まとっている本人はもちろん、見る人さえも幸せな気持ちで満たされる。中野明海さんのメイクは、そんな不思議なパワーでいっぱい! まるで“多幸感”を具現化したようなハッピーに満ちあふれる明海メイクの秘密がここに。

中野明海
多幸感メイクの秘密BOOK
明海さんとチークQ&A

多幸感メイクを極める上で、切っても切り離せないのが、チーク。そこで、チークにまつわる素朴な疑問やお悩みに、明海さんがアンサー。チークの意義を理解できれば、メイク全体の仕上がりも多幸感も、ワンランクアップ!
Q1 チークの形状の使い分け方って?
Akemi's Answer
ポイントで狙うならクリーム、広く入れるならパウダーを
「表情や気持ち、顔の造形といった、“こうなりたい”というイメージを作りやすいのがクリーム。指塗りすれば、作りたい形をポイントでコントロールできます。パウダーはオールマイティに使えますが、広い範囲にふんわり入れられるのはパウダーならではの利点」

みずみずしいツヤ感が際立つクリームタイプ。肌を透けさせて、まるで自前の血色のよう。スリーク フェイス N PK101 ¥3300/エレガンス コスメティックス

内側からにじみ出るような、シアーな発色。粉っぽさのない美しい仕上がりで、どんなスキントーンにもマッチ。NARS ブラッシュ N 777 ¥5060/NARS JAPAN
Q2 長年リピしていて、誰にでも似合うチークの定番は?
Akemi's Answer
エレガンスのピンクは永遠に定番の名品!
「Q1に載っている、エレガンスのスリーク フェイス NのPK101は、まさに多幸感を表現するにふさわしいチーク。使う人を選ばず、その人の多幸感になりすます発色が魅力。トントンと重ねても、下のファンデーションがヨレないところも優秀。ハイライト的に使えるPK107もおすすめ」
Q3 明海さんにとってチークの役割は?
Akemi's Answer
“自分がどんな気持ちになりたいか”の着地点
「もちろん血色を良く見せたり、メイクのバランスを取る役割もあるけれど、一番は自分の“こうなりたい”というイメージを表現してくれるもの。親しみやすさや愛らしさ、ハツラツとしたポジティブさを宿してくれるので、多幸感もお手のもの」
Q4 不器用でも上手にチークを塗れるブラシを知りたい!
Akemi's Answer
小さめブラシなら入れる範囲をコントロールしやすい
「大きなチークブラシだと、入れない方が良い所まで入って影になってしまったり、頬の面積が拡張されて大顔に見せてしまうことも。ハイライトブラシとされる、小さめサイズだとポイントで狙えるのでおすすめ。チークに付属しているブラシも、私的にベストなサイズ感!」
Q5 チークを入れる場所に迷ったら?
Akemi's Answer
笑った時に高くなる頬の上半分だけに入れて
「チークは自分が思っているよりも、狭い範囲で入れるのがコツ。広くのせすぎると顔が大きく見えたり、ほうれい線や頬下のコケを際立たせて老け見えさせてしまう場合もあるので注意して。小鼻の延長線上から下は赤みをのせないことを意識すれば、チークで失敗しづらくなりますよ」
MAQUIA 7月号
撮影/Kevin Chan イラスト/maegamimami 取材・文/前野さちこ 谷口絵美 構成/火箱奈央(MAQUIA)
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
公開日:































































































