ(限定パッケージ)

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マットなくすみピンクを上まぶたに
Aのa+cをアイホール広めにのせ、下まぶたの目尻〜3分の2にa+bをオン。またc+dを頬にひとはけ。

盛れPOINT2
キラキラを3点のせして効果的に

「アイシーなシルバーラメを選び、目頭を中心に点在させることで、品よく求心的に見せています」

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ちょこちょこ3点にのせて求心的に
上まぶたのくぼみ、目頭、黒目上の目のキワの3点にBをのせ、繊細かつ効果的に輝きを。

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B名前の通り、リアルなシルバーを採用したラメライナー。高い輝度で瞳の印象を底上げ。フジコ 本物のシルバーライナー ¥1650/かならぼ

盛れPOINT3
チーク2色使いで立体感を加える

「ピンクチークだけでなく、ブラウンのシェーディングを組み合わせて、低温ながら立体感も演出」

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ブラウンとピンクを2色塗り分ける
頬骨下のくぼみに沿って斜め下側にCのシェーディングをのせたら、頬中央から鼻脇までDを重ねる。

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Cブロンズカラーのリップオイルのミニサイズとセット。ミニラグナブロンザー&ミニリップオイルデュオ ¥4730/NARS JAPAN(限定品) Dまろやかなツヤを放つピンク。インフィニトリー カラー N EX02 ¥3520/セルヴォーク(限定色)

その他の使用コスメ

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Eまつ毛をしっかり上げて、上のみにたっぷり塗布を。フェザー ウィスプ ロング マスカラ 01 ¥4180/RMK Division F全体に塗った後、唇の山上のみ塗り重ねて。モイスチャー グレイズ リップスティック 13 ¥5830(セット価格)/SUQQU(7月18日発売)

なんで盛れる? 元ギャル二人の
メイクが盛れるヒミツを解説

どんなメイクでも、可愛い!を叶える二人。盛れるメイクのルールをクエスチョン!

YUKARI'S Makeup Rule 1
どんなメイクでも、
必ずアイラインは引く!

どんなにナチュラルメイクだとしても、インラインなのかキワなのか、ペンシルまたはシャドウなどでアイラインは絶対に引きます! その方が確実に盛れて可愛くなるんですよね。私自身もギャル育ちなので、引いた方が安心できます(笑)。

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「定番はいくつかありますが、この2本はなかでもお気に入り」。A濃密なジェル感触で、粘膜にも密着。マイクロライナーインク 01 ¥3850/SHISEIDO B絶妙なグレージュカラー。キャンメイク ラスティングリキッドライナー 10 ¥990/井田ラボラトリーズ

YUKARI'S Makeup Rule 2
“リアルでキレイ”な肌作りが大前提

昔は“引き算”が苦手でしたが、今はいかに厚塗りせず肌を盛れるかが重要に。目指すのは、実際に見てキレイな肌。一度リキッドを塗った後にコンシーラーで整えていくのが好き。細かくのせて、スポンジで何十回と叩き込みます!

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C色数が多く調整しやすいパレットタイプ。002番も愛用。スキンリフレクト フレッシュ コンシーラー 001 ¥4950/アディクション ビューティ D高いカバー力で最近愛用品に仲間入り。ビヨンド ウェア パーフェクティング コンシーラー 全10色 各¥5500/バーバリー ビューティ E何百個使ったことか! バリュースポンジN ハウス型タイプS 30P ¥506/ロージーローザ

YUKARI'S Makeup Rule 3
下まぶたに何も塗らない日は無い

昔まではまつ毛命!でどんだけ盛るかでしたが、今は目幅を出したり、輝きをのせたりと下まぶたの重要性に気付いて。色をのせなくてもヌーディな影色をのせたり、何かしらは必ず塗っていますね。その方が大人もより魅力的に。

MAQUIA 8月号
撮影/ISAC〈SIGNO〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/林 由香里 スタイリスト/町野泉美 モデル/岸本セシル 構成・文/森山和子
ボディスーツ¥148500/Chika Kisada 中に着たトップス¥13200/SHOWROOM LINKS(pelleq) イヤーカフ¥3300/805showroom(Linola) リボン/スタイリスト私物
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。

公開日:

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