2023年秋のリップメイクを大特集! ルナソルやシャネル、RMKなど人気ブランドの秋新色を使ったおすすめリップメイクのやり方をプロが徹底解説します。2023年秋リップのトレンド、最新秋メイクも必見です。
2023年秋リップのトレンドは?
【2023年秋リップのトレンド①】ジュワッとにじむツヤが魅力の「じゅるツヤリップ」
ジュワッとにじむツヤで口元に大人のニュアンスを
岡田 秋のリップは色こそさまざまだけど、質感は圧倒的にツヤが大本命!
絵梨佳 しかも今までよりもツヤの主張が強いというか……。
岡田 そう。ジュワッ、ぬめっとした、バームっぽいツヤ感が目立つね。ピュアなピンクでも質感がちょっとセクシーになることで、使いやすくなっている気がする。
絵梨佳 ツヤが強い分、透け感もあるから、見た目よりも肌になじむかも。つけてみるといい感じ。
岡田 こういうツヤって今までグロスが得意だったけど、リップスティックで仕込めるのは嬉しい。
G バームなのにベタつかない仕上がり。ルージュ・アンテルディ・バーム 25 ¥5610/パルファム ジバンシイ(限定品) H 朝露のようなみずみずしいツヤ。リップスティック CS 130 ¥2200(ケース別売り¥1100)/ポール & ジョー ボーテ(限定品) I 潤い成分がうるツヤ質感を持続。リップグロウ セラムバーム 09 ¥3080/ジルスチュアート ビューティ
【2023年秋リップのトレンド②】どんなメイクも一気に洒落る「粘膜見えリップ」
まるで素のような絶妙な色みで、唇の魅力を引き立たせてくれる“粘膜見えリップ”。今季は、バームタイプやスフレマットなど、質感のバリエが豊富。どれも軽やかな仕上がりは共通しているので、サラッと気軽に塗れ、さりげなくセンシュアルな立体感をアシスト。
A【ふっくら立体的に魅せるスフレ質感】ほのかに甘いピンクベージュ。4種の植物由来オイル配合。ピュア リップ スフレ 01 ¥2970/スナイデル ビューティ B【セカンドスキンのような肌なじみ】ふんわりマット質感。チークとしても使える万能さ。ヴァレンティノ リキロッソ 77A ¥5500/ヴァレンティノ ビューティ C【ドラマティックにツヤめくヌードモーヴ】バームのようにスルスルとなじみ、みずみずしい唇に。ザ リップスティック エクストレム シャイン 107 ¥4070/アディクション ビューティ(限定品)
2023年秋新色でつくるおすすめリップメイクのやり方
「YSL ルージュ ピュールクチュール ザ ボールド 1968」を使った秋メイク
ローズリップ×レッドブラウン系のアイシャドウで大人のワントーンメイク
使用した2023年秋新色リップ&コスメ
A サテンからマットまで質感の異なる5色をセットしたレッドブラウン系。洗練されたハーモニーを奏でる。ディオールショウ サンク クルール 689 ¥9130/パルファン・クリスチャン・ディオール B 理想のボリュームとカールを叶えてくれるセンシュアルなブラウン。ノワール ジェ 02 ¥5500/ゲラン C ヌーディーローズ の“粘膜カラー”。濃密な発色とツヤ感が魅力。ルージュ ピュールクチュール ザ ボールド 1968 ¥5720/イヴ・サンローラン・ボーテ
2023年秋新色リップを使ったメイクのやり方
EYE:Aの1をブラシで二重幅に広げる。Aの2を上まぶたの眉下にかかるくらいまでブラシで重ね、目尻から外側に4〜5mmハミ出させて。Aの3と2を混ぜて、筆で涙袋の上にふんわり。ビューラーでまつ毛の根元をカールアップしたら、Bを上下に1度塗り。キレイなセパレートを目指して。 LIP:上唇の山をならすように、Cをオーバーめに直塗り。
「KANEBO N-ルージュ 117」を使った秋メイク
ベージュリップ×グリーンカラーのアイシャドウでお洒落なエフォートレスモードメイク
使用した2023年秋新色リップ&コスメ
A ライムグリーンとカーキゴールドがアクセントのモダンなカルテット。シンクロマティック アイシャドウパレット EX-02 ¥6380/RMK Division(限定品) B 光をかすかに感じるマットなヌードベージュ。KANEBO N-ルージュ 117 ¥4400/カネボウインターナショナルDiv.
2023年秋新色リップを使ったメイクのやり方
EYE:Aの1を目尻より外側まで自然とハミ出すようにブラシでアイホールに広げる。2を涙袋の上にふわっとなじませる。このとき、目頭を少しだけ“く”の字に囲み、目尻側1cmくらいハミ出させることでキレ長っぽく。3と4を混ぜて下まぶたのキワ全体に。LIP:Bを唇全体に直塗り。上唇の山をなだらかにするイメージで、少しオーバー気味に。
「ルナソル プランプメロウリップス サテン EX12」を使った秋メイク
ピンクリップ×優しい発色のアイシャドウで華やかなミュートピンクメイク
「優しい発色のピンクやオレンジをレイヤードして、ふわっとした色の広がりで印象的に。肩の力が抜けているように見えながらも繊細に作り込んだやわらかな目元を、コケティッシュなピンクのマスカラとリップでドレスアップ。どこまでも品よく華やかなミュートトーンのメイクは、愛らしくもありスタイリッシュ」
使用した2023年秋新色リップ&コスメ
A 重厚感溢れるゴールドブラウン系の3色にはかなげなベビーピンクを添えた華麗なグラデーション。ルナソル アイカラーレーション 20 ¥6820、シャイニーなベリーピンク。B 同 シャイニングラッシュマスカラ EX01 ¥3850(限定品)、サテンのようになめらかなビビッドピンク。表情までもを華やかに。C 同 プランプメロウリップス サテン EX12 ¥4400(限定品)/カネボウ化粧品
2023年秋新色リップを使ったメイクのやり方
EYE:Aの1をブラシでアイホール広めになじませ、2を目尻から外側にスッとのせてフェードアウトさせる。3を目頭と目尻を外した下まぶたに。1を涙袋の上にさらっとかぶせて、先にのせた2の印象をまろやかに。まつ毛はカールさせない状態で、上下にBを塗る。LIP:輪郭を丁寧に取りながらCを全体に。オーバーに塗ってプランプアップ。
「アディクション ザ リップスティック エクストレム シャイン 016」を使った秋メイク
ベージュリップ×コーラルカラーのアイシャドウで血色ヌーディーメイク
使用した2023年秋新色リップ&コスメ
A コーラルピンクやホワイトパールで瞳印象を明るく。レ キャトル オンブル ビザンス 318 ¥9680/シャネル(限定品) B 洗練感を引き出すヌードベージュ。アディクション ザ リップスティック エクストレム シャイン 016 ¥4070/アディクション ビューティ
2023年秋新色リップを使ったメイクのやり方
EYE:Aの1を上まぶたのアイホール全体に広げる。目尻側に“く”の字を描くようにAの2を、上まぶたの中央&目頭側にも“く”の字になるようAの3を重ねる。上まぶたのキワにはAの4でシャドウラインを細く忍ばせる。LIP:ファンデーションで素の唇の色をしっかりオフしてから、Bを直塗り。輪郭を取らずにラフに塗ることで色っぽさがアップ。
「NARS アフターグロー センシュアルシャイン リップスティック 217」を使った秋メイク
うるツヤリップ×きらめきアイシャドウで大人の好バランスメイク
使用した2023年秋新色リップ&コスメ
A 立体的な輝きと圧倒的なツヤが唇を包み込む。アフターグロー センシュアルシャイン リップスティック 217 ¥4400/NARS JAPAN B 暖色×寒色でクールな目元に。シグニチャー カラー アイズ 128 ¥7700/SUQQU(限定品) C 花びらのようなソフトマット質感で、柔らかく上気した頬を装う。ブルーム ミックスブラッシュ コンパクト 23 ¥4620/ジルスチュアート ビューティ(限定品)
2023年秋新色リップを使ったメイクのやり方
LIP:輪郭よりも少しオーバーめにAを直塗りし、にじみ感を演出。EYE:Baをアイホール広めに伸ばし、Bbを大きめのチップで上まぶたのきわ全体にのせる。Bc&dを細チップに混ぜ取り、下まぶたの目頭から目尻までライン状に入れる。CHEEK:Ca&bをブラシに取り、頬骨から頬の中央に向かって高めに広げる。
「ジバンシイ ルージュ・アンテルディ・ クリーム・ベルベット 12」を使った秋メイク
マットなベージュリップ×透け重カーキアイシャドウで、大人のこなれメイク
使用した2023年秋新色リップ&コスメ
透け色揃いで
重ねても沈まない
A 左下のプライマーカラーがまぶたのくすみを晴らし、アイカラーがくすまずに発色。クレ・ド・ポー ボーテ オンブルクルールクアドリ (リフィル) 4 ¥6380(ケース別売り¥3300)
クリーミーな薄膜
マットが垢抜ける
B リュクスな温かみを感じる、品ありベージュ。ジバンシイ ルージュ・アンテルディ・ クリーム・ベルベット 12 ¥5500/パルファム ジバンシイ
C スキンケア成分を豊富に配合し、粉っぽさを感じないしっとり質感に。チークブラッシュ 02 ¥550/セザンヌ化粧品
2023年秋新色リップを使ったメイクのやり方
EYE:Aaをアイホールに広げたら、Abを同じ範囲に広げる。チップにAcを取り、チップの幅に合わせて上まぶたのきわ全体にのせ、グラデーションに。Ab&cを同量チップに取ったら、下まぶたのきわ全体にのせて瞳を囲む。LIP:チップで丸く輪郭を取りながら、唇全体にBを塗る。CHEEK:Cをブラシにたっぷり含ませ、小鼻横から横長の楕円状に入れてシャープな印象に。
「センサイ ラスティング プランプリップスティック (レフィル) LP03」を使った秋メイク
ピンクリップ&アイシャドウでピュアなワントーンメイク
使用した2023年秋新色リップ&コスメ
陰影を引き立てる
ダスティピンク
A 色とサイズが異なる数種類のパールを配合し、まぶたの透明感を高めながら彩る。SUQQU スック リクイド ラスター アイズ 05 ¥4070
薄膜&ツヤ感で
唇にしっくりなじむ
B ひと塗りで見たままの発色を叶える。つけている間中、潤いと光沢が続く優秀処方。センサイ ラスティング プランプリップスティック (レフィル) LP03 ¥4180(ケース別売り¥1650)/カネボウ化粧品
C ピーチとパールのニュアンスで、ヘルシーかつ無邪気な表情に。ジェン ヌード ハイライター ピンク グロー ¥3850/ベアミネラル
2023年秋新色リップを使ったメイクのやり方
EYE:Aを指に取り、まぶた全体に伸ばしたら、さらにアイホールに重ねてグラデーションを作る。下まぶたにはあえて何も塗らないのが、ピュア顔に導くコツ。LIP:Bを唇の形に合わせて直接塗る。CHEEK:Cをブラシに含み、小鼻横に大きな円を描くようにふんわりと広げ、あどけなさをアピール。
2023年秋新色リップを使った最新秋メイク
2023年秋新色「エレガンス ルージュ クラジュール 02」を使った最新秋メイク
知性を感じさせる、大人の秋メイク
使用した2023年秋新色リップ&コスメ
A 華やかなきらめきと共に、目元に奥行きをもたらす。シグニチャー カラー アイズ 128 ¥7700/SUQQU(限定品) B まつ毛の影になりすます、極細ペンシル。カネボウ シャドウジェルライナー SG1 ¥3520/カネボウインターナショナルDiv. C 肌の内側から光を放つようなシームレスチーク。アフターグロー リキッドブラッシュ 02802 ¥4620/NARS JAPAN D ツヤとうるおい、発色が続く美唇へ。ルージュ クラジュール 02 ¥4180/エレガンス コスメティックス
2023年秋新色リップを使ったメイクのやり方
アイパレット(A)のaをアイホールへのばし、二重幅にbを、さらに、dのラメを上まぶた全体に重ねる。下まぶたはキワ全体にcを軽くのせ、上まつ毛のキワを埋めるようにBでラインを引き、目元を引き締めて。上下のまつ毛は黒マスカラをさらっと1度塗り。Cを頬の中央よりやや高めに逆三角形になるようになじませ、唇にDを直塗りすれば、大人のラメメイクが完成!
2023年秋新色「ルナソル プランプメロウリップス EX20」を使った最新秋メイク
立体感が際立つ秋の砂漠ベージュメイク
使用した2023年秋新色リップ&コスメ
1 左下のプライマー効果で濁らず美発色。重ねるほど奥行きが生まれる。オンブルクルールクアドリ 2 ¥6380(ケース別売り¥3300)/クレ・ド・ポー ボーテ 2 さりげないダークブラウン。マスカラ ディオールショウ アイコニック オーバーカール 694 ¥5610(セット価格)/パルファン・クリスチャン・ディオール 3 毛流れまで整える。アイブロウワックス&パウダー W2 ¥660/セザンヌ化粧品
4 スキンケア級のデューイーなツヤが宿る。インウイ ハイライター 01 ¥5500/資生堂 5 リアルな影を追求。カネボウ シャドウオンフェース 01 ¥3300/カネボウインターナショナルDiv. 6 レッドパールがリアルな血色感を演出。ピュア カラー ブラッシュ 142 ¥6050/SUQQU(限定品) 7 シックなベージュをフレッシュなツヤで軽やかに昇華。ルナソル プランプメロウリップス EX20 ¥4400/カネボウ化粧品(限定品)
2023年秋新色リップを使ったメイクのやり方
EYE:アイホールに1aを広げたら二重幅に1bを重ね、眉下から二重幅にかけて1cをフワッとブラシで被せる。1aを指に取り、下まぶたのキワ全体をなぞるように伸ばしたら、チップを使って1dを下まぶたのキワに入れ、上下のまつ毛に2を塗る。EYEBROW:眉の隙間を3aで埋め、全体に3bを重ねる。SKIN:4を指に取り、鼻根と鼻先、頬の内側にのせたら、眉頭から目頭、小鼻の膨らみ部分に5を直塗りして、指でなじませる。CHEEK:頬の高い位置から小さめの逆三角形を描くように6を入れる。LIP:7をブラシに取り、若干オーバーめに輪郭を取りながら、全体をムラなく塗りつぶす。
2023年秋新色「アディクション ザ リップスティック エクストレム シャイン 017」を使った最新秋メイク
下まぶたのラインで作る、秋の一点重厚メイク
使用した2023年秋新色リップ&コスメ
1 重厚感のあるレッドパレット。ディオールショウ サンク クルール 673 ¥9130/パルファン・クリスチャン・ディオール 2 洗練されたグレージュ。カネボウ シャドウジェルライナー SG2 ¥3520/カネボウインターナショナルDiv. 3 濃く長いまつ毛に。ファシオ ウルトラ WP マスカラ(ロング) 01 ¥1320(編集部調べ)/コーセー 4 シマーな血色カラー。ルナソル カラーリングシアーチークス(グロウ) EX06 ¥3850(セット価格)/カネボウ化粧品(限定品) 5 体温にとろけてじゅわりと発色。ザ リップスティック エクストレム シャイン 017 ¥4070/アディクション ビューティ
2023年秋新色リップを使ったメイクのやり方
EYE:アイホールに1aを伸ばしたら、二重幅に1bを重ね、さらに上まぶたのキワに1cをオン。下まぶたの涙袋部分に1aを広げ、下まぶたのキワも1cで締める。黒目の上下に1dを指でポンとのせる。2で下まぶたにインサイドラインを引いたら、3を上まつ毛にたっぷり塗る。CHEEK:頬骨に沿って4を広く、横長に入れてヘルシーな印象に。LIP:5を唇に直接塗る。
2023年秋新色「シャネル ルージュ ココブルーム 160」を使った最新秋メイク
青み×黄みであどけなさを引き出すカラフル秋メイク
使用した2023年秋新色リップ&コスメ
1 ラベンダー、青みピンク、キャメルオレンジが絶妙に調和。ルナソル アイカラーレーション 21 ¥6820/カネボウ化粧品 2 ラベンダーとアッシュの組み合わせで抜け感が宿る。ニュアンスブロウパレット 07 ¥3520/ジルスチュアート ビューティ 3 内側からにじむような血色感に。アフターグロー リキッドブラッシュ 02801 ¥4620/NARS JAPAN 4 深みと透け感のバランスが秀逸。ルージュ ココブルーム 160 ¥5500/シャネル(限定品)
2023年秋新色リップを使ったメイクのやり方
EYE:アイホールよりひとまわり広めに1aを広げ、上まぶたのキワに1bを重ねたら、黒目下にだけ1cをのせる。EYEBROW:中間から眉尻に向けて2aで眉を描き足したら、眉全体に2bをのせ、2cで眉頭をなじませる。CHEEK:頬の内側に3のチップで直接2点置きしたら、あまり横には広げず下方向にトントンとなじませる。LIP:4を唇に直塗りしたら、中央部分に重ね塗りをしてふっくらと。
2023年秋新色「RMK リクイド リップカラー EX-02」を使った最新秋メイク
ブラウン×オレンジニュアンスの目元がポイントの秋メイク
使用した2023年秋新色リップ&コスメ
A「ゲランのパレットは発色が綺麗でラグジュアリー感もあってお気に入り。4色の配色がとにかくオシャレ」オンブル ジェ 910 ¥10340/ゲラン B「肌にほんのり温度感とツヤを足してくれる絶妙カラー」ルナソル カラーリングシアーチークス(グロウ) EX06 ¥3850(セット価格)/カネボウ化粧品(限定色) C「ローズ系カラーに目がなくて♡ 秋らしい深みがありつつ、日常にも使いやすい」RMK リクイド リップカラー EX-02 ¥4180/RMK Division(限定色)
2023年秋新色リップを使ったメイクのやり方
EYE:Aの右下のコッパーを二重幅よりも少し広めにオン。その上から左上の深みのあるオレンジを、アイホール全体にふんわり重ねる。上まぶたのキワは、左下のマットブラウンでラインを引く感覚で埋める。下まぶたには左上+右上を、目尻側が濃くなるようグラデ塗り。CHEEK:Bを頬骨の高い位置を中心に逆三角形を描くようにオン。LIP:Cをチップで丁寧に塗布する。
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編集部
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